ページの先頭です

人工衛星・探査機による貢献 測地実験衛星「あじさい」(EGS)

運用中

トピックス

一覧
2011年5月26日 更新

「あじさい」が日本測地学会坪井賞(団体表彰)を受賞!

日本測地原点の確立を図ることを目的として1986年8月13日に打ち上げられた測地実験衛星「あじさい」(EGS)の、25年の長期にわたる運用とその貴重な観測データが高く評価され、宇宙実証チーム橋本英一元プロマネを代表とするJAXA、NICT、海上保安庁、国土地理院、一橋大を一団体として、2011年5月23日に日本測地学会坪井賞(団体表彰)を受賞しました。日本測地学会坪井賞(団体表彰)は、組織的研究が重要となる測地学の特性から、顕著な業績を上げた団体に贈られます。

「あじさい」の主な功績

  • 日本近海の海図の近代化, 離島位置の決定に貢献(海上保安庁:当初目的)
  • 通信・測位実験と技術開発(NICT、一橋大)
  • 衛星の自転に関する研究(国土地理院)
  • レーザ測距による精密軌道決定技術獲得(JAXA)
  • 36~50次程度の重力場モデルの決定(世界の研究機関:例 JPL、DLR)
  • 国際測地座標系(ITRF座標系)構築に寄与
  • 「あじさい」の25年にわたる長期運動の解析により、プレートテクトニクス運動の速度場の絶対値が決定。
  • 近年、LAGIOS1/2と組み合わせた解析により、地球内の核が振動している事を実証。その結果を新しい地球回転モデル(IERS2010)に反映。

測地実験衛星「あじさい」(EGS)とは

地球を宇宙から正確に測地

測地実験衛星「あじさい」(EGS)は、H-Iロケット(2段式)試験機の性能を確認するとともに、国内測地三角網の規整、離島位置の決定(海洋測地網の整備)、日本測地原点の確立を図ることを目的として打ち上げられました。
観測は運輸省海上保安庁水路部及び建設省国土地理院が行っています。

1986年8月13日打ち上げ

測地実験衛星「あじさい」(EGS)の特徴

主要諸元

国際標識番号 1986-061A
打ち上げ日時 1986(昭和61)年8月13日 5:45
打ち上げロケット H-Iロケット試験機1号機(H15F)
打ち上げ場所 種子島宇宙センター
形状 太陽光反射鏡およびレーザ反射体を装着した直径2.15mの球体
質量 約685kg
軌道 円軌道
軌道高度 約1,500km
軌道傾斜角 約50度
軌道周期 約116分
姿勢制御方式 スピン安定方式

PAGE TOP