プレスリリース・記者会見等

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小惑星探査機「はやぶさ2」搭載カプセルの豪州への着陸許可について

2020年(令和2年)8月19日

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機「はやぶさ2」搭載カプセルの地球帰還に関し、2020年8月10日に着陸想定地を管轄する豪州政府から着陸許可が発行された旨の連絡を得ましたのでご報告いたします(発行日は2020年8月6日)。
 カプセルの再突入日は、2020年7月14日付プレスリリース「小惑星探査機「はやぶさ2」のカプセル帰還に関する豪州宇宙庁(ASA)との共同声明の発表について」にてお知らせしましたとおり、2020年12月6日(日本・豪州時間)、着陸場所は豪州ウーメラ立入制限区域の予定です。本許可が得られたことで、カプセル回収の実施に向けて大きく前進しました。引き続き、「はやぶさ2」の地球帰還、カプセルの再突入へ向けて慎重な運用を続けるとともに、適時、運用状況についてお知らせいたします。

図1

JAXA理事長 山川 宏のコメント

 このたび、豪州政府より「はやぶさ2」のカプセル帰還・回収活動実施について許可をいただき、大変光栄に存じます。審査を担当いただいた豪州宇宙庁をはじめ、多方面の日豪関係機関のみなさまにご協力をいただきましたことに、心よりお礼申し上げます。
 2020年12月の回収ミッション成功に向け、より一層豪州との連携を深めながら、準備を進めてまいります。

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