航空環境技術の研究開発プログラム(ECAT)とは
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航空輸送は年間45億人以上が利用し、その輸送量は毎年4%増、今後20 年間で2.2倍になると試算されています※。一方で、それに伴いCO2排出や空港周辺の騒音など、航空機による環境負荷の増大も懸念されています。このため、経済性に優れるとともに、これまで以上に環境に優しい航空機が求められています。特に民間航空機では、経済性と環境性能が市場競争力を決める重要な指標になっています。
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コアエンジン技術実証(En-Core)プロジェクト窒素酸化物(NOx)やCO2排出量を減らす超低NOxリーンバーン燃焼器と高温高効率タービンの技術の実証で国際競争力の強化に貢献します。 |
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次世代ジェットエンジンの設計・解析技術開発(DANTE)航空エンジンには環境、安全、利便、整備などの性能向上が求められます。これらの多様なニーズに応える設計に貢献できるよう、システム性能、高圧圧縮機、低騒音、複合材の4つの研究課題に取り組んでいます。 |
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機体騒音低減技術の研究開発(FQUROH+)航空機の機体騒音の主たる音源である高揚力装置(フラップやスラット)及び降着装置(脚)に対する騒音低減技術を開発し、実際の航空機に適用して飛行試験による実証を目指します。 |
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iGreen(革新環境航空機技術)事業CO2排出量の削減、空港騒音低減を目指した「エコウィング技術の研究開発」の成果を引き継ぎ、「革新環境航空機技術の研究開発(iGreen)」事業をスタート。日本航空産業のシェア拡大のため環境性能を大幅改善する将来技術に取り組みます。 |
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プレスリリース
一覧-
- 2025年1月10日 13:00 プレスリリース
- 大面積リブレット形状塗膜を施した機材を世界で初めて国際線に導入
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- 2024年5月10日 10:00 記者会見等
- 大樹町・JAXA連携協力拠点 大樹航空宇宙実験場における実験計画等説明会
特集
- 2015年10月6日
- 世界をリードする次世代ジェットエンジン技術aFJR
- 2015年2月20日
- 世界をリードする次世代ジェットエンジン技術 西澤敏雄
2007年12月27日
環境に優しい航空機技術の開発 〜クリーンエンジンと超音速機〜
2007年6月8日
人に優しい旅客機を目指して 永尾陽典
パンフレット
- 高効率軽量ファン・タービン技術実証「aFJR」
(3.7MB)
- 機体騒音低減技術の飛行実証FQUROH
(6.4MB)