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「きぼう」利用 高品質タンパク質結晶生成実験への民間企業の参加について

平成26年3月20日

宇宙航空研究開発機構

 独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション・「きぼう」日本実験棟を利用する高品質タンパク質結晶生成実験(PCG〔Protein Crystal Growth〕)の第2期実験シリーズ第1回実験を開始いたします(注1)。この第1回実験に、中外製薬株式会社、インタープロテイン株式会社が民間利用として参加することとなりましたのでお知らせいたします。  なお、この他に大学等からも18機関(表1参照)が参加いたします。

 JAXA PCGの第2期実験シリーズでは、これまでに培ってきた世界最先端の宇宙における高品質タンパク質結晶生成技術やノウハウをいかし、我が国の産業競争力強化に貢献することを目的の一つとしております。そのため、トライアルユース制度の導入など、新たに民間利用促進の仕組み(注2)を設けました。

 JAXA PCGでターゲットとなるタンパク質の精密な立体構造データを取得し、それらを基にタンパク質の働きを理解することで、今後の医薬品、産業用酵素等の研究・開発の発展に寄与するものと期待されています。今後、半年に1度の頻度で定期的に計6回の宇宙実験を実施予定です。

参考リンク:各利用機関の関連情報

  • 中外製薬株式会社 3月20日付プレスリリース「国際宇宙ステーション・『きぼう』を利用した高品質タンパク質結晶生成実験に民間企業として参加」
    http://www.chugai-pharm.co.jp/hc/ss/news/detail/20140320103000.html
  • インタープロテイン株式会社 3月20日付プレスリリース「『きぼう』利用 高品質タンパク質結晶生成実験への参加に関するお知らせ」
    http://www.interprotein.com/



表1 大学等の参加提案者一覧(敬称略、五十音順)

No. 提案者 所属機関
1 五十嵐 圭日子 准教授 東京大学大学院
2 裏出 良博 教授 筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構
3 裏出 令子 教授 京都大学大学院
4 奥津 哲夫 教授 群馬大学大学院
5 北 潔 教授 東京大学大学院
6 木元 久 教授 福井県立大学
7 小松 晃之 教授 中央大学
8 阪本 泰光 助教 岩手医科大学
9 柴田 直樹 准教授 兵庫県立大学
10 田中 秀明 助教 大阪大学 蛋白質研究所 
11 角田 大 准教授 いわき明星大学
12 中川 敦史 教授 大阪大学 蛋白質研究所
13 野尻 正樹 講師 大阪大学大学院
14 朴 三用 プロジェクトリーダー 神奈川科学技術アカデミー
15 濱崎 直孝 客員教授 長崎国際大学
16 原田 繁春 教授 京都工芸繊維大学
17 山口 佳宏 准教授 熊本大学 環境安全センター
18 吉田 裕美 准教授 香川大学 総合生命科学研究センター

 

注1: 「きぼう」利用 高品質タンパク質結晶生成実験 第2期実験シリーズ 第1回実験 概要

第1期実験シリーズは、2009年から2013年にかけて6回の宇宙実験を行いました。第2期実験シリーズは、2014年から6回の宇宙実験を予定しております。

第2期実験シリーズ 第1回実験

打上日: 平成26年3月26日
打上射場: カザフスタン バイコヌール宇宙基地
帰還予定: 平成26年5月14日
着陸地点: カザフスタン
帰還機: ソユーズ宇宙船


宇宙実験の詳細等については、以下のHPをご参照ください。
なお、国際宇宙ステーションに長期滞在中の若田光一宇宙飛行士が、第1回実験の作業を担当する予定です。

注2: 民間利用促進の仕組み:
従来行ってきた実験機会の提供のみならず、JAXAがこれまでに培った宇宙実験の準備のノウハウ(*)と、世界最先端の宇宙実験機会をパッケージとして提供します。
また、新規に設定したトライアルユース制度を活用いただくことで、有償でご利用いただく前に、「きぼう」利用の有効性を見極めることができます。

(*) タンパク質の品質を確認する技術、タンパク質溶液に含まれる不純物を除去する技術、 宇宙で高品質結晶を生成するための条件を探索する技術等

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