温室効果ガス観測技術衛星2号「いぶき2号」(GOSAT-2)とは
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「いぶき」を引き継ぎ、さらなる温室効果ガスの観測機能・性能の向上を目指す高性能な観測センサを搭載して、温室効果ガス観測精度の向上を目指した地球観測衛星です。二酸化炭素と一酸化炭素を組み合わせて観測し、解析することで「人為起源」の二酸化炭素の排出量の推定をしていきます。これらのデータは、パリ協定や各国の気候変動対策などへの貢献が期待され、「国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」により、各国の温室効果ガスの排出量算定の精度を高めるために活用されることになりました。 |
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トピックス
一覧パリ協定実現に向けた温室効果ガスの長期観測継続へ ~「いぶき2号」による二酸化炭素分布の初解析~
温室効果ガス観測技術衛星2号「いぶき2号」による全球温室効果ガス濃度分布の解析結果が得られました。「いぶき2号」により、2009年以降世界で唯一11年を超えて宇宙から温室効果ガス観測を継続している「いぶき」ミッションを継承し、パリ協定実現に不可欠な温室効果ガスの長期的な変動モニタができるようになりました。 「いぶき2号」のデータを用いた全球の二酸化炭素、一酸化炭素、メタン濃度の解析結果をご紹介します。 「いぶき」「いぶき2号」が観測した全球二酸化炭素濃度(2019年9月) |
プレスリリース
一覧-
- 2019年5月16日 14:00 プレスリリース
- 欧州気象機関(EUMETSAT)との温室効果ガスのリモートセンシング及び関連ミッションに関する協定の締結について
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- 2018年12月26日 14:00 プレスリリース
- 「いぶき2号」搭載 温室効果ガス観測センサ2型(FTS-2)の初観測について
相乗り小型副衛星
JAXAは、我が国の宇宙開発利用を広げるとともに、超小型衛星を利用した教育・人材育成への貢献を目的として、民間企業、大学等が製作する超小型衛星を無償にて打ち上げる機会を提供しています。
H-IIAロケット40号機では、相乗りする小型衛星の公募を行い、小型副衛星が4機打ち上げられました。
衛星名称 (開発機関) |
ミッション概要 | 外形寸法 質量 |
外観 | ||||||||
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DIWATA-2B (東北大学) |
フィリピン国内の天然資源モニタリングおよび災害監視を実施する |
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地球低軌道 環境観測衛星 「てんこう」 (九州工業大学) |
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Stars-AO (静岡大学) |
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AUT-cube2 (愛知工科大学) |
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動画
- 2018年10月25日
- 温室効果ガス観測技術衛星2号「いぶき2号」(GOSAT-2)の衛星分離・観測イメージCG
- 2018年10月5日
- 「いぶき2号」紹介映像
パンフレット
- 温室効果ガス観測技術衛星2号「GOSAT-2」(2.7MB)