イプシロンロケットとは
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伝統を受け継ぎ、革新を続ける。イプシロンロケットはこれまで「特別」だった宇宙の敷居を下げ、誰もが積極的に宇宙を使える時代の実現を目指した固体ロケットです。組立・点検などの運用を効率化し、「世界一コンパクトな打上げ」という掛け声のもと、運用・設備・機体の打上げシステム全体の改革に取り組みました。また、振動と音を小さくする工夫に加えて、ロケットから衛星が分離されるときの衝撃を抑える工夫をすることで、世界トップレベルの乗り心地を実現しました。これまで4機のイプシロンロケットを内之浦宇宙空間観測所から打ち上げましたが、全て成功しています。 |
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トピックス
一覧イプシロンSロケット開発及び打上げ輸送サービス事業の実施に関する基本協定締結
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JAXAはイプシロンSロケットの開発及び開発したロケットを用いた打上げ輸送サービス事業に関する基本協定を株式会社IHIエアロスペース(以下、IA)と締結しました。 イプシロンSロケットは、JAXAが開発した強化型イプシロンロケットをもとに、現在開発中の大型液体ロケットであるH3ロケットとのシナジー効果を発揮させて国際競争力を強化することを目的としたロケットです。本基本協定は、自立的にイプシロンSロケットを用いた打上げ輸送サービス事業を展開できる体制を構築し、産業基盤を維持および発展させて宇宙輸送システムを自立的かつ持続可能な事業構造に転換することを目的として、JAXAとIAが開発段階および運用段階で担う役割などの基本的事項を定めたものです。今後JAXAはIAとともに本基本協定にもとづき、イプシロンSロケットの開発と打上げ輸送サービス化に向けた取り組みを進めていく予定です。 |
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プレスリリース
一覧-
- 2020年6月12日 11:00 プレスリリース
- 「イプシロンSロケットの開発及び打上げ輸送サービス事業の実施に関する基本協定」の締結について
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- 2020年6月12日 11:00 プレスリリース
- ベトナム向け地球観測衛星「LOTUSat-1」のイプシロンロケットによる打上げ受託について
試験機から強化型開発へ
強化型開発からイプシロンSロケットへ
イプシロンSロケットプロジェクト
イプシロンロケット主要諸元
コンポーネントの説明
打上げ実績
特集
- 2017年8月
- ロケットを支える人たち
パンフレット
- イプシロンロケット
(2.6MB)
ユーザーズマニュアル
- Epsilon Launch Vehicle ユーザーズマニュアル
(6.4MB)
- Appendix A
PAF-937M インタフェース(小型衛星)(1.1MB)
- Appendix B
Lightband® インタフェース(超小型衛星)(1.0MB)
- Appendix C
E-SSOD インタフェース(キューブサット)(1.1MB)
- Appendix D
射点設備データブック(1.2MB)