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地上と宇宙を結ぶ輸送システム H3ロケット

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2018年8月30日 更新

SRB-3実機型地上燃焼試験を実施しました!!

SRB-3実機型地上燃焼試験を実施しました!!

H3ロケット用固体ロケットブースタ(SRB-3)の初めての地上燃焼試験が平成30年8月26日(日)に種子島宇宙センター固体ロケット試験場で実施されました。今回の試験は実機型モータの燃焼試験で、これまでの開発で設計してきた仕様で試験を行い、着火特性、燃焼推進特性、断熱材性能等のデータを取得することが目的でした。試験は当初予定していた8月25日(土)には気象条件が整わず実施できず、翌日の16時に再設定されました。試験では、点火後約100秒の燃焼により良好にデータを取得することができました。今後は、得られたデータを分析し、設計の妥当性を評価して、必要応じてフライト用の設計に反映する計画です。

当日はライブ中継による映像配信を行い、着火とともに音と噴煙が広がる様子を視聴者の皆様に向けて、リアルタイムで届けしました。また、併せて開催したプレス公開では8社13名のメディアの来訪があり、試験場から約900m離れた竹崎展望台から撮影頂きました。

SRB-3の開発計画では、今回の試験結果を反映したフライト仕様のモータを用いて来年度に2回の認定型地上燃焼試験を予定しています。


H3ロケットとは

日本の技術で、宇宙輸送をリードせよ。

H3ロケットは、柔軟性、高信頼性、低価格の3つの要素を実現することを目指し、2020年度に試験機の打ち上げを予定している日本の新しい基幹ロケットです。
国の重要な人工衛星や探査機などを宇宙へ輸送する手段を今後も日本が持ち続けるために、現在運用しているH-IIAロケットH-IIBロケットの後継機として開発されています。H3ロケットは、国の衛星だけでなく民間の商業衛星を毎年打ち上げていくことも視野に入れています。
JAXAとプライムコントラクタである三菱重工業(株)を始めとする国内の関連企業が開発段階から総力を結集して、これまで培った運用経験等を活かして全体のシステムを刷新し、低価格・柔軟性・高信頼性を兼ね備えたロケットの実現を目指します。

H3ロケットの特徴

使いやすいロケットを目指して

H3ロケットは、2020年度以降の世界でどのようなロケットが必要になるかを調査・予測し、それに応えるロケットとして、柔軟性・高信頼性・低価格の3つの要素を実現します。

柔軟性(High flexibility)

複数の機体形態を準備し、利用用途にあった価格・能力のロケットを提供します。
打ち上げまでの期間短縮により、「すぐに打ち上げたい」という利用者の声に応えます。

高信頼性(High credibility)

H-IIAロケットの高い打ち上げ成功率を継承し、確実に打ち上がるロケットにします。

低価格(High cost performance)

H-IIAロケットから打ち上げ価格を低減します。

過去最大のパワーと多様な機体形態

H3ロケットは2種類のフェアリング、第1段エンジン(LE-9)2基または3基、固体ロケットブースタ(SRB-3)0本、2本、4本の切り換えにより、様々な大きさや軌道の人工衛星の打ち上げに対応します。静止トランスファー軌道への打ち上げ能力は、これまでのH-IIAロケット、H-IIBロケットの能力を上回る過去最大に設定しています。

構成

H3ロケット標準型(H3-24L)主要諸元

全長(m) 63
全備質量(t) 574(H3-24L)(ペイロード除く)
誘導方式 慣性誘導方式

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