ページの先頭です

SDGsへの貢献

SDGs(持続可能な開発目標)とは

世界を変えるための17の目標

2015年の9月25日-27日、ニューヨーク国連本部において、「国連持続可能な開発サミット」が開催され、150を超える加盟国首脳の参加のもと、その成果文書として「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。
アジェンダは、人間、地球及び繁栄のための行動計画として、宣言および目標を掲げました。
この目標が、ミレニアム開発目標(MDGs)の後継であり、17の目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標(SDGs)です。
国際連合広報センターHPより

JAXAは、宇宙開発利用を技術で支える中核的実施機関として、SDGsを世界の共通語およびイノベーションの機会として活用し、様々なパートナーと連携しながら、社会課題解決と共通価値の創出に向けた先導的技術開発とその成果の展開を通じて、安全で豊かな社会の実現に取り組んでいます。
科学技術のSDGsに対する貢献は大きく期待されており(STI for SDGs)、これに関するJAXAの取り組みの例を紹介します。

SDGsにおけるJAXAの取り組み事例

宇宙からアジア太平洋地域の災害被害の軽減を目指す

◆センチネル・アジア

地球観測衛星によるアジア太平洋地域の災害監視を目的として2006年に発足した国際協力プロジェクトです。地球観測衛星など宇宙技術を使って得た災害関連情報をインターネット上で共有し、台風、洪水、地震、津波、火山噴火、山火事など自然災害被害を軽減、予防することを目的としています。

宇宙から森林変化を監視し、豊かな熱帯の管理を目指す

◆JICA-JAXA熱帯林早期警戒システム(JJ-FAST)

独立行政法人国際協力機構(JICA)とJAXAは、陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)を用いて約80か国の熱帯林の伐採・変化の状況をモニタリングし、インターネットにアクセスできる環境であれば誰でも手軽に伐採状況を確認することができる「JICA-JAXA熱帯雨林早期警戒システム(JJ-FAST)」サービスを提供しています。

宇宙から海の環境と安全を見守る

◆地球観測衛星の海洋への利用・海洋環境監視

海洋国家である日本にとって、海上輸送の安全を確保することは極めて重要です。赤潮や油の流出などの海上災害の観測は、被害状況の把握にとどまらず、迅速な対応による被害の最小化に役立ちます。

宇宙から降雨を観測、洪水被害を軽減する

◆衛星全球降水マップ(GSMaP)(世界の雨分布速報)

衛星データと地上データを統合することで、数日前に下流地域の洪水を予測。特にアジア地域の国際河川等、越境地域の水位の共有が難しい地域では、衛星による全球データが有効活用されています。

宇宙から農業を観測。食物の安定供給に貢献

◆衛星データを農業に活用

土地の利用の種類、作物の種類、作物の成長などの農業統計は農業開発にとって重要な情報です。農業効率指標データの収集に関する研究は、農産物の安定供給に貢献しています。

大気汚染から人々の健康を守る

◆大気汚染物質監視

地球観測により宇宙から煙霧やPM2.5の流れを観測することによって、発生地点を特定し、地上観測網を補強して汚染予測情報を的確に発信する。それにより、大気汚染による健康被害を防止することに貢献します。

微小重力環境を利用して健康長寿社会を支える

◆宇宙の微小重力環境を利用

高品質なタンパク質結晶を生成、その構造を精密に観察することで、感染症・がん・生活習慣病をターゲットとした革新的な医薬品を早期実現し、創薬に必要とされる期間を劇的に短縮させることを目指します。

国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟を活用した創薬研究や地上への応用

新興国、宇宙途上国の小型衛星開発技術を支援

◆KiboCUBE(国連宇宙部(UNOOSA)との超小型衛星放出の機会提供に関する協力取決によるプロジェクト)

衛星の開発技術が確立されていない新興国・途上国に対して、超小型衛星の開発支援を行うとともに、国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟から宇宙空間へ放出することで、宇宙空間での利用・実証機会を提供し、発展途上国等の宇宙関連技術の向上と宇宙利用能力の構築に貢献します。

地球観測データをSDGsの進捗状況把握に
活用するための国際的議論に貢献

◆「地理空間情報作業部会(WGGI)」への参加

国連統計委員会SDG指標に関する機関間専門家グループ(IAEG-SDGs)の下に設置された「地理空間情報作業部会(WGGI)」に専門家として参加し、インディケータ(指標)への地球観測データ適用についての議論に貢献しています。

国連地理空間情報・地球観測分科会第3回会合(中国昆明開催:英語のみ)でのプレゼン

持続可能な開発目標を支援する地球観測(EO4SDG)を主導する

◆地球観測に関する政府間会合(GEO)を通じた貢献

持続可能な開発目標を支援する地球観測(EO4SDG)は、地球観測に関する政府間会合(GEO)に立ち上がったイニシアティブです。JAXAはNASA、メキシコ国立統計地理情報院とともに共同リードを務め、本イニシアティブの実施計画に基づき、国別プロジェクト、能力開発、データ情報プロダクト及びアウトリーチを各国で実施しています。

広報誌JAXA’sでの特集

外部リンク

PAGE TOP