プレスリリース・記者会見等

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観測ロケットS-520-34号機実験の実施[再設定]

2024年(令和6年)9月17日

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「液体推進剤回転デトネーションエンジンシステム飛行実証実験」を目的とした観測ロケットS-520-34号機実験の打上げについて、下記のとおり実施いたします。

実験期間 :2024年11月14日(木)~2024年12月31日(火)(予備期間含む)
実験予定日 :2024年11月14日(木)11:30~12:30(日本標準時)
※時刻は24時間制表記
実験場所 :内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝属郡肝付町)
打上げ予定ロケット :S-520-34号機
実験概要 [液体推進剤回転デトネーションエンジンシステム飛行実証実験]
 観測ロケットS-520-31号機でのデトネーションエンジンシステム(DES)の宇宙実証の成功を踏まえ、液体燃料(エタノール)と酸化剤(液化亜酸化窒素)を用いた旋回型デトネーションエンジンシステム(DES2)を開発し、実際に宇宙空間で作動させ、その推進性能等を評価することを目的としています。
 DES2の作動中に取得された大容量データ(デジタル画像)は、搭載するインフレータブル型データ回収システム(RATS2)にて回収します。

※デトネーションエンジンシステム:
燃料と酸化剤の混合ガスが爆発的に反応した際に生じる衝撃波(爆ごう波)を安全かつ効率良く推力に変換するロケットエンジン技術

以上

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