プレスリリース・記者会見等

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宇宙ステーション補給機「こうのとり」8号機(HTV8)の
大気圏への再突入完了について

2019年(令和元年)11月3日

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

 宇宙ステーション補給機「こうのとり」8号機(HTV8)は、11月3日(日)10時41分(日本時間)に第3回軌道離脱マヌーバを実施し、大気圏に再突入しました。
 HTV8は、所期の目的である国際宇宙ステーション(ISS)への物資輸送を完遂しました。
 なお、再突入推定時刻及び着水推定時刻は下記のとおりです(日本時間)。

再突入推定時刻 2019年11月3日(日) 午前11時9分頃
着水推定時刻 2019年11月3日(日) 午前11時20分頃~11時52分頃
※:高度約120km

参考リンク:より詳細につきましては、次のインターネットアドレスをご覧ください。



理事長談話

宇宙ステーション補給機「こうのとり」8号機(HTV8)のミッション完了について

 本日、宇宙ステーション補給機「こうのとり」8号機(HTV8)は軌道離脱を実施し、計画どおり、大気圏に再突入しました。 「こうのとり」8号機は、2019年9月29日に国際宇宙ステーション(ISS)への結合に成功した後、約34日間、ISSに係留しておりました。その間、ISS運用に欠かせない補給品・利用物資などをISSへ移送し、ISSからの不用物資を搭載して、本日の大気圏への再突入を無事完遂することができました。今回で8機連続の成功です。

 「こうのとり」8号機では、6号機7号機に引き続いての日本製リチウムイオン電池を使用した複数のISS新型バッテリなど、「こうのとり」でしか運べないISS運用の根幹を担う貨物を確実に輸送するとともに、小型衛星光通信実験装置(SOLISS)、惑星表面の柔軟地盤の重力依存性調査の装置(Hourglass)、小型衛星放出機構(JSSOD#12)などの「きぼう」日本実験棟で実施する実験装置を輸送し、SOLISSについては初期チェックアウトを完了しました。

 また、今号機から採用したスタートラッカを用いた姿勢制御は常時適切に行われ、また新型補給ラックにより輸送物資の搭載効率を大幅に向上させるなど、現在開発中の新型宇宙ステーション補給機HTV-Xに先駆けて導入した新規技術の有効性を実証することができました。

 来年度に打上げを予定する9号機で現行の「こうのとり」は最後のミッションになります。これまで蓄積し高めてきた技術で最終号機でもミッション成功を目指すとともに、後継となるHTV-Xへ着実に技術継承するよう、努めてまいります。

 最後に、これまで多大なご協力、ご支援をいただきました国内外の関係機関の皆様方及び国民の皆様方に心からお礼を申し上げます。

2019年11月3日
宇宙航空研究開発機構
理事長 山川 宏

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