ページの先頭です

プレスリリース

このエントリーをはてなブックマークに追加

全球降水観測(GPM)計画主衛星の打上げについて

平成25年12月26日

宇宙航空研究開発機構

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、全球降水観測(GPM)計画の主衛星(以下、「GPM主衛星」)を日本時間2014年2月28日午前3時7分から午前5時7分の間に、H-IIAロケット23号機にて種子島宇宙センターから打ち上げることと致しました。

 GPM主衛星は、NASAのゴダード宇宙飛行センターで組み立てられ、JAXAが情報通信研究機構(NICT)と共同で開発した二周波降水レーダ(DPR)と米国で開発されたGPM マイクロ波放射計がそれぞれ搭載されています。DPRは、従来の衛星では観測出来なかった弱い雨から豪雨までを観測するとともに、雨滴や雪、氷粒子の大きさやそれらが雲の中でどのように分布しているのかといった降水(雨や雪)の詳細な情報を得ることができます。また、GPMマイクロ波放射計は、13の異なる周波数で降水(雨や雪)の分布等を幅広く観測します。

 GPM計画は、JAXA及びNASAが進める国際共同ミッションで、地球全体の降水(雨や雪)をGPM主衛星と複数のコンステレーション衛星群(GPM計画に参加する各国・機関の人工衛星群。詳細は、別紙参照。)で、一日に複数回、観測します。今回打ち上げられるGPM主衛星は、これらのコンステレーション衛星群による降水観測の基準となり精度を高める中心的な役割を担います。

 GPM計画によって取得されるデータによって、全球の降水(雨や雪)をこれまでより正確に把握することができるようになり、台風の進路予測や降雨量等の天気予報の精度向上、また、地球科学研究に貢献します。日本においては、気象災害といった実社会における問題解決に幅広く利用されると期待しています。そのため、台風シーズンや梅雨時期に先立ち、本GPM主衛星を打ち上げ、近年多発している災害に備えます。また、アジア地域においては、GPMデータを提供することで、洪水などの災害を受けている国々の防災対策に貢献していきます。

 全球降水観測計画に関するより詳細な情報は、以下のURLをご参照ください。

別紙

GPM主衛星とコンステレーション衛星群一覧

PAGE TOP