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プレスリリース・記者会見等

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JAXAと国連宇宙部との連携協力(KiboCUBE)に基づく
第2回選定のグアテマラ衛星の「きぼう」からの放出について

2020年(令和2年)4月30日

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

 第2回KiboCUBE選定の、グアテマラ・デル・バジェ大学(以下、「バジェ大学」)の超小型衛星(衛星名:Quetzal-1(ケツァル-1))が2020年4月29日に「きぼう」日本実験棟より放出されました。衛星放出のライブ映像や筑波宇宙センターの「きぼう」運用管制室の様子が配信され、バジェ大学関係者はグアテマラ共和国内から見守りました。
 Quetzal-1は、グアテマラ共和国初の人工衛星として開発され、「きぼう」からの放出後、バジェ大学が運用を行います。今回得られる衛星開発技術および技術実証で得られる観測データは、将来のリモートセンシング技術開発に繋がるものです。

第2回KiboCUBE Quetzal-1のスケジュール(以下、日本時間)
  • 2017年9月11日 第2回KiboCUBEとして選定したことを発表
  • 2019年12月6日 JAXAに衛星引き渡し
  • 2020年3月7日   国際宇宙ステーション(ISS)へ打上げ
  • 2020年4月29日 「きぼう」日本実験棟より、ロボットアームにより放出
(参考)国連宇宙部との連携協力(KiboCUBE)については、以下のプレスリリースを参照ください。
「きぼう」より放出されたQuetzal-1

写真:「きぼう」より放出されたQuetzal-1(©JAXA/NASA)

関係者のコメント

JAXA 佐々木宏 理事、有人宇宙技術部門長のコメント

第2回KiboCUBEとして選定されたグアテマラ・デル・バジェ大学の超小型衛星(Quetzal-1)が着実に放出されたことに安堵するとともに、国連宇宙部及びバジェ大学関係者のご尽力に敬意を表します。今回Quetzal-1の開発と技術実証を通じて得られた経験や知見が今後のグアテマラ共和国のリモートセンシング技術の更なる発展につながることを期待しております。また、「きぼう」日本実験棟の利用を通じてグアテマラの宇宙技術の発展に貢献できる事を誇りに思います。最後に、改めましてグアテマラ初となる人工衛星の「きぼう」日本実験棟からの放出成功、おめでとうございます。

国連宇宙部 Simonetta DiPippo 部長のコメント

(原文)
Together with JAXA, our partners in the KiboCUBE project that made this deployment possible, we are delighted to welcome Guatemala to the growing community of space-faring nations! We stand ready to continue to support the utilization of this CubeSat and the overall development of the space sector in Guatemala. Today you made us immensely proud of having being part of this historic achievement.
(概要)
KiboCUBEの協力パートナーであり、また今回の衛星放出を実現したJAXAとともに、宇宙コミュニティの一員としてグアテマラを迎えることを嬉しく思います。我々としては、今後もグアテマラ衛星の利用面だけでなく、国全体の宇宙開発を継続的に支援したいと考えております。この歴史的な成功の一部に関われたことをとても誇りに思います。

グアテマラ・デル・バジェ大学 Roberto Moreno 学長のコメント

(原文)
Today is a very special day for the members of Universidad del Valle, as well as for all Guatemalans. Finally, the first Guatemalan satellite was deployed from the International Space Station, after having been sent into space in March. This is a very important project for our community, with a deep sense of ownership by all units of the University, including not only the academic area, but all administrative and support areas. We are proud of the talented group of students, alumni, and professors that form part of a group of over one hundred members of our students and staff that made it possible. The deployment of this satellite into space is a tangible evidence of the fulfillment of the mission of Universidad del Valle de Guatemala, which aims to put science, technology, and education to the service of society and to prepare the highly needed change agents that will contribute to the development of the region. The message that we are sending today with the deployment of Quetzal-1 is a one of hope and optimism, demonstrating that we can accomplish challenging goals, join efforts, serve our communities and live meaningful lives.
(概要)
本日はバジェ大学にとっても、グアテマラの全国民にとっても、特別な日となりました。今年3月にグアテマラ初となる衛星がISSに打ち上げられた後、本日、無事にISSから放出されました。これは我々にとっても重要なプロジェクトであり、バジェ大学の学生や教授、事務やスタッフが一丸となって進めてきました。このプロジェクトには、100名を超える優秀な学生、同窓生、教授が関わって実現したものであり、彼らのことを大変誇りに思います。グアテマラ衛星の放出成功は、科学・技術・教育を通じて社会に貢献し、将来の地域の発展を担う学生を育成する、というバジェ大学の理念を具現化したものです。Quetzal-1の放出を通じて、努力によりチャレンジングな目標達成が可能であること、また社会に貢献して豊かな生活を送ることができる、というメッセージを皆さんに示すことが出来たと思います。

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