水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W)とは
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「しずく」に搭載されている高性能マイクロ波放射計2は、 直径約2mの大きなアンテナで、海面や海氷、大気から 放射される微弱な電波を捉え、水に関する様々な物理 量を観測します。観測データは、気象予報や漁業、 極域での船舶航行などに利用されています。 |
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トピックス
一覧GSMaPが台風委員会の地域の洪水予測に大きく貢献し「キンタナール賞」を受賞!
水災害・リスクマネジメント国際センター(ICHARM)、国際建設技術協会(IDI)とJAXAのジョイントチームが「キンタナール賞」を受賞しました。 キンタナール賞とは、国際連合アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)と世界気象機関(WMO)の下に、台風による被害を軽減するべく設立された政府間組織である「台風委員会(Typhoon Committee)」の活動に大きく貢献した機関を対象に、年1回授与されます。 JAXAは、衛星全球降水マップ(GSMaP)※を開発・提供しており、このGSMaPが台風委員会の地域の洪水予測に大きく貢献しました。「キンタナール賞」の受賞は、気象庁を除く、日本の機関としては初となります。 ![]() 2021年2月23~25日に日本の主催によりオンラインで開催された ![]() 全球降水観測計画(GPM)主衛星を中心として、水循環変動観測衛星「しずく」等の複数の衛星を組み合わせて開発している世界の雨マップです。利用ユーザは世界138カ国に広がり、降水監視・洪水予測・干ばつ監視・農業等の様々な分野でGSMaPの利用が進んでいます。
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プレスリリース
一覧-
- 2019年9月27日 15:00 プレスリリース
- 北極海の海氷面積が9月17日に年間最小値を記録 ~薄氷化が進行~
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- 2019年3月28日 14:00 プレスリリース
- 衛星全球降水マップ(GSMaP)の活用に向けた気象庁と宇宙航空研究開発機構の技術開発連携について
特集
2013年12月11日
動画ニュース:宇宙から地球を健康診断する衛星「しずく」
2008年7月1日
私たちの地球を守るために~環境問題に貢献するJAXAの取り組み~
2007年
チームリーダが語る私たちのミッション