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人工衛星・探査機による貢献 陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)

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2018年4月19日 更新

ブラジルでの違法森林伐採の摘発に、JJ-FASTが貢献

ブラジルでの違法森林伐採の摘発に、JJ-FASTが貢献

JAXAとJICA(国際協力機構)が共同で開発した、JJ-FAST(熱帯林早期警戒システムJICA-JAXA Forest Early Warning System in the Tropics)が、ブラジルの違法伐採の摘発に貢献しました。
JJ-FASTチームは、森林減少の検出精度を高めるために森林伐採検出アルゴリズムを開発しています。

2018年2月22日、森林伐採検出アルゴリズム検証のため、ブラジル政府機関「環境再生可能天然資源院(IBAMA)」とともに、森林減少を検知した場所に訪れたところ、違法伐採の現場を発見し、IBAMAがその現場を取り押さえました。また、2月26日に他の検知場所も訪れたところ、同様に違法伐採の現場を発見しました。
JAXAでは、今後も引き続きJICAとともにJJ-FASTの検出精度を高め、森林減少の抑制と気候変動対策に貢献していきます。

※JJ-FAST
JAXAの陸域観測技術衛星2号「だいち2号(ALOS-2)」の観測データを用いて、森林減少状況をモニタリングするシステム。現在は世界77ヵ国で利用されています。

陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)とは

大地にも、精密検査が必要だ。

陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)は、陸域観測技術衛星「だいち」の後継機です。
地図作成・地域観測・災害状況把握・資源探査の幅広い分野で利用され、私たちの暮らしに様々な形で貢献してきた「だいち」のミッションを発展的に引き継ぎます。
Lバンド地表可視化レーダ「PALSAR-2」を搭載し、暮らしの安全の確保・地球規模の環境問題の解決などを主なミッションの目的としています。

陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)の特徴

  1. (1) 防災機関における広域かつ詳細な被災地の情報把握
  2. (2) 国土情報の継続的な蓄積・更新
  3. (3) 農作地の面積把握の効率化
  4. (4) CO2吸収源となる森林の観測を通じた地球温暖化対策など、多岐に渡ります。
    「だいち2号」に搭載されるLバンド合成開口レーダ(PALSAR-2)は、光学センサと違い、昼夜・天候の影響を受けずに観測できることが特長です。

日本の誇る先端技術LバンドSARで、精密に診断

「だいち2号」では、「だいち」のPALSAR(フェーズドアレイ方式Lバンド合成開口レーダ)と比べ、新たな観測モード(スポットライトモード)を追加し、1~3mの分解能を目指します。
約10mの分解能を持つ「だいち」PALSARでは選別できない形状の判別を可能とする、より精度の高いデータをユーザに提供することで、災害の状況等を詳しく把握することが可能になります。
さらに「だいち2号」では、「だいち」PALSARにはない左右観測機能をもたせることに加えて、観測可能領域を向上(870km→2,320km)させることで、迅速に観測できる範囲を3倍程度にまで大幅に広げ、観測頻度を向上させます。

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