
2012年3月21日 更新
「こうのとり」3号機/ H-IIBロケット3号機の打ち上げ日決定!

宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3)を搭載するH-IIBロケット3号機の打ち上げ予定日時が2012年7月21日(土) 11時18分頃(日本時間)に決まりました! 現在、「こうのとり」3号機の種子島射場整備作業は計画通り順調に進んでいます。
2011年8月22日 更新
「こうのとり」3号機の一部を種子島宇宙センターに搬入

8月12日未明、宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機の補給キャリア与圧部や非与圧部、推進モジュールが種子島宇宙センターに搬入されました。今後は電気モジュールや暴露パレット等についても順次搬入されます。
「こうのとり」3号機は平成23年度に打ち上げられる予定です。
2011年3月30日 更新
「こうのとり」2号機が大気圏へ再突入。ミッション完遂!

3月29日0:46(日本時間)に国際宇宙ステーション(ISS)から離脱した宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機は、3月30日12:09頃に大気圏へ再突入しました。
「こうのとり」2号機は、国際宇宙ステーション(ISS)への物資輸送業務を完遂し、大気圏への再突入をもって約67日間にわたる全ミッションを終えました。
ミッションを完遂した「こうのとり」2号機とH-IIBロケット2号機へのメッセージを、4月6日(水)まで募集をしています。皆さまからのメッセージをお待ちしております。
2011年3月29日 更新
「こうのとり」2号機、ISSから離脱!

宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機(HTV2)は、3月28日22:29(日本時間)に国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアームでISSから取り外され、翌日0:46に放出ポイントに運ばれたあと離脱する為の噴射を開始しました。今後「こうのとり」2号機は3月30日12:09頃に大気圏に再突入する予定です。
一部地域では、30日にかけて地球周回中の「こうのとり」2号機を地上から目視することが出来ます。
また、「こうのとり」2号機の大気圏再突入時のHTV運用管制室の様子を、30日11:30からインターネットでライブ中継をします!ぜひご覧ください。
2011年3月25日 更新
29日に「こうのとり」2号機が国際宇宙ステーションから分離!ライブ中継を実施します!

国際宇宙ステーション(ISS)での不要品を積んだ宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機(HTV2)が、3月29日(日本標準時)にISSから分離し、翌30日に大気圏へ再突入する予定です。「このとり」2号機がISSから分離する模様を29日0:00(28日24:00)から、「こうのとり」2号機が大気圏へ再突入する際のHTV運用管制室の様子を30日11:30から、インターネットでライブ中継をします。皆さまぜひご覧ください。
2011年3月22日 更新
「こうのとり」2号機、国際宇宙ステーションからの分離日が決定!

国際宇宙ステーション(ISS)から出た不要品を積み込んだ宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機(HTV2)が、ISSから分離する日が決定しました。「こうのとり」2号機は3月29日0:45頃(日本標準時)にその役目を終えてISSから分離する予定です。ISSから分離後は3月30日12:10頃に大気圏へ再突入し燃焼される予定です。「こうのとり」2号機のミッションは大気圏への再突入をもって完遂となります。
当日、ISSからの分離と大気圏への再突入の様子をライブ中継する予定です。詳細は決定し次第ご案内いたします。
(画像提供:NASA)
2011年3月11日 更新
「こうのとり」2号機、地球側ポートへの再移設を完了!

3月10日20:49(日本標準時)、国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアームによる、宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機(HTV2)の天頂側ポートから地球側ポートへの再移設が開始されました。11日3:55、「こうのとり」2号機とISSの電力・通信系の結合終了をもって再移設を完了しました。今後「こうのとり」2号機は不要品の積み込み作業などを行った後、大気圏に再突入をして燃焼させる予定です。
2011年3月9日 更新
10日から「こうのとり」2号機を地球側のポートに再び移設

3月7日(日本標準時)にスペースシャトル「ディスカバリー号」が帰還に向け国際宇宙ステーション(ISS)から分離したことを受けて、宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機(HTV2)はハーモニー(第2結合部)の天頂側から地球側のポートに戻されます。「こうのとり」2号機の地球側のポートへの移設は3月10 日から11日にかけて行われる予定で、今後「こうのとり」2号機は物資の搬出作業と不要品の積み込み作業を終えた後、大気圏に再突入する予定です。(写真提供:NASA)
2011年2月21日 更新
「こうのとり」2号機を天頂側のポートに移設

国際宇宙ステーション(ISS)にスペースシャトル「ディスカバリー号」を結合する準備として、宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機(HTV2)をハーモニー(第2結合部)の地球側から天頂側のポートに移設するという、初の試みが実施されました。「こうのとり」2号機は2月19日1時45分(日本時間)に移設を行い、4時26分にはハーモニーとの電力ケーブルを接続し移設作業を完了しました。
2011年1月28日 更新
こうのとり2号機、国際宇宙ステーションに結合完了!

H-IIBロケット2号機によって打ち上げられた宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機(HTV2)は、1月27日20時41分(日本時間)頃に国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアームにより把持され、28日の3時34分(日本時間)頃に結合を完了しました。今後は船内貨物、船外貨物がISS搭乗員によって順次ISS内へ移送される予定です。
2011年1月22日 更新
こうのとり2号機/H-IIBロケット2号機の打ち上げ成功!

1月22日(土)14:37:57に、宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機(HTV2)を搭載したH-IIBロケット2号機を、種子島宇宙センターから打ち上げました。
H-IIBロケット2号機は正常に飛行し、打ち上げ約15分13秒後に「こうのとり2号機」を分離したことを確認しました。
今後「こうのとり2号機」は国際宇宙ステーション(ISS)に接近し、1月28日(金)にISSと結合する予定です。
特設サイトでは引き続き応援メッセージを募集しております。是非メッセージをお寄せください。
2010年12月14日 更新
「こうのとり2号機」打ち上げに向けた全機点検が完了

種子島宇宙センターでは、宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機(HTV2)の電気的・機械的な結合を10月末に完了したのち、全機点検を11月末まで行い、機体に問題が無いことを確認しました。
全機点検後は「こうのとり2号機」のタンクに推進薬を充填する作業を完了し、現在はタンク圧の調整を行っています。打ち上げに向けた準備作業は順調に行われています。
今後はバッテリの充電作業やH-IIBロケット2号機との結合など、最終準備が進められる予定です。
2010年12月1日 更新
宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機の運用管制シミュレーションを公開

11月30日筑波宇宙センターで、こうのとり2号機(HTV2)の運用管制シミュレーションの一部が報道機関に公開されました。
シミュレーションは運用管制要員の訓練及び習熟を目的としており、こうのとり 2号機が国際宇宙ステーション(ISS)より約12km低い軌道から徐々にISSに接近し、ISSのロボットアームでHTVを把持、結合するまでのイベントを約20時間かけてNASAと合同で行います。
2010年11月26日 更新
種子島宇宙センターで「こうのとり2号機」を公開

11月25日、種子島宇宙センターの第2衛星フェアリング組立棟で、宇宙ステーション補給機「こうのとり」2号機(HTV2)の機体を報道機関向けに公開しました。今後も「こうのとり2号機」は推進薬充填やロケット結合など、打ち上げに向けた準備を進めていきます。
特設サイトでは随時「こうのとり2号機」「H-IIBロケット2号機」に関する情報をお届けいたします。プロジェクトへの応援メッセージも受付中です。
2010年11月11日 更新
HTV愛称決定&特設サイトオープン!

宇宙ステーション補給機(HTV)の愛称が「こうのとり」に決まりました!
約1ヶ月間にわたり愛称を募集した結果、17,236件もの応募をいただき、その中から、大切なもの(赤ん坊、幸せ)を運ぶ鳥としてのイメージが、国際宇宙ステーション(ISS)に重要な物資を運ぶHTVのミッション内容を的確に表していることから、「こうのとり」が選ばれました。
「こうのとり2号機」はH-IIBロケット2号機に搭載され、2011年1月20日(木)15:29頃(日本時間)に打ち上げられる予定です。
打ち上げ日と愛称決定に伴い、「こうのとり2号機/H-IIBロケット2号機特設サイト」が本日オープンしました!今後は特設サイトでプロジェクト関係者のコラムや関連情報を随時更新していきますので是非ご覧ください!
(*)打ち上げ時刻は最新の国際宇宙ステーションの軌道により最終的に決定されます。
2010年11月10日 更新
HTV2/H-IIBロケット2号機の打ち上げ日決定!

宇宙ステーション補給機2号機(HTV2)を搭載したH-IIBロケット2号機の打ち上げ日時が、2011年1月20日(木)15:29頃(日本時間)に決まりました。
現在、HTV2は種子島宇宙センターで全機結合を完了し、これから打ち上げに向けた最終準備段階に入ります。H-IIBロケット2号機は種子島宇宙センターへの輸送が済み次第、組み立て作業が開始されます。
(*)打ち上げ時刻は最新の国際宇宙ステーションの軌道により最終的に決定されます。
2010年11月2日 更新
HTV2号機の全機結合完了、打ち上げに向けた最終準備段階へ

(左)HTV2号機の全機結合の様子、(中央)全機結合されたHTV2号機(前面)、(右)全機結合されたHTV2号機(背面)
10月29日、種子島宇宙センターの第2衛星フェアリング組立棟(SFA2)にて、宇宙ステーション補給機(HTV)2号機を打ち上げ形態に電気的・機械的に結合(全機結合)する作業が完了しました。
HTV2号機は、結合後の総合的な機能確認を目的とした全機点検を行った後、推進剤の充填作業、衛星フェアリングへの格納作業など打ち上げに向けた最終準備段階を経て、2010年度冬期にH-IIBロケットに搭載され、種子島宇宙センターから打ち上げられる予定です。
2010年10月13日 更新
HTV2号機の全機結合を開始

種子島宇宙センターの第2衛星フェアリング組立棟(SFA2)で、10月6日から宇宙ステーション補給機(HTV)2号機を全機結合する作業が開始されました。
全機結合の開始に先立ち、9月中には、国際宇宙ステーション(ISS)へ運ぶ物資をHTV2号機の補給キャリア与圧部と補給キャリア非与圧部に搭載する作業が行われました。
2010年8月27日 更新
宇宙ステーション補給機(HTV)愛称募集!
採用者から抽選で打ち上げ見学にご招待

2009年に技術実証機のミッションを成功させ、今年度から運用機としての打ち上げを予定している宇宙ステーション補給機(HTV)の愛称(ひらがな、カタカナ、平易な漢字)を募集します。
HTVは、国際宇宙ステーション(ISS)に食糧や衣類、実験装置などを輸送する補給船です。このHTVの特徴やイメージを想像できる、素敵な名前を考えてください。愛称に採用された方の中から抽選で、HTVの各号機につき1組2名様を、種子島宇宙センターからの打ち上げ見学にご招待します。
応募は9月30日(木)17時まで。多数のご応募お待ちしています。
2010年4月7日 更新
「HTV/H-IIBロケットの開発」が日本産業技術大賞文部科学大臣賞を受賞

「第39回日本産業技術大賞」の文部科学大臣賞を、「HTV/H-IIBロケットの開発」に携わったJAXAほか11社が受賞しました。
「日本産業技術大賞」は、日刊工業新聞社が産業の健全な発展に貢献する自主技術の開発を促進するために、独創的な大型技術システムの開発に対して毎年表彰しているものです。
2010年2月10日 更新
HTVプロジェクトチーム「科学技術への顕著な貢献2009 ナイスステップな研究者」に選定

2005年より文部科学省科学技術政策研究所では、科学技術への顕著な貢献をした人物を「科学技術への顕著な貢献 ナイスステップな研究者」として選定しています。
この度、宇宙ステーション補給機(HTV)ミッションの技術実証が評価され、HTVプロジェクトチームが2009年の「ナイスステップな研究者」に選定されました。 2月9日、科学技術政策研究所にて虎野プロジェクトマネージャ、小鑓サブマネージャ、佐々木ファンクションマネージャに記念品の贈呈が行われました。
2009年11月2日 更新
HTV技術実証機大気圏へ突入。ミッション終了

10月31日に国際宇宙ステーション(ISS)から離脱した宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機は、11月2日6:26頃に大気圏に再突入しました。
HTV技術実証機は、ISSへの物資輸送を完遂し、本日の再突入をもって、約52日間にわたる全ミッションを終えました。
2009年10月31日 更新
HTV技術実証機、ISSから分離

国際宇宙ステーション(ISS)での作業を全て終えた宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機は、日本時間10月31日0:02にISSのロボットアーム(SSRMS)によりISSから取り外され、31日2:32にISSから離脱しました。
今後HTVはISSの軌道を離れ、11月2日(月)6:25頃に大気圏へ再突入する予定です。
軌道離脱が順調に行き、天気が良ければ、2日6:13頃、沖縄から大気圏突入直前のHTVが見られるかもしれません。(写真提供:NASA)
2009年10月27日 更新
31日(土)にHTVがISSから分離!インターネットでライブ中継

国際宇宙ステーション(ISS)に係留中の宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機は、日本時間10月30日(金)未明にISSとのハッチがクローズされ、同日深夜にISSのロボットアーム(SSRMS)によりISSから取り外されます。31日(土)2:30頃にISSから分離し、順調に行けば11月2日(月)6:25頃に大気圏へ再突入する予定です。
HTV取り外しの模様は30日(金)23:45から、分離の模様は31日(土)2:15から、インターネットでライブ中継します。週末の深夜は、HTVに注目を!
2009年10月21日 更新
HTV、搭載物の搬出作業完了

国際宇宙ステーション(ISS)に係留中のHTV技術実証機の運用は順調です。10月4日、「きぼう」日本実験棟ロボットアームの子アームが、物資輸送用バッグ(CTB)に梱包された状態でISSへ移送されました。10月14日には、船内保管室搭載型保管ラック(PSRR)が移送されました。そして10月20日、補給キャリア与圧部内に搭載された物資の搬出作業がすべて完了しました。
搬出作業が完了した補給キャリア与圧部には、ISSの不要品が収容されます。不要品の収容完了後、HTV技術実証機はISSから分離し、来月初旬に大気圏へ再突入する予定です。
(写真:補給キャリア与圧部内から物資輸送用バッグを搬出するロバート・サースク宇宙飛行士 提供:NASA)
2009年10月14日 更新
HTVの運用は順調、引き続き物資の搬出作業が進行中

国際宇宙ステーション(ISS)に係留中の宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機では、補給キャリア与圧部内に搭載された物資の搬出作業が引き続き行われています。
10月4日、「きぼう」日本実験棟ロボットアームの子アームが、物資輸送用バッグに梱包された状態でISSへ移送されました。船内保管室搭載型保管ラック1台は、 10月14日にISSへ移送される予定です。そのほか、実験試料などの移送が進められています。
宇宙ステーション・きぼう広報・情報センターでは、HTVや「きぼう」日本実験棟の最新情報をお届けする「ISS・きぼうウィークリーニュース」のダイジェストを毎週火曜日にメールでお届けしています。この機会にぜひご登録ください。
(写真:補給キャリア与圧部内の物資の搬出作業を行うニコール・ストット宇宙飛行士 提供:NASA)
2009年9月26日 更新
曝露パレット、HTVへ収納完了

宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機の曝露パレットは、搭載していた2台の船外実験装置を「きぼう」日本実験棟船外実験プラットフォームに移設した後、「きぼう」ロボットアーム、国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアーム(SSRMS)により、9月25日22:20(日本時間)にHTVの補給キャリア非与圧部に再び収納されました。
今後HTVでは引き続き、ISS宇宙飛行士による補給キャリア与圧部内の物資の搬出作業が継続され、その後ISS内で使用済みとなった機材などの不要品を補給キャリア与圧部内に収容する作業が行われます。そして11月上旬にISSから分離し、大気圏に突入する予定です(正式な日程は、ISS/HTVの運用状況によって決定されます)。(写真提供:NASA)
2009年9月25日 更新
船外実験装置を「きぼう」船外実験プラットフォームへ取り付け

宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機に搭載されていた2台の船外実験装置が、日本時間9月24日から25日にかけて、HTVの曝露パレットから「きぼう」日本実験棟船外実験プラットフォームに移設されました。
2台の船外実験装置は、超伝導サブミリ波リム放射サウンダ(SMILES)と沿岸海域用ハイパースペクトル画像装置および大気圏/電離圏遠隔探査システム実験装置(HREP)で、日本時間24日20:15にHREPが、25日1:12にSMILESが「きぼう」船外実験プラットフォームに取り付けられました。(写真提供:NASA)
2009年9月24日 更新
HTV曝露パレットを「きぼう」船外実験プラットフォームに取り付け

日本時間23日18:06、国際宇宙ステーション(ISS)に係留中の宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機から、船外実験装置を搭載した曝露パレットが取り出され、22:33に「きぼう」日本実験棟船外実験プラットフォームに取り付けられました。
曝露パレットに積まれた船外実験装置は、今後「きぼう」船外実験プラットフォームに移設される予定です。(写真提供:NASA)
2009年9月18日 更新
HTV技術実証機、ISSに結合完了!

9月11日2:01にH-IIBロケット試験機によって打ち上げられた宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機は、約1週間かけて国際宇宙ステーション(ISS)に接近し、日本時間18日4:27にISS下方10mの位置(バーシングポイント)に到着しました。
4:51には、ISSクルーが操作するISSのロボットアーム(SSRMS)で把持され、7:26にISSの「ハーモニー」(第2結合部)の下側(地球側)の共通結合機構(CBM)に取り付けられました。その後、10:49に電力・通信ラインの接続が完了したことで、HTV技術実証機のISSの結合が完了しました。
2009年9月15日 更新
HTV最終接近開始!18日(金)早朝にライブ中継

9月11日(金)2時01分46秒にH-IIBロケット試験機によって打ち上げられた宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機は、現在順調に飛行を継続しています。 15日の国際宇宙ステーション(ISS)ミッション管理会議で、HTV技術実証機の ISSへの最終接近開始を判断したため、16日より高度調整マヌーバを行い、徐々にISSへ接近していく予定です。
いよいよ18日(金)にHTV技術実証機はISSに結合します。JAXAでは18日朝 4:00からISSのロボットアームがHTVを掴む模様を、朝7:00からHTVがISSに結合する様子をインターネット中継します。情報センターJAXA i も7時にオープンしてパブリックビューイングをいたします。早朝ですがお見逃しなく!
2009年9月11日 更新
HTV技術実証機/H-IIBロケット試験機打ち上げ成功!!

9月11日(金)2時01分46秒に、宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機を載せたH-IIBロケット試験機を、種子島宇宙センターから打ち上げました。
H-IIBロケット試験機は正常に飛行し、打ち上げ約15分10秒後にHTV技術実証機を分離した事を確認しました。
今後、HTV技術実証機は国際宇宙ステーション(ISS)へ徐々に接近し、18日(金)にISSに結合する予定です。
2009年8月31日 更新
HTV、VABへ移動!打ち上げに向け最終段階へ

8月30日、衛星フェアリングに包まれた宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機が、大型ロケット組立棟(VAB)へ移動しました。今後H-IIBロケット試験機への搭載作業を行い、9月11日の打ち上げを待つばかりとなります。
HTV/H-IIBミッションを紹介するプロモーションムービーを公開しました。ぜひ打ち上げまでにご覧下さい。応援メッセージも募集中です。
2009年8月24日 更新
HTVを衛星フェアリングに格納

8月21日、宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機は、第2衛星フェアリング組立棟(SFA2)で、ロケットと衛星をつなぐ台座である「Payload Attach Fitting (PAF)」に結合されました。
23日には、PAF結合されたHTV技術実証機を衛星フェアリングに格納する作業が行われました。衛星フェアリングは、HTVを覆い、打ち上げ時にHTVを空気抵抗、摩擦熱や音響振動から守るためのものです。今回使用する衛星フェアリングは、直径約5m×全長約15mある5S-H型と呼ばれるもので、HTVを打ち上げるために開発されました。
今後、HTV技術実証機は、大型ロケット組立棟(VAB)に運ばれ、H-IIBロケット試験機との結合を実施する予定です。
2009年7月9日 更新
HTV 種子島宇宙センターで機体公開

7月9日、種子島宇宙センターの第2衛星フェアリング組立棟で、宇宙ステーション補給機(HTV)の機体を報道機関向けに公開しました。
HTV/H-IIB特設サイトでは、随時HTV、H-IIBロケットの最新情報を発信しています。HTV、H-IIBロケット、プロジェクトチームへの応援メッセージも募集中です。
2009年7月8日 更新
HTV/H-IIB打ち上げ日決定!特設サイトオープン!!

宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機を載せたH-IIBロケット試験機の打ち上げ日時を、9月11日(金)2:04に設定(*)しました。
現在HTVは、種子島宇宙センターで全機結合までの組み立て作業を終え、これから全機点検や燃料の充填など、打ち上げに向けた最終準備段階に入ります。 H-IIBロケットは、11日に地上総合試験(GTV)を予定しています。
本日オープンした「HTV/H-IIB特設サイト」で、今後のHTV、H-IIBロケットの最新情報をお伝えしていきます。どうぞお楽しみに!特設サイトでは、応援メッセージの募集も開始しました。皆さまからHTV、H-IIBロケット、プロジェクトメンバーへの応援をお待ちしています。
(*)打ち上げ時刻は最新の国際宇宙ステーションの軌道により最終的に決定されます。
2009年6月30日 更新
HTV技術実証機 種子島宇宙センターで打ち上げに向け順調に進行中

種子島宇宙センターでは、宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機の準備が順調に進められています。
4月23日未明に種子島宇宙センターに到着したHTVは、種子島宇宙センターの第2衛星フェアリング組立棟に搬入され、構成要素ごとに輸送後の点検が行われました。その後、国際宇宙ステーション(ISS)へ運ぶペイロードを補給キャリア与圧部と補給キャリア非与圧部に搭載する作業が行われました。
補給キャリア与圧部には、物資輸送用バッグ(Cargo Transfer Bag: CTB)に収納された食料品や衣服などの補給品および各種実験試料が、HTV専用の補給ラック(HTV Re-supply Rack: HRR)に格納された状態で搭載されました。また、補給キャリア非与圧部には、「きぼう」日本実験棟の船外実験プラットフォーム実験装置である超伝導サブミリ波リム放射サウンダ(Superconducting Submilimeter-Wave Limb-Emission Sounder: SMILES)と、NASAの実験装置が、曝露パレットに取り付けられた状態で搭載されました。
ペイロードの搭載が完了した後には、補給キャリア与圧部と補給キャリア非与圧部を結合する作業が行われました。その後、6月24日に電気モジュールと推進モジュールを含めた全機結合が行われました。
HTV技術実証機は、全機結合までの組み立て作業を終え、今後、全機点検や燃料の充填など、打ち上げに向けた最終準備段階に入ります。
2009年4月24日 更新
宇宙ステーション補給機(HTV)種子島宇宙センターに到着

4月17日に筑波宇宙センターを出発した、宇宙ステーション補給機(HTV)初号機(技術実証機)は、23日未明に種子島島間港から種子島宇宙センターへ輸送されました。
補給キャリア与圧部、補給キャリア非与圧部、電気モジュールおよび推進モジュールと分解されて輸送されたHTVは、今後種子島宇宙センターで組み立て、機能試験など、打ち上げに向けた最終確認を行います。
2009年4月17日 更新
宇宙ステーション補給機(HTV)種子島宇宙センターへ向け出発

宇宙ステーション補給機(HTV)の初号機(技術実証機)が、4月17日未明に筑波宇宙センターから出発しました。
HTVは今後種子島宇宙センターへ輸送され、組み立て、整備された後、現在試験中のH-IIBロケットで打ち上げる予定です。
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| TKSCを出発するHTV初号機(補給キャリア非与圧部、電気モジュールおよび推進モジュール) |
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土浦新港に到着したHTV初号機(補給キャリア与圧部) |
2008年12月26日 更新
宇宙ステーション補給機(HTV)プレス公開

12月25日、筑波宇宙センターにて、宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機(初号機)構成要素の全機結合後、初めてプレス公開が行われました。今後、HTV初号機は、機械的・電気的にHTV全機を結合した状態で、配管や電気系統の導通確認などHTV全体の確認を行う全機機能試験や、各種適合性試験などが行われた後、2009年4月以降に種子島宇宙センターに搬送され、同夏期以降にH-IIBロケットに搭載されて種子島宇宙センターから打ち上げられる予定です。
2008年12月18日 更新
宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機(初号機)の構成要素、初めての全機結合

12月12日、筑波宇宙センター総合環境試験棟では、宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機(初号機)の全機機能試験に向け、
HTVの構成要素である「補給キャリア与圧部」と「補給キャリア非与圧部」の貨物区画、そして「曝露パレット」、「電気モジュール」、「推進モジュール」全てを結合(全機結合)しました。HTV構成要素の全機結合は初めてのことで、全長約10m、「きぼう」日本実験棟船内実験室とほぼ同じ大きさとなり、 JAXAがこれまでに打ち上げた宇宙機の中でも最大級の大きさとなります。
全機機能試験では、機械的・電気的にHTV全機を結合し、配管や電気系統の導通確認など、HTV全体としての確認試験を行います。
HTV初号機は、
H-IIBロケットに搭載され、2009年9月以降に種子島宇宙センターから打ち上げられる予定です。
2008年10月30日 更新
HTV技術実証機(初号機)の熱真空試験、音響試験完了

筑波宇宙センターの総合環境試験棟では、宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機(初号機)の試験が行われています。
2008年9月3日に、
電気モジュールと推進モジュールを結合した本体部分の熱真空試験が完了し、全ての熱真空試験が完了しました。
9月11日には、
補給キャリア与圧部が反響室に搬入され、9月16日〜18日の間、補給キャリア与圧部の音響試験が行われました。ロケット打ち上げ時は、エンジンなどから大きな音が発生します。音響試験では打ち上げ時の音響環境を模擬して、構造物や機器類の耐音響性を確認します。10月21日〜28日の間、曝露パレットを搭載した
補給キャリア非与圧部、電気モジュールと推進モジュールを結合した本体部分の音響試験が行われました。
今後、音響試験完了後には初めてHTVの全機を結合するなどの機能試験などが行われ、これらの試験結果を評価して機能に問題がないことが確認された後、種子島宇宙センターへ搬送され、打ち上げの最終準備段階に入ります。
2008年8月27日 更新
HTV技術実証機(初号機)の熱真空試験を実施中

筑波宇宙センター(TKSC)の総合環境試験棟では、宇宙ステーション補給機(H-II Transfer Vehicle: HTV)技術実証機(初号機)の熱真空試験が行われています。この試験では、宇宙の真空および熱の環境を模擬した状態で、構造物の熱設計の評価や耐環境性の確認を行います。
補給キャリア与圧部/補給キャリア非与圧部の熱真空試験は既に完了し、現在は
電気モジュールと推進モジュールを結合した本体部分が13mφスペースチャンバに入っており、試験の完了は9月初旬の予定です。その後、音響試験、機能試験などが行われ、これらの試験結果を評価して機能に問題がないことが確認された後、種子島宇宙センターへ搬送され、打ち上げの最終準備段階に入ります。
写真:13mφスペースチャンバへ搬入されるHTV本体部分(電気モジュールと推進モジュールの結合体)
2008年4月18日 更新
HTV初号機(技術実証機)記者公開

国際宇宙ステーション(ISS)への無人補給機であるHTVの初号機(技術実証機)の記者公開が4月17日に筑波宇宙センターにて行われました。今回、物資を輸送するための補給キャリア、機体をコントロールする電気モジュール、及び推進システムを搭載した推進モジュールとに分けられて公開されましたが、完成時には全長10m、全備重量16.5トンの日本最大の宇宙機になります。HTV初号機はこの後、熱真空試験や音響試験などの機能試験を経て、2009年夏にH-IIBロケット試験機1号機にて種子島から打ち上げられる予定です。
2007年7月2日 更新
近傍通信域システム(PROX)の試験が行われています

現在、NASAケネディ宇宙センター(KSC)において、近傍通信域システム(PROX)の試験が行われています。
PROXは「きぼう」に搭載され、HTV本体との通信、ISSとのデータの授受、ISSとHTV本体間の相対距離等及び相対速度の計測などを行い、HTVのISSへの接近を支援するシステムです。
PROXは昨年からPROX単体試験及びPROX/ラック適合性試験を実施した後に、出荷前審査会を実施し、平成19年1月に米国へ出荷しました。KSCにてJEM/PROX適合性試験などの試験を実施した後、最終的に船内保管室に搭載され、平成20年2月末に1J/A便にて打上げ予定です。
写真1:PROX概観写真(右下がPROX、出荷前、筑波宇宙センターにて)
写真2:ケネディ宇宙センターでのPROX試験の様子
写真3:古川宇宙飛行士によるクルーレビューの様子(PROXラック背面より撮影)
2006年6月26日 更新
筑波宇宙センターで試験機を記者公開

6月23日、筑波宇宙センターで「宇宙ステーション補給機(HTV)」の試験機を公開しました。HTVは国際宇宙ステーション(ISS)へ物資を運ぶ無人輸送機です。ISS搭乗員が直接乗り込み、運用支援できる「有人対応貨物輸送機」としての機能と、「任意な高度への軌道間輸送」「ISSへのランデブー飛行」「再突入」を行う「軌道間輸送機」としての機能を併せ持つもので、宇宙空間での自立した活動に必要な技術の習得を図ります。
今回の試験機は、宇宙空間での温度環境をはじめ、打ち上げ時の音響や振動に対しての耐久性に関わるテストを行うためのものです。これにより、基本設計に関するデータを確認するとともに、試験で取得されたデータを今後の開発に反映させることを目的としています。
プロジェクト概要
- 全長:約10m(スラスタを含む)
- 直径:約4.4m
- 質量:約10.5トン(補給品は除く)
- 補給能力:約6トン
- 廃棄品搭載能力:約6トン
- 目標軌道:
宇宙ステーション軌道
高度350km〜460km
軌道傾斜角 約51.6度
- ミッション時間:
単独飛行 約100時間
待機能力 1週間以上
ISS滞在 約30日間
2004年5月28日 更新
秒速6kmでアルミ球を衝突させデブリ防御機能を検証しました

「きぼう」をはじめとする国際宇宙ステーション(ISS)の各モジュールは、軌道上を浮遊するスペースデブリ(宇宙ゴミ)に衝突されても機能を失わないよう「デブリバンパ」と呼ばれる防御壁を備えています。
モジュールごとの防御レベルは、モジュールが配置される位置や衝突確率などを勘案して決められますが、限られた重量で要求される防御効果を得るため、デブリバンパと与圧壁面と間隔を大きくとるなど、さまざまな工夫が凝らされています。
HTVの機体表面に配した太陽電池パネルも有効な防御壁の一部になるものと考えられますが、ではそれがどの程度有効なのかは、検証を経ねばなりません。
そこで、実際のHTVの構造を模した供試体を使って高速衝突試験を行い、その効果を確認しました。
実験では、さまざまな寸法のアルミ球を、秒速約6kmという非常な高速で射出し防御壁に衝突させました。そして、最終的に防御壁の後方に置かれた与圧壁に穴が空いたかどうかで効果を判断しました。
その結果、太陽電池とパネルの構造(アルミハニカム構造)は、デブリの防御に効果があることが確認され、HTVのデブリ防御設計評価に必要なデータが取得できました。
写真上:供試体(右側の厚い板が太陽電池パネル)
写真下:実験後の太陽電池パネルを裏から見たもの
2003年3月28日 更新

直径約4m、全長10m弱と「観光バスがすっぽり収まる」ほどの大きさになるHTVの開発に際しては、機体を「補給キャリア与圧部」「補給キャリア非与圧部」「電気モジュール」「推進モジュール」4つに分割し、それぞれ別個に「熱構造試験モデル」の製作を進めています。
「熱構造試験モデル」とは、打ち上げ時の音響や振動、分離時の衝撃、あるいは宇宙空間での過酷な熱環境を模擬した試験に臨むためのモデルです。
主構造はロケットの構造設計を踏襲した円筒形のセミモノコック構造で、最終的には製作された4つのモジュールを結合し、機体の強度と剛性を評価します。
さらに、搭載品の環境条件を規定するためのデータ取得および熱環境に対する特性データの取得を目的として、強度試験、圧力試験、共振周波数取得、音響試験、衝撃試験、熱平衡試験等を実施します。
これら一連の試験は、来年度から開始されます。
写真1:本体構造熱試験モデル
写真2:推進系「ヘリウムガス供給サブモジュール」熱構造試験モデル
2001年10月5日 更新

HTVは国際宇宙ステーション(ISS)に到着後、クルーの操作するマニピュレータにより曝露パレットを取出し、積み荷を補給します。その後、曝露パレットは再度HTVの中に戻されますが、その際に抵抗なく、また正確な位置に入れられるように、曝露パレットはローラーをもっています。
2001年8〜9月にローラー転がり滑り要素試験が実施されました。ローラーは軽量化のため樹脂で製作され、表面に固体潤滑膜が施工されます。このように樹脂に固体潤滑という組合せは珍しく、製作工程の確認、さまざまな環境(高温、低温、真空、大気中等)の中での摩擦抵抗データの取得、摩耗寿命等の基礎データの取得を目的としています。
また、実物大のローラーを製作して転がり試験を行うことにより、実際の運用時に近い摩擦データも取得しました。これらの試験で取得したデータは今後HTVの設計、マニピュレータの性能確認の解析に利用、反映されていくだけでなく、今後の人工衛星、宇宙用機器へも基礎データとして応用されていきます。
写真上:真空高温漕での転がり試験のセットアップ
写真下:実物大のローラー試験のセットアップ
2001年6月29日 更新

HTVの追加基本設計審査会(ΔPDR)が、NASA関係者はもちろんのこと、ISSプログラムマネージャを含む多数のCSA関係者の協力のもと、以下の日程で筑波宇宙センターにて実施されました。
・予備審査:2001年5月15日、16日
・本審査 :2001年5月18日
本追加基本設計審査会では、一昨年に行われた基本設計審査会にて審査されなかった範囲(曝露キャリア/曝露パレット、JEM内に搭載されるGPS受信機、クルー操作パネルなど)及び設計変更がなされた部分(太陽電池システム、軌道設計など)についての設計審査が実施されました。
審査に先立っては、あらかじめ各機関に送付しておいた審査資料に対して、1,000件を超える指摘票を受け取っており、その処置内容についての討議を3週間にわたって実施し、適切に処置されました。本審査の結果、ISSの安全に関して、数点の要確認事項が明確になっており、今後、それらについて重点的に検討を進める予定です。
写真:HTV追加基本設計審査会・予備審査
2001年2月19日 更新

HTV与圧キャリアは、JEM補給部与圧区をベースに設計しています。ただし、重量・コストを軽減するため、後方部の構造をロケットの推進薬タンクと同様な一体成形ドーム構造に変更しています。与圧キャリア後方ドームの開発は、与圧キャリア開発担当の三菱重工業のもと、H-IIAロケットと同じドイツのMAN-Technologie社で実施され、設計、製造に係わる問題点(板厚、アルミ溶接、強度要求等)をクリアし、無事完了いたしました。写真の後方ドームは国内での工作試験に使用するためのものです。今後、フライト品の製作に着手するとともに量産化へ移行します。
写真:工作試験用HTV与圧キャリア後方ドーム
2000年12月8日 更新

2000年4月18日〜20日に実施された宇宙飛行士によるHTV把持運用リアルタイム評価試験に引き続き、SSRMS条件、評価メンバー、および使用設備を拡充して同試験を以下の日程で実施しました。
| 日時: |
2000年11月8日〜11月10日 |
| 場所: |
カナダ連邦ケベック州セントフーバー市
カナダ宇宙機関(CSA)本部 |
今回は、前回よりも大掛かりで周辺機器などが整っている、CSA所有のMOTS(MSS Operations and Training Simulator )設備を使用し、土井宇宙飛行士をはじめとした5人のISSクルーによって、合計120ランにも及ぶシミュレーションを実施しました。試験方法は前回と同様に、SSRMSによってフリードリフト状態にあるHTVを定られた時間内に把持する運用を宇宙飛行士が実際に操作し、その作業性を評価するものです。詳細な結果は現在解析中ですが、前回の試験での結果を考慮し、一部のアーム作業手順の変更などを行ったことにより、前回よりも良好な結果を得ています。
写真(上段):試験実施中の土井宇宙飛行士
写真(下段):サポートするCSAメンバー
2000年11月9日 更新

ISSに係留されたHTVに宇宙飛行士が入室するためには、HTV内の空気を循環させる必要があります。空気を循環させるファンは、大流量の空気を循環すると共に騒音を押さえ、かつ軽量でコンパクトなサイズで、なおかつ厳しい打上荷重に耐えなければなりません。HTVは、1飛行毎の使い捨てミッションであるため、高価な宇宙ステーション共通のファンを使用するのでなく、適切な機能性能を持ちかつ低コストなファンを独自に開発することにしました。
現在、神鋼電機株式会社にて、その循環ファンの開発試験として、多段軸流ファンおよび翼形状設計による騒音低減効果の確認、さらにハウジングによる防音/防振の効果の確認試験を実施中です。今後、各試験結果を評価し、最終設計に移ります。
写真:試験セットアップ
2000年10月6日 更新

9月15日に米国Primex Space Systems社において、HTVの姿勢制御用スラスタとして使用されるR-1E28基の納入前審査(PSR)が実施されました。本スラスタは、石川島播磨重工業(株)に納入され、推進系システムの作動を確認するために総合燃焼試験(SFT)に使用された後、HTV初号機に搭載されます。
本スラスタはスペースシャトルの姿勢制御用にも搭載されており、また今後宇宙ステーションにおいても推進モジュール用として搭載される計画です。
写真:28基のR-1Eスラスタ(Primex Space Systems社提供)
2000年7月7日 更新

HTVの補給キャリアには、与圧区への補給品を輸送するための与圧部と、与圧区外(宇宙空間)への曝露実験装置を搭載する非与圧部があります。非与圧部には曝露パレットと呼ばれる曝露実験装置交換用パレットが搭載されており、曝露実験装置は曝露パレットごとISSマニピュレータ(SSRMS)で取り出します。
4/10〜6/8にかけて曝露パレットの曝露実験装置分離機構に使用されるパラフィンアクチュエータの要素試験が石川島播磨重工業(株)瑞穂工場にて実施されました。パラフィンアクチュエータはパラフィンの固体→液体の相変化時に発生する体積の増加を利用してピンを駆動するもので、低衝撃分離機構用のアクチュエータとして注目されています。本試験ではパラフィンアクチュエータの特性の把握を目的に、基本的な作動試験、真空中、高温、低温での作動試験、データ取得試験等を実施し、良好なデータが取得されました。今後の曝露実験装置分離機構の設計に反映されます。
2000年5月26日 更新

HTVは国際宇宙ステーション(ISS)に自律で接近飛行しますが、最終段階ではISSのクルーの操作するマニピュレータ(SSRMS)によって掴まれ、宇宙ステーションに結合されます。この浮遊している宇宙機をSSRMSによって把持する運用はHTV特有の要求であり、ISSのクルーによって規定された時間内に安全、確実に把持できることを確認する必要があります。
そこで4月18日〜20日にかけて、SSRMSによってHTVを把持する作業の評価が、カナダオンタリオ州、ブラントン市にある、MD-R社(MacDonald Dettwiler Space and Advanced Robotics Limited)にて実施され、土井宇宙飛行士を含む4名の宇宙飛行士の他、NASDA、SSRMSを開発しているCSA、運用を統括しているNASAのエンジニアが参加しました。
この評価作業では、あらかじめNASDAより提供したHTVの運動特性を入力したマニピュレータのコンピュータシミュレータ:MDSF-RT設備(Manipulator Development and Simulation Facility in Real-Time)を用い、宇宙飛行士がシミュレータ内のSSRMSを操作して、HTVの把持作業を実施しました。詳細な結果は現在解析中ですが、宇宙飛行士達の意見として概ね妥当な難易度であるとの評価を受けており、HTV把持作業には大きな技術的な問題はない見込みです。
写真:HTVキャプチャ・リアルタイムクルー評価試験状況(MD-R社提供)
2000年4月21日 更新

今月は国際宇宙ステーションに対するHTVの安全性の確認を目的とした、安全審査が実施されました。
HTV Safety Review Panel (Phase 1):3月13日〜3月17日 ジョンソンスペースセンター(ヒューストン)
Safety Review Panelは、国際宇宙ステーションを構成する全てのセグメント、接近する宇宙機に対して実施されるものであり、特にHTVは新規に開発される宇宙ステーション補給機としては、最初に本審査を受けるものとなりました。この審査会の中では、宇宙ステーション補給機として、補給部、推進系などのハードウェアの安全性と並び、接近飛行の安全性にも重点を置いて活発な審査が実施され、現状の設計の妥当性が確認され、次フェーズに進むことが了承されました。
写真:Safety Review Panel審査員
2000年1月31日 更新

HTVの航法、誘導制御系の要である、SIGI(Space Integrated GPSR/IMU)のPDR(基本設計審査会)が、12月9日、10日の両日に、米国フロリダ州タンパ市にある、Honeywell co.にて実施されました。
本センサはHTVの姿勢、マヌーバ制御に使用する加速度センサ、リングレーザージャイロに加え、航法用のGPSを一つのパッケージに統合したものです。
SIGIは国際宇宙ステーションでも姿勢の測定の為に使用されており、SIGIの元になったH764は航空機において数多く使用されています。
図:HTV誘導制御系系統図
1999年12月17日 更新

HTVの最終接近に使用するRVS(ランデブセンサ)のPDR(基本設計審査会)が、11月15日〜11月18日にかけて、ドイツ・イエナ市にあるダイムラークライスラー・イエナ・オプトロニック(DaimlerChrysler Jena-Optronik)にて実施されました。
本センサはESAで開発中のATV(Autonomous Transfer Vehicle)でも搭載が予定されており、NASDA-ESAの共同調達によりコスト削減・リスク低減を図っています。これにより効率的な開発を進めております。
図:ランデブセンサ機能説
1999年11月19日 更新

HTVのランデブ飛行技術に非常に関係の深い、ETS-VIIの「接近・離脱飛行技術実験」が10月26日から27日にかけて実施されました。
本期間中に行われたRバー接近飛行実験は、HTVが国際宇宙ステーションへ最終接近する軌道を模擬するものであり、「おりひめ」衛星を使って生成した仮想Rバーに対し、HTVに相当する「ひこぼし」衛星が、HTVで開発中のアルゴリズムに基づいて接近飛行を試みました。 その結果、最終接近に使用するランデブセンサの想定補足領域内を非常に良好な軌道で上昇し、最終的には114mまで接近し、実験は成功しました。
本実験の結果は現在解析中ですが、HTVの飛行アルゴリズムの確立に大いに貢献するものと期待してます。
図:HTV最終接近軌道とETS-VII飛行実験結果の比較
1999年9月17日 更新

今夏、2つの大きな審査が実施されました。一つはHTVフェーズ1安全審査で、HTVの設計を安全性の観点から検証するもので、もう一方は、HTV基本設計審査で、HTVの設計を技術的な面から確認するものです。
HTVフェーズ1安全審査会は8月18日から8月20日の日程で開催され、HTVの安全性について概ね確認されました。一部の事項については追加確認を行った後、NASAのフェーズ1安全審査を受ける予定です。
HTV基本設計審査会は8月23日から9月3日の日程で開催され、40人前後にもおよぶNASA、CSA(カナダ宇宙省)及びESA(欧州宇宙局)のメンバーによってHTVの設計内容について審議がなされました。結果として、HTVのEM(エンジニアリングモデル)の製作、及び詳細設計フェーズへの移行が了承されました。
1999年7月26日 更新

6月末に、7月15日から9月3日にかけて実施されるPDR(Preliminary Design Review: 基本設計審査)に向けた文書パッケージの配付を実施しました。
関連機関(NASA、CSA、ESA)へも配布しております。
今後、PDR本審査に向けて国内外から送付されてくる指摘事項に関する調整が続きます。
また、並行して行われるNASDAフェーズ1安全審査の文書パッケージについても配布しました。