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JAXAと国連宇宙部との連携協力(KiboCUBE)に基づく
搭載衛星の選定について
~「KiboCUBE」 発展途上国等の宇宙関連技術向上への貢献等を目指した
「きぼう」からの超小型衛星放出の利用機会提供の協力~

平成28年8月25日

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)・「きぼう」日本実験棟からの超小型衛星放出の機会提供に関する協力取決めを国際連合宇宙部(UNOOSA)と平成27年9月に締結し、「きぼう」に搭載し、放出する超小型衛星の募集を行いました。
 世界各国から13件の応募があり、今回、以下の提案をJAXAと国連宇宙部共同で選定しましたのでお知らせします(応募期間:平成27年9月10日~平成28年3月31日)。


衛星名:1KUNS-PF(1st Kenyan University NanoSatellite-Precursor Flight)

  • 機関・国名:University of Nairobi(ナイロビ大学)/ケニア共和国
  • ミッション概要:シリコン太陽電池セル、通信基板、モーメンタムホイール等の技術実証
  • サイズ:1U(国連との連携協力に基づくサイズ)
  • きぼうからの放出予定:平成29年度
選定提案は、ケニア初の衛星として開発・運用を行うものとなります。今回のKiboCUBEを通じて、実証した技術を将来のより大型の地球観測衛星開発への活用を目指しています。

図:1KUNS-PF
(提供:ナイロビ大学)

低コストで手軽な技術によって製作することができる超小型衛星を「きぼう」から放出する機会の提供を通じて、「きぼう」の強みを最大限に生かし、日本のプレゼンス発揮と国際貢献を進めてまいります。

関係者のコメントはこちら
国連宇宙部との連携協力(KiboCUBE)については以下のプレスリリースを参照ください。


関係者のコメント

JAXA 若田光一 ISSプログラムマネージャ/有人宇宙技術センター長のコメント

国連宇宙部とJAXAの連携により、国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟から、ケニア共和国初の人工衛星である同国ナイロビ大学の超小型衛星放出の機会が決定されたことを大変嬉しく思います。現在ISS上で超小型衛星放出機能を有しているのは「きぼう」のみであり、JAXAが「きぼう」の持つ優れた能力を生かして、世界の国々の宇宙開発に貢献していける事を誇りに感じます。
(英文)
I am excited on the announcement by a cooperative effort by the United Nations Office for Outer Space Affairs (UNOOSA) and JAXA that a small satellite developed by University of Nairobi of Republic of Kenya will be deployed from the Japanese Experiment Module “Kibo” onboard the International Space Station (ISS) as the first satellite from the country. As “Kibo” is the only module onboard the ISS that has a capability to deploy small satellites, I am proud that JAXA is contributing to the development of space technologies of the various countries around the world utilizing the unique capacity of “Kibo”.

国連宇宙部 Di Pippo部長(UNOOSA Director Ms.Simonetta Di Pippo)のコメント

“This is a very exciting moment and an important step in UNOOSA’s movement towards tangible initiatives in our capacity-building efforts. Innovative projects like KiboCUBE can achieve concrete results and have a real impact on space science and technology development for the benefit of all,”
(仮訳)
「今回のKiboCUBEの選定はとても胸が躍るような瞬間であり、国連宇宙部が行う能力開発のイニシアチブに向け重要な第一歩となります。KiboCUBEのような革新的なプロジェクトは、具体的な成果をもたらし、全世界の恩恵のための宇宙科学と技術開発に真のインパクトをもたらすでしょう」

ナイロビ大学 提案者(Prof. J. Mwangi Mbuthia, Dean, School of Engineering)のコメント

“As the winner of the call for the the opportunity to launch our Cubesat through Japanese Experiment Module “Kibo” as a 'KiboCUBE' program, the University of Nairobi is very excited and the team plans to use its KiboCUBE CubeSat to test technologies developed for the future launch of a larger earth observation satellite. The team also hopes to apply data acquired from its CubeSat deployment in monitoring of wildlife migration, agricultural activities in coastal and semi-arid areas."
(仮訳)
「きぼう」より超小型衛星を放出する機会の受賞者として、ナイロビ大学はとても興奮しております。わたしたちは、KiboCUBEプロジェクトでの超小型衛星を通じて、将来のより大型の地球観測衛星の打ち上げに向け開発した技術を試験するために利用しようと計画しています。そして、今回の超小型衛星の放出により得られるデータを、野生動物の移動や沿岸地域・乾燥地域の農業活動のモニタリングに応用することを望んでいます。

国連宇宙部のプレスリリース

(仮訳)
国連宇宙部・JAXAの「きぼうキューブ」プロジェクトにナイロビ大学のチームが選出
University of Nairobi team selected for UNOOSA-JAXA KiboCUBE project


[ウィーン/東京、8月25日(国連情報サービス)]  国連宇宙部(UNOOSA)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、ナイロビ大学のチームを初のUNOOSA-JAXA「KiboCUBE(きぼうキューブ)」プログラムに選定しました。 KiboCUBEは、2015年9月にUNOOSAとJAXAの間で能力開発イニシアチブとして、開発途上国の教育機関や研究機関に超小型衛星(キューブサット)を国際宇宙ステーションのきぼう実験棟より放出する機会を提供するために、立ち上げられました。第一回KiboCUBEプログラムへの提案申込は2016年3月に締め切られ、数多くの優秀な応募がありました。
選出されたナイロビ大学のチームは、KiboCUBEプロジェクトの超小型衛星を将来のより大型の地球観測衛星の打ち上げに向け開発した技術を試験するために利用することを計画しています。同チームは、超小型衛星の放出により得られたデータを農業や沿岸地域のモニタリングに応用することも希望しています。
「今回のKboCUBEの選定はとても胸が躍るような瞬間であり、国連宇宙部が行う能力開発のイニシアチブに向けた重要な第一歩となります。KiboCUBEのような革新的なプロジェクトは、具体的な成果をもたらし、全世界の恩恵のための宇宙科学と技術開発に真のインパクトをもたらすでしょう」と、国連宇宙部のシモネッタ・ディピッポ部長はコメントしました。
国際宇宙ステーション(ISS)日本実験棟(きぼう)からのCubeSatの放出に係る国連と日本の協力プログラム(KiboCUBE)の応募プロセスにかかる情報は、以下をご覧ください。 http://www.unoosa.org/oosa/en/ourwork/psa/hsti/kibocube.html


参考:国連宇宙部とJAXAの連携協力の概要

連携期間 平成27年9月8日から平成30年9月7日(3年間)
連携範囲 年1回、CubeSat(1U)程度の衛星放出機会の提供
利用募集
  • 募集案内発出は国連宇宙部が実施。
  • JAXAと国連宇宙部が共同で超小型衛星を選考。
  • 超小型衛星の開発・運用は利用者。
利用機会 早ければ平成29年(2017年)より利用機会提供

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