プレスリリース・記者会見等

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観測ロケット S-520-RD1による
超音速燃焼飛行試験の実施について

2022年(令和4年)5月20日

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、観測ロケット S-520-RD1による超音速燃焼飛行試験を、下記のとおり実施することをお知らせいたします。

実験期間 :2022年7月23日(土)~2022年8月31日(水)(実験予備期間を含む)
実験場所 :内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝属郡肝付町)
打上げ予定ロケット :S-520-RD1 号機
実験予定日 :2022年7月23日(土) 5:00~5:30(日本標準時)
実験概要 :本実験は、空気吸い込みエンジンの地上での風洞試験結果を補正して、実飛行状態における特性を予測する為に、空力加熱と超音速燃焼に関するデータの取得を行うものです。
 S-520-RD1 は、観測ロケットS-520 の1 段部分と飛行試験用の供試体で構成されます。供試体は高度約160km に達した後、降下中に極超音速(マッハ数約5.5)に達します。この飛行中に空力加熱と超音速燃焼に関するデータの取得を行います。
 本研究は、防衛装備庁安全保障技術研究推進制度にて平成29年度に採択された委託研究「極超音速飛行に向けた、流体・燃焼の基盤的研究」を受けたものです。


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