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大西卓哉宇宙飛行士の国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在の決定について

平成25年11月29日

宇宙航空研究開発機構

 大西卓哉宇宙飛行士が、ISS第48次/第49次長期滞在搭乗員として決定されましたのでお知らせいたします。

 大西宇宙飛行士は、平成21年2月に日本人宇宙飛行士候補者として選抜されたのち、基礎訓練を修了し、平成23年7月にはISS搭乗宇宙飛行士として認定されました。
 その後も、米国海底研究施設でのNASA極限環境ミッション運用(NEEMO)訓練に参加するなどして、ISS搭乗宇宙飛行士としての資質を維持向上させてまいりました。
 大西宇宙飛行士は、今回の長期滞在が初めての宇宙飛行となります。


滞在時期:
平成28年(2016年)6月頃から約6ヶ月間
輸送機:
打上げ、帰還ともにソユーズ宇宙船
主な任務:
第48/49次長期滞在中は、フライトエンジニアとしてISSの運用、宇宙環境を利用した科学実験などを担当する予定。
今後の予定:
ソユーズ宇宙船の搭乗およびISSの長期滞在に必要な訓練を12月から開始する予定。
参考資料:
大西宇宙飛行士の略歴
JAXA宇宙飛行士のISS長期滞在実績と予定
理事長談話
搭乗決定にあたっての抱負
参考リンク:
宇宙ステーション・きぼう広報情報センター [ http://iss.jaxa.jp/]



参考資料





大西宇宙飛行士の略歴

大西 卓哉 (おおにし たくや)

宇宙航空研究開発機構宇宙飛行士
37歳(2013年11月29日現在)


1975年 東京都に生まれる
1998年3月 東京大学工学部航空宇宙工学科卒業
1998年4月 全日本空輸株式会社入社
2003年6月 全日本空輸株式会社 運航本部に所属
2009年2月 JAXAよりISSに搭乗する日本人宇宙飛行士の候補者として選抜される
2009年4月 JAXA入社
2009年4月 ISS搭乗宇宙飛行士候補者基礎訓練に参加
2010年9月 米国ユタ州にて、野外リーダシップ(National Outdoor Leadership School: NOLS)訓練に参加
2011年7月 同基礎訓練を修了
2011年7月 ISS搭乗宇宙飛行士として認定される
2011年10月 米国フロリダ州沖にある米国海洋大気圏局(NOAA)の海底研究施設「アクエリアス」における第15回NASA極限環境ミッション運用(NEEMO15)訓練に参加










大西卓哉宇宙飛行士の
国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在の決定について

平成25年11月29日

 この度、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在する6人目の日本人宇宙飛行士に大西卓哉宇宙飛行士が決定し、皆様にご報告できることについて、非常に喜ばしく思っております。

 大西飛行士は、2009年2月にISS搭乗員の候補者として選抜され、今日までに多くの訓練をこなし、ISS搭乗員としての技量を獲得してきました。万一、ソユーズ宇宙船の船長が運用を行えなくなった場合には、船長に代わって操縦を行う役割を担うことにもなっています。今回の搭乗決定は、大西飛行士の技量と「きぼう」日本実験棟や宇宙ステーション補給機「こうのとり」の確実な運用に対する国際的な信頼によるものと考えております。

 今後も、日本人宇宙飛行士の継続的なISSへの長期滞在を通じて有人宇宙活動の実績を重ね、将来想定される国際有人宇宙探査等の活動も見据え、多くの技術や知見の蓄積を行なっていく所存です。そして、日本人宇宙飛行士の活躍により次代を担う若者の好奇心を喚起するとともに、社会に役立つ成果を生み出してまいりたいと考えております。

 この度の決定にあたり、内外の関係者の皆様方から賜りましたご尽力に対し、心から感謝いたします。

宇宙航空研究開発機構
理事長 奥村 直樹






搭乗決定にあたっての抱負

平成25年11月29日

 この度、国際宇宙ステーション第48次/第49次長期滞在搭乗員に選ばれました。まずはこの場をお借りして、これまで公私にわたり応援・サポートして下さった方々、また日頃よりJAXAの宇宙開発をご支援下さっている方々に厚く御礼申し上げます。

2009年に宇宙飛行士候補者として選抜され、2011年の宇宙飛行士認定を経て現在に至るまで、常にISS長期滞在の実現を目標に努力して参りました。その目標へと続く道程の一つの大きな転換点を迎え、心より嬉しく思うと同時に、またこれから先の訓練に臨むにあたり気持ちを新たにした次第です。

ここ1年間ほどはISS運用の現場で仕事をする機会に恵まれ、得がたい経験となりました。また現在ISSで長期滞在中の若田飛行士をはじめ、日本人宇宙飛行士の緒先輩方からも多くの示唆に富んだアドバイスを頂いて参りました。それらの経験を生かし、人類史上、最大の宇宙建造施設であり、実験プラットフォームであるISSを最大限に活用する為のミッションを遂行できるよう、今後も精進していきたいと思います。

来年3月に予定されている若田飛行士のISSコマンダー就任は、これまでの日本人宇宙飛行士の活動、ひいては我が国の有人宇宙開発の一つの結実と言えるでしょう。「技術は人に宿る」という信念のもと、次代を担う者の一員として、自らの長期滞在の際には子供たちにより身近に宇宙を感じてもらえるよう、その魅力を様々な形で伝えていきたいと考えています。

 引き続き、ご支援よろしくお願いいたします。

宇宙航空研究開発機構
宇宙飛行士
大西 卓哉

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