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JAXA 金井宣茂宇宙飛行士の
国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在搭乗員の任命決定について

平成27年8月26日

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、金井宣茂宇宙飛行士を、ISS第54次/55次の長期滞在搭乗員に任命決定しましたのでお知らせいたします。

 金井宇宙飛行士は、平成21年9月に日本人宇宙飛行士候補者として選抜されたのち、基礎訓練を修了し、平成23年7月にはISS搭乗宇宙飛行士として認定されました。
 その後も、米国海底研究施設でのNASA極限環境ミッション運用(NEEMO)訓練に参加するなど、ISS搭乗宇宙飛行士としての資質を維持・向上させてまいりました。
 金井宇宙飛行士は、今回の長期滞在が初めての宇宙飛行となります。


滞在時期 平成29年(2017年)11月頃から約6ヶ月間を予定
輸送機 打上げ、帰還ともに露ソユーズ宇宙船
主な任務 第54/55次長期滞在中は、フライトエンジニアとしてISSの運用や宇宙環境を利用した科学実験などを担当する予定。
今後の予定 ソユーズ宇宙船の搭乗およびISSの長期滞在に必要な訓練を平成28年(2016年)1月から開始する予定。

参考資料
参考リンク

参考資料





金井宇宙飛行士の略歴

金井 宣茂 (かない のりしげ)

宇宙航空研究開発機構宇宙飛行士
38歳(2015年8月26日現在)


1976年 東京都生まれ。その後、千葉で育つ。
2002年3月 防衛医科大学校医学科卒業。
2002年4月~ 防衛医科大学校病院、自衛隊大湊病院、自衛隊呉病院、等。
2009年6月 海上自衛隊 第一術科学校 衛生課に所属。
2009年9月 JAXA入社。
2009年9月 ISS搭乗宇宙飛行士候補者基礎訓練に参加。
2011年7月 同基礎訓練を修了。
2011年7月 ISS搭乗宇宙飛行士として認定される。
2015年7月 米国フロリダ州沖にある海底研究施設「アクエリアス」における第20回NASA極限環境ミッション運用(NEEMO20)訓練に参加。










金井宣茂宇宙飛行士の
国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在の決定について

平成27年8月26日

 この度、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在する7人目の日本人宇宙飛行士として、金井宣茂宇宙飛行士を任命決定し、皆様にご報告できることについて、非常に喜ばしく思っております。

 金井宇宙飛行士は、2009年2月にISS搭乗員の候補者として選抜された同期の油井、大西宇宙飛行士に続き、国際協力プログラムであるISS計画において、「きぼう」日本実験棟を含むISSのシステム運用や宇宙実験に係る作業などを行なうことになります。

 8月24日には、ISS長期滞在中の油井宇宙飛行士、NASA運用管制室でキャプコムを務めた若田宇宙飛行士、そして筑波の運用管制要員、チームジャパンが一丸となって、「こうのとり」5号機のキャプチャ・ドッキングを成功させ、日本の技術力の高さを示しました。

 金井宇宙飛行士もチームジャパンの一員として、国が進める科学技術政策、とりわけ健康・医療分野などでの成果が期待される宇宙医学や生命科学実験での成果創出に向けて医師としての専門能力を存分に発揮して活躍してくれるものと期待しております。

 今後も、日本人宇宙飛行士の継続的なISSへの長期滞在を通じて有人宇宙活動の実績を重ね、今後の国際協力による宇宙探査計画等も見据え、新たな技術や知見の蓄積を行なっていく所存です。そして、日本人宇宙飛行士の活躍により次代を担う若者の科学への好奇心を高めるとともに、社会に役立つ成果を生み出してまいりたいと考えております。

この度の決定にあたり、内外の関係者の皆様方から賜りましたご尽力に対し、心から感謝いたします。

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
理事長 奥村 直樹






搭乗決定にあたっての抱負

平成27年8月26日

 このたび、国際宇宙ステーション第54次/第55次長期滞在ミッションの搭乗員として任命を受けました。ご尽力をいただきました関係者のみなさまに厚く御礼申し上げます。

 これまで、NASAをはじめ世界中から高い評価を受けてきた日本人宇宙飛行士の先輩に引き続いて、このような重大な任務を任せていただいたことに誇りを感じるとともに、寄せられる大きな期待に応えるためには、これから2年あまりの訓練に臨むにあたり、相当な覚悟をもっていかなければならないと心を引き締めております。

 一方で、国際宇宙ステーション(ISS)が安定的に運用されるようになり、この人類史上最大の宇宙インフラを、世界中のユーザーに使い尽くしてもらおうという「ネクスト・ステップ」に移行しつつある今この時期に、油井、大西そして金井と「ネクスト・ジェネレーション」と呼ばれる、宇宙飛行士に大きな任務が与えられるめぐり合わせに、心の震えるような興奮を覚えずにはいられません。

 現在、軌道上で長期滞在を行っている油井宇宙飛行士の手により、ダークマターの謎を追う「CALET」や、宇宙でマウスを飼育して生きたまま地上に回収するマウス飼育ユニット、そして世界中で順番待ちになっている小型衛星放出など、これからの宇宙利用の可能性を切り拓いていくさまざまな実験機器の運用が始まりつつあります。

 2年後には、世界中の科学者や研究者があっと驚いて息をのむような革新的な実験の実施に貢献し、日本のみなさまに胸を張って宇宙科学実験の成果をご報告できることを目標に訓練に励んでいきたいと存じます。

今後とも変わらぬご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
宇宙飛行士
金井 宣茂

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