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国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構と株式会社INCJとの連携について
~オープンイノベーションを通じて我が国の宇宙産業の発展を目指す~

平成31年4月3日

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
株式会社INCJ

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(本社:東京都調布市、理事長:山川宏、以下「JAXA」)と株式会社INCJ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:勝又幹英、以下「INCJ」)は、オープンイノベーションの促進を通じた宇宙産業および関連産業の発展を目的として、この度、連携協定を締結しました。JAXAとINCJは、両者が有する知見・ノウハウやネットワークを有機的に結び付け、協力関係を深めることにより、我が国の宇宙産業の発展に寄与していきます。

JAXAは、我が国の宇宙航空分野の産業基盤強化、国際競争力強化および宇宙利用の促進・裾野拡大に取り組んでいます。宇宙航空分野の研究開発を着実に推進するだけでなく、宇宙ビジネスを目指す民間事業者等と共同で事業コンセプト検討や社会実装を見据えた技術開発・実証等を行い、新しい事業を創出するプログラム「J-SPARC」を推進しています。本連携を通じて、JAXAは、異分野における人材、技術、資金などを糾合するオープンイノベーションに関した取り組みを推進し、更にINCJの持つ投資・事業化等の視点を強化することにより、宇宙分野に閉じることのない技術革新・獲得を目指していきます。

INCJは、ロボットやAI・IoT・ビッグデータ等に加えて、宇宙産業ビジネスを重点投資領域の一つとして投資活動を進めています。特に宇宙産業では、投資活動を通してイノベーションや新産業創出、データ利活用・社会実装の促進などに取り組んできました。加えて、INCJは民間企業からの出資が十分に見込めない宇宙産業への資金供給を行う役割を担っており、これまでの同産業への投資決定総額は300億円以上にのぼります。これまでのINCJの宇宙関連産業への投資ポートフォリオでは、月面資源開発に取り組む株式会社ispaceやスペースデブリ(宇宙ゴミ)除去サービスを開発する株式会社アストロスケール、超小型衛星による地球観測事業等を行う株式会社QPS研究所や株式会社アクセルスペースなどがあり、アクセルスペースはJAXAの小型実証衛星1号機を受注するなど、JAXAとの協力が生まれつつあります。
INCJは宇宙産業および関連産業においてもINCJのミッションである「オープンイノベーションを通じた次世代産業の育成による国富の増大」の実現に向けた活動を加速していきます。

JAXAとINCJは、連携協力を力強く推進することにより、我が国における宇宙産業および関連産業の発展に貢献すべく取り組んでいきます。この連携により、INCJが有する投資機能や市場動向の知見に加え、これまでINCJが構築してきた宇宙産業の投資ポートフォリオとのさらなる連携強化を通じて、JAXAが宇宙機器・利用産業と連携して推進する各研究開発や成果展開、事業化が加速され、我が国の宇宙産業基盤強化や国際競争力強化にもつながることが期待されます。最終的には、両者の連携によって宇宙分野から派生する新産業の創出を目指していきます。

株式会社INCJについて

株式会社INCJは、2018年9月、既存の官民ファンドである株式会社産業革新機構から新設分割する形で発足しました。産業革新機構は、2009年7月、産業や組織の壁を越えて、オープンイノベーションにより次世代の国富を担う産業を育成・創出することを目的に設立されましたが、根拠法である産業競争力強化法の改正法の施行に伴い、同機構は株式会社産業革新投資機構に商号変更し、新たな活動を開始しました。株式会社INCJは、産業革新機構の事業を引き継ぐ形で、既投資先のValue up活動や追加投資、マイルストーン投資、EXITに向けた活動を主要業務として、2025年3月末まで投資活動を行っていきます。 
URL: http://www.incj.co.jp/

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