陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)

2006年1月24日打ち上げ > 運用中

プロジェクトトピックス


2009年2月25日 更新

「だいち」定常運用段階終了

2006年1月24日に打ち上げられた「だいち」は、3年間の定常運用を終え、後期利用段階に移行しました。
これまで「だいち」は、災害時の緊急観測を初め、地図作成や海氷観測、森林観測等、多くの場面で活用されてきました。
今後、後期利用段階として2年間、「だいち」の運用を継続し、社会・公共インフラとして衛星が国民生活に貢献できるよう、衛星利用の定着・拡大を図るとともに、新たな利用開拓を行っていきます。

プロジェクト概要


プリント

世界最大級の地球観測衛星「だいち」は陸地の状態を詳しく観測します

ALOSはAdvanced Land Observing Satellite(陸域観測技術衛星)の略で、世界最大級の地球観測衛星です。地球資源衛星1号「ふよう」(JERS-1)地球観測プラットフォーム技術衛星「みどり」(ADEOS)の開発と運用によって蓄積された技術をさらに高性能化したもので、地図作成、地域観測、災害状況把握、資源調査などへの貢献が目的です。
観測機器としては、標高など地表の地形データを読みとる「パンクロマチック立体視センサ(PRISM)」、土地の表面の状態や利用状況を知るための「高性能可視近赤外放射計2型(AVNIR-2)」、昼夜・天候によらず陸地の観測が可能な「フェーズドアレイ方式Lバンド合成開口レーダ(PALSAR)」の3つの地球観測センサを搭載し、詳しく陸地の状態を観測する機能を持っています。


地図作成だけでなく、地域観測や災害の状況把握や資源の探査にも役立ちます

「だいち」のセンサは地形情報を正確に取得することが可能です。地表の基準点などの情報に頼らずに2万5000分の1の地図作成ができる地形データ収集を行えるので、開発目的の1つである「日本国内やアジア太平洋地域など諸外国の地図の作成・更新」には大きな威力を発揮することが期待されています。また、「地球環境と開発との調和を図るための地域観測」「国内外の大規模災害の状況把握」「国内外の資源探査」など、様々な分野で利用されます。
「だいち」は私たちの自然や社会、生活を守るために役立ちます。
「だいち」は2006年1月24日、H-IIAロケット8号機により打ち上げられました。
定常観測運用の開始にともない、2006年10月24日より観測データ(「ALOSデータ」)の一般提供を開始しました。


主要諸元

国際標識番号 2006-002A
打ち上げ日時 2006(平成18)年1月24日 10:33
打ち上げロケット H-IIAロケット8号機
打ち上げ場所 種子島宇宙センター
形状 一翼式太陽電池パドル、フェーズドアレイ方式Lバンド合成開口レーダ、データ中継衛星通信部アンテナを有する箱型
本体:約6.2m×3.5m×4.0m
太陽電池パドル:約3.1m×22.2m
PALSARアンテナ:約8.9m×3.1m
質量 約4,000kg
軌道 太陽同期準回帰軌道(回帰日数46日)
軌道高度 約690km(軌道長半径7,070km)
軌道傾斜角 約98度
軌道周期 約99分
姿勢制御方式 三軸姿勢制御方式(高精度姿勢軌道決定機能)

パンフレット

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