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人工衛星・探査機による貢献 水星探査計画「BepiColombo」

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2017年7月6日 更新

水星磁気圏探査機(MMO)の開発状況と今後の予定

水星磁気圏探査機(MMO)の開発状況と今後の予定

水星磁気圏探査機(MMO)は2015年4月中旬にJAXA相模原キャンパスを出発し、欧州宇宙機関(ESA)に到着しました。
ESAでは、2016年6月にオランダのESA欧州宇宙技術研究センター(ESTEC)でMMO-MPO接続試験を行い、2017年2月に初期運用模擬試験を行いました。
2017年3月からは全機結合試験を行っており、機械環境試験後のMMO単体健全性確認後、2018年には射場(フランス領ギアナ)へ輸送され、2018年10月に打ち上げを予定しています。
詳細はこちらをご覧ください。

水星探査計画「BepiColombo」とは

(提供:池下章裕)

謎に包まれる惑星の素顔を探る
水星探査プロジェクト「BepiColombo」

「BepiColombo(ベピコロンボ)」とは、日本とヨーロッパ(European Space Agency(ESA):欧州宇宙機関)と共同で計画中の水星探査ミッションの名前です。
水星は、太陽に近い灼熱環境と軌道投入に要する多大な燃料から周回探査は困難で、過去の探査は米国マリナー10号の3回の通過(1974~1975年)のみでした。 この時、金星を通過してその重力でスイングバイを行うことによって何回か水星に接近できることを示唆したのが、イタリアの著名な天体力学者ジウゼッペ・コロンボ博士で、新しい水星探査ミッションの名前には博士の愛称である「BepiColombo」が使われています。

マリナー10号の探査によって、水星にも磁場と磁気圏活動があることが発見されました。「BepiColombo」は、この惑星の磁場、磁気圏、内部、表層を初めて多角的・総合的に観測し、「惑星の磁場・磁気圏の普遍性と特異性」、「地球型惑星の起源と進化」について明らかにします。

「BepiColombo」の観測ミッション

この計画は、観測目的に合わせた「2つの周回探査機」から構成されます。表面・内部の観測を行う「水星表面探査機(MPO)」と、磁場・磁気圏の観測を行う「水星磁気圏探査機(MMO)」)です。

JAXAは、日本の得意分野である磁場・磁気圏の観測を主目標とするMMO探査機の開発と水星周回軌道における運用を担当し、ESAが、打ち上げから惑星間空間の巡航、水星周回軌道への投入、MPOの開発と運用を担当します。

MMOとMPOはアリアン5型ロケットで一緒に打ち上げられ、水星到着後に分離して、協力しながら約1年間の観測を行う予定です。

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