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プレスリリース

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若田宇宙飛行士のISS船長(ISSコマンダー)就任について

平成26年3月9日

宇宙航空研究開発機構

 平成26年3月9日夕方(日本時間)、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在中の若田宇宙飛行士は、前任のオレッグ・コトフ宇宙飛行士(ロシア)から引き継ぎを受け、第39代目のISS船長に就任しました。

 若田宇宙飛行士は、5月中旬頃に予定されている、ソユーズ宇宙船(37S/TMA-11M)によるISSからの帰還の前日まで、ISS船長として6名のISS搭乗員を統括し、指揮を執る予定です。


参考リンク:より詳細につきましては、次のインターネットアドレスをご覧ください。
 http://iss.jaxa.jp/iss/flight/37s/
 http://iss.jaxa.jp/iss/jaxa_exp/wakata/
 http://www.nasa.gov/mission_pages/station/main/index.htm

参考資料





理事長談話

若田光一宇宙飛行士のISS船長就任について

 平成26年3月9日、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在中の若田光一宇宙飛行士が、ロシア宇宙飛行士のオレッグ・コトフ船長から引き継ぎ、第39代目のISS船長に就任したことは非常に喜ばしいことです。

 ISS船長は、宇宙飛行士全員の命とISSミッション全体を預かるという重い責任と、適格な危機管理能力が求められます。若田宇宙飛行士がISS船長に任命されたのは、本人のこれまでの宇宙活動の実績や地上での勤務・訓練時に発揮してきた優れたリーダーシップが高く評価されたものと思います。加えて、宇宙開発活動において日本がこれまで培ってきた国際社会からの信頼の結果であると思います。

 そして、若田宇宙飛行士が、今回の長期滞在で掲げている「和」(ハーモニー)は、日本人が特に重視する美徳の一つです。この「和」の心を持って、世界15ヶ国による国際協力のシンボルであるISSで、アジア初の船長として任務にあたる若田宇宙飛行士の活躍する姿は、日本国民の皆様に共感いただけるものと思います。

 間もなく東日本大震災から三年が経過しますが、先頃ソチオリンピックで明るい話題を提供してくれた日本人選手の姿に続き、若田宇宙飛行士の勇姿が、復興に取り組む皆様に活力や希望を与えるものとなることも併せて期待いたします。

 これまで多くのご協力、ご支援をいただきましたNASA、ロシア連邦宇宙局をはじめとする国内外の関係機関の皆様及び国民の皆様に心からお礼を申し上げるとともに、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。

平成26年3月9日

宇宙航空研究開発機構
理事長 奥村 直樹





NASA 国際宇宙ステーション プログラムマネージャからの祝辞

Dear Mr. Miyake:

On March 9, 2014 for the first time in history, a Japanese astronaut, Dr. Koichi Wakata, will assume command of the International Space Station (ISS). On this very memorable occation, I congratulate JAXA and the nation of Japan on this milestone in human space flight. It is a testament to the critical contributions by Japan to the ISS partnership and the strong ties amongst the 15 partner nations.

JAXA has developed a world-class orbiting laboratory, Kibo, and is conducting groundbreaking research. I am confident the research being conducted aboard the ISS will yield benefits for all humankind and the strong ties between our nations will help lead humanity in the exploration of space.

Sincerely,

Michael T. Suffredini
Manager, International Space Station Program





NASA 国際宇宙ステーション プログラムマネージャからの祝辞

JAXA有人宇宙ミッション本部
国際宇宙ステーション計画
プログラムマネージャ
三宅 正純 殿


2014年3月9日、JAXA宇宙飛行士の若田光一氏が、日本人として初めて国際宇宙ステーション(ISS)の船長(コマンダー)に就任されます。この大変記念すべき機会に、この有人宇宙飛行における画期的な出来事を祝し、JAXAおよび日本国民の皆様にお祝いを申し上げます。これは、ISS運用における国際的な協調体制への日本の貢献が不可欠であり、また、ISS参加国15カ国の強い絆がはぐくまれている証です。

JAXAは、世界水準の軌道上研究施設である、「きぼう」日本実験棟を開発し、革新的な研究を行っています。ISS上で行われている研究は全人類に利益をもたらすものであること、また、宇宙探査の分野において日米二か国の強い絆が人類を導いていく役に立つことを、確信しております。

敬白

2014年3月4日
国際宇宙ステーション プログラムマネージャ
マイケル T. サファディーニ





ロシア連邦宇宙局 有人飛行局長からの祝辞

Dear Dr. Miyake,

Please accept my sincere congratulations on the occasion of a successful conclusion of the thirty eighth long duration expedition of the International Space Station (ISS) and the beginning of work of the thirty ninth long duration expedition (ISS-39) on ISS.
For the first time on ISS the JAXA astronaut Mr. Koichi Wakata started fulfillment of duties as commander of station in expedition ISS-39 that is an important milestone on a way of expansion of partnership in the field of construction and operation of the IS. This stage opens additional opportunities for implementation of the scientific program researches, including our joint experiments.
I wish optimism look at prospects of implementation of new joint projects and deepening of our cooperation.

Sincerely,

A.B.Krasnov





ロシア連邦宇宙局 有人飛行局長からの祝辞

JAXA有人宇宙ミッション本部
国際宇宙ステーション計画
プログラムマネージャ
三宅 正純 殿


国際宇宙ステーション(ISS)における第38次長期滞在ミッションが成功裏に完遂し、第39次長滞在ミッションを開始するにあたり、心よりお祝い申し上げます。

ISSでは初めて、JAXAの若田光一宇宙飛行士が、第39代目の船長としての責務を達成するために、任務を開始されました。これは、ISSの建設、運用を通して、パートナーシップが広がっていく中での、重要かつ画期的な出来事です。今回の若田飛行士の船長就任が、さらに共同実験などを含む科学プログラム研究の実施機会への扉を開きます。
新たな共同プロジェクト実施へ期待とともに、私どもの協力がさらに深まることを祈念しております。

敬白

ロシア連邦宇宙局 有人飛行局長
A.B. クラズノフ

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