超低高度衛星技術試験機「つばめ」(SLATS)とは
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新たな軌道開拓により衛星利用の新たな可能性を拓く軌道高度にして300kmより低い軌道は「超低高度軌道」と呼ばれ、これまでの人工衛星にとって未開拓の軌道領域です。この超低高度軌道を利用する最初の地球観測衛星が超低高度衛星技術試験機「つばめ」(SLATS:Super Low Altitude Test Satellite)です。
平成29年12月23日10時26分22秒(日本標準時)打ち上げ |
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トピックス
一覧人工衛星「つばめ」が九州新幹線「つばめ」を撮影
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「JR九州と宇宙航空研究開発機構(JAXA)コラボ企画」について、8月29日(木)に実施した人工衛星「つばめ」による九州新幹線「つばめ」の撮像は、無事成功いたしました! JR九州サイトもご覧ください。 サテナビサイトに拡大画像が掲載されています。 |
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プレスリリース
一覧-
- 2019年10月2日 15:00 プレスリリース
- 超低高度衛星技術試験機「つばめ」(SLATS)の運用終了について
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- 2019年5月15日 11:00 プレスリリース
- 衛星データプラットフォーム「Tellus(テルース)」を通じて人工衛星「つばめ」による観測画像を公開します
超低高度衛星技術試験機「つばめ」(SLATS)の特徴
「つばめ」はJAXA が培ってきたイオンエンジン技術を利用して超低高度における軌道維持・軌道変換技術を実証します。
また、大気に関する技術データを取得して、将来の衛星設計に役立てます。さらに衛星から地球の撮影を行い、将来の地球観測に向けた技術評価を行います。
イオンエンジン 原子状酸素モニタシステム |
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主要諸元
主要ミッションセンサ | (1)原子状酸素(AO)モニタシステム (a) AO計測センサ (b) 材料劣化モニタ (2) 小型高分解能光学センサ |
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サイズ | 2.5(X) x 5.2(Y) x 0.9m(Z) (軌道上展開状態) |
質量 | 400kg以下(暫定) |
発生電力 | 1140W以上(暫定) |
設計寿命 | 2年以上 |
運用軌道 | 軌道高度 268km~180km |
打ち上げ年月日 | 平成29年12月23日10時26分22秒(日本標準時) |
打ち上げロケット | H-IIAロケットによる相乗り打上げ (主衛星:「しきさい」(GCOM-C)) |
特集
パンフレット
- 超低高度衛星技術試験機「つばめ」(SLATS)
(2.7MB)