国際宇宙ステーションの運用延長参加に対する
日本国政府決定について
(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 理事長談話)
平成27年12月22日
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
平成27年12月22日、日米両国政府が国際宇宙ステーション(ISS)に係る新たな日米協力の枠組みについて合意し、2024年までの我が国のISS運用延長への参加が決定されました。
JAXAとしては、「きぼう」日本実験棟及び宇宙ステーション補給機「こうのとり」の運用・利用を通じて、今回の運用延長に相応しい成果を責任をもって創出していく決意を新たにするところであります。
今回、日米で合意した新たな枠組みである「日米オープン・プラットフォーム・パートナーシップ・プログラム(JP-US OP3)」は、今後の宇宙開発において、日米の協力関係を新たな段階に先導する役割を果たすものです。
JAXAとしては、この枠組みを最大限に生かし効果的・効率的に「きぼう」や「こうのとり」の新たな活用を推進し、我が国の宇宙政策を具現化していきます。
引き続き、ISS計画への国民の皆様のご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。
平成27年12月22日
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
理事長 奥村 直樹