人工衛星で宇宙から地球を守る・利用する 気候変動観測衛星「しきさい」(GCOM-C)

定常運用中

気候変動観測衛星「しきさい」(GCOM-C)とは

気候変動観測衛星「しきさい」(GCOM-C)

気候変動の将来を予測する

宇宙から地球の気候変動を観測することを目的とした人工衛星です。人の目に見えない波長の光を捉える光学センサで、大気中の微粒子や植物の活性度などを調べます。地球の気候形成に影響を及ぼしている様々な現象を観測し、将来の気候変動予測の精度を高めることを目的にしています。

平成29年12月23日10時26分22秒(日本標準時)打上げ

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2020年1月31日 更新

宇宙から見たオーストラリアの大規模森林火災

2019年9月頃にオーストラリア南東部のニューサウスウェールズ州を中心に多発した森林火災は、次第に規模を拡大し、複数の場所で発生した森林火災が合流して制御不能となる「メガ火災(Mega Fire)」も発生するなど、2020年1月末の段階でも終息の目途が立たない状況となっています。

複数の衛星データを用いて、今回の森林火災を多角的に解析した結果を紹介します。

(左)2019年12月の1か月間のGSMaP降水量から計算したオーストラリアのSPI、(右)同様に2019年10-12月の3か月間の降水量から計算したSPI。SPIの値と干ばつの規模、現象の頻度の関係は、WMO (2012)で整理されており、SPIが「-1.5以下で-2.0より大きい」値を取る場合は、概ね「20年に1回」の著しく乾燥した(雨の少ない)状態、SPIが-2.0未満の場合は、現象の頻度が「50年に1回以下」の極端な乾燥に該当し、社会的影響が非常に大きい干ばつが発生する恐れのあることを示す。

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