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航空技術の研究 航空新分野創造プログラム

プレスリリース

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航空新分野創造プログラム(Sky Frontier)とは

航空輸送はその高速性と機動性から、長距離移動や捜索・救難などで欠くことのできないものになっています。そして「もっと環境に優しく」もちろんのこと、「もっと速く移動したい」「もっと場所や時間にとらわれず航空機を利用したい」といった利用者の更なる要求に応える航空輸送システムの実現が期待されています。

本プログラムは、こうした多様な期待に対して長期的視点に立った研究を進め、航空分野の新たな世界を切り開くべく、航空輸送の更なる可能性に挑戦します。

特に、超音速旅客機や極超音速機のような速さの追求、短距離/垂直離着陸機やヘリコプターのような空間利用の拡大、更には脱化石燃料や電動推進のような新エネルギーの適用といった航空輸送システムの技術革新を目指した航空機概念とそれを実現するためのキー技術を創出します。

航空新分野創造プログラムの主な研究

D-SENDプロジェクト/静粛超音速機技術

D-SEND※(低ソニックブーム設計概念実証)プロジェクトが2015年度まで実施されました。このプロジェクトは、将来の超音速旅客機実現の最重要課題の1つである「ソニックブーム」を低減させるための機体形状の設計概念及び手法を実証・評価するものです。環境適合技術としてJAXAが世界に対し技術的優位性を持つ「低ソニックブーム設計概念」の実現性を飛行実証により示すとともに、現在 国際的に検討が進んでいる次世代超音速機のソニックブームに関する国際基準検討に貢献可能な空中ソニックブーム計測手法を獲得することを目標としました。

D-SENDプロジェクトは、D-SEND#1、D-SEND#2の2フェーズの試験から構成されます。スウェーデン・エスレンジ実験場において現地時間7月24日に実施したD-SEND#2試験にて計測したソニックブーム波形を解析した結果、全機低ソニックブーム設計技術を世界で初めて飛行実証しました。

現在は、更なる技術課題への挑戦に向けた新たな研究開発計画を立案し、そこにこれまでの超音速機技術に関する研究成果を継承させると共に、コンコルド以来止まっている超音速旅客機の運航再開に向けた機体開発に繋げる活動を産業界と共に積極的に推進しています。

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