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人工衛星・探査機による貢献 陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)

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2015年5月14日 更新

国土交通省九州地方整備局と「だいち2号」観測データ提供の協定締結

国土交通省九州地方整備局と「だいち2号」観測データ提供の協定締結

JAXAは、2015年4月30日に、(1)火山などの経年的な地形変化や降灰状況の調査、(2)離島の保全の調査に資することを目的とした、陸域観測技術衛星2号「だい ち2号」(ALOS-2)の観測データの提供に関する協定を、国土交通省九州地方整備局と締結しました。
今後、九州地方整備局が保有する観測データとJAXAの衛星が観測したデータを相互に情報共有や検証することにより、広域的かつ効率的な調査が進められる ように取り組みます。
今回の協定書締結をきっかけに、人工衛星の利用の幅を広げ、安心安全な社会に向けて貢献してまいります。

陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)とは

大地にも、精密検査が必要だ。

陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)は、陸域観測技術衛星「だいち」の後継機です。
地図作成・地域観測・災害状況把握・資源探査の幅広い分野で利用され、私たちの暮らしに様々な形で貢献してきた「だいち」のミッションを発展的に引き継ぎます。
Lバンド地表可視化レーダ「PALSAR-2」を搭載し、暮らしの安全の確保・地球規模の環境問題の解決などを主なミッションの目的としています。

陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)の特徴

(1)防災機関における広域かつ詳細な被災地の情報把握
(2)国土情報の継続的な蓄積・更新
(3)農作地の面積把握の効率化
(4)CO2吸収源となる森林の観測を通じた地球温暖化対策など、多岐に渡ります。
「だいち2号」に搭載されるLバンド合成開口レーダ(PALSAR-2)は、光学センサと違い、昼夜・天候の影響を受けずに観測できることが特長です。

日本の誇る先端技術LバンドSARで、精密に診断

「だいち2号」では、「だいち」のPALSAR(フェーズドアレイ方式Lバンド合成開口レーダ)と比べ、新たな観測モード(スポットライトモード)を追加し、1~3mの分解能を目指します。
約10mの分解能を持つ「だいち」PALSARでは選別できない形状の判別を可能とする、より精度の高いデータをユーザに提供することで、災害の状況等を詳しく把握することが可能になります。
さらに「だいち2号」では、「だいち」PALSARにはない左右観測機能をもたせることに加えて、観測可能領域を向上(870km→2,320km)させることで、迅速に観測できる範囲を3倍程度にまで大幅に広げ、観測頻度を向上させます。

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