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人工衛星・探査機による貢献 陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)

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2015年1月23日 更新

「だいち2号」搭載CIRCの観測データを公開

「だいち2号」搭載CIRCの観測データを公開

「だいち2号」に搭載されているCIRC(地球観測用小型赤外カメラ)は、2014年5月24日の打ち上げから、機器の健全性を確認する初期チェックアウト、観測データの精度を確認するための初期校正運用を行ってきました。
初期校正運用期間において、データが所定の精度を満たしていることを確認できましたので、このたび観測データを公開することとなりました。
データ利用の詳細についてはプロジェクトサイトをご覧ください。

地球観測用小型赤外カメラ(Compact Infrared Camera:CIRC)とは?
CIRCは、東南アジア諸国などで深刻な問題となっている森林火災の検知を主目的とした赤外センサです。冷却機構を必要としない非冷却型の検出器を採用することで、小型で軽量、かつ低消費電力を実現しています。
森林火災の被害・影響を最小限に抑える一役を担い、火山災害の把握や都市計画へ貢献することを最終目標としています。

陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)とは

大地にも、精密検査が必要だ。

陸域観測技術衛星2号(ALOS-2)は、陸域観測技術衛星「だいち」の後継機です。
地図作成・地域観測・災害状況把握・資源探査の幅広い分野で利用され、私たちの暮らしに様々な形で貢献してきた「だいち」のミッションを発展的に引き継ぎます。
Lバンド地表可視化レーダ「PALSAR-2」を搭載し、暮らしの安全の確保・地球規模の環境問題の解決などを主なミッションの目的としています。

陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)の特徴

(1)防災機関における広域かつ詳細な被災地の情報把握
(2)国土情報の継続的な蓄積・更新
(3)農作地の面積把握の効率化
(4)CO2吸収源となる森林の観測を通じた地球温暖化対策など、多岐に渡ります。
ALOS-2に搭載されるのは、「だいち」に搭載されているレーダセンサ(PALSAR)をニーズを踏まえて高性能化させたLバンド合成開口レーダ(SAR)で、光学センサと違い、昼夜・天候の影響を受けずに観測できることが特長です。

日本の誇る先端技術LバンドSARで、精密に診断

ALOS-2では、「だいち」のPALSAR(フェーズドアレイ方式Lバンド合成開口レーダ)と比べ、新たな観測モード(スポットライトモード)を
追加し、1~3mの分解能を目指します。
約10mの分解能を持つ「だいち」PALSARでは選別できない形状の判別を可能とする、より精度の高いデータをユーザに提供することで、災害の状況等を詳しく把握することが可能になります。
さらにALOS-2では、「だいち」PALSARにはない左右観測機能をもたせることに加えて、観測可能領域を向上(870km→2,320km)
させることで、迅速に観測できる範囲を3倍程度にまで大幅に広げ、観測頻度を向上させます。

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