プレスリリース・記者会見等

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観測ロケットS-520-31号機実験の実施について

2021年(令和3年)6月1日

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、観測ロケットS-520-31号機実験につきまして、下記のとおり実施することをお知らせいたします。

実験期間 :2021年7月20日(火)~2021年8月31日(火)(実験予備期間を含む)
実験場所 :内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝属郡肝付町)
打上げ予定ロケット :S-520-31号機
実験予定日 :2021年7月20日(火)5:30~6:00(日本標準時)
実験概要 :[深宇宙探査用デトネーションエンジンシステム実証実験] 本実験は、燃料と酸素の混合ガスが爆発的に反応した際に生じる衝撃波(爆ごう波)を安全かつ効率良く推力に変換するロケットエンジン技術の世界初となる飛翔実証です。
衝撃波を間欠的に発生させるパルス・デトネーション・エンジン(PDE)と、ドーナツ状の空間内を連続的に衝撃波を回転させる回転デトネーション・エンジン(RDE)を組み合わせたデトネーション・エンジン・システム(DES)の技術・性能を検証します。また、大容量実験データ取得を目的に、分離カプセル(RATS)を洋上へ緩降下させてヘリコプターで回収する実験も併せて行います。


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