美笹深宇宙探査用地上局で「はやぶさ２」からのKa帯電波の受信に成功

GREATプロジェクトでは、昨年12月16日に成功した小惑星探査機「はやぶさ２」からのX帯信号の受信（8GHz帯）に引き続き、4月8日午前3時15分頃（日本時間）にKa帯（32GHz帯）信号の受信に成功。
Ka帯による深宇宙探査機信号の受信は国内で初めて。

日本独自の宇宙マウス飼育システムを用いたJAXA-NASA共同低重力ミッションの実施合意締結

国際宇宙ステーション（ISS）の「きぼう」日本実験棟での宇宙マウス飼育システムを用いた低重力ミッションの共同実施を米国航空宇宙局（NASA）との間で、本年2月に合意。この共同ミッションを通じて、JAXAは、筑波大学の協力を得て、日米の国際研究チームにより、今後の有人宇宙探査活動に向けた知見獲得への貢献を目指す。

JAXAと若狭湾エネルギー研究センター、「宇宙放射線の部品・材料への影響評価を中心とした宇宙機の高度化・信頼性向上」を目的とした研究連携・協力に向けた覚書を締結

JAXA及びESA、国際水星探査計画「ベピコロンボ（BepiColombo）」の水星磁気圏探査機「みお」の地球スイングバイを実施

JAXA及びESAは、国際水星探査計画「ベピコロンボ（BepiColombo）」の水星磁気圏探査機「みお」の地球スイングバイ後の軌道計測と計算を行い、「みお」が目標としていた軌道上を順調に航行していることを確認。

地球と宇宙の食の課題解決を目指す共創プログラム「SPACE FOODSPHERE」が食の未来構想の実現に向けて始動

リアルテックホールディングス株式会社とJAXAは、従来から取り組んでいた宇宙食料マーケット創出プログラム「Space Food X」の更なる活動の拡大に向け「SPACE FOODSPHERE（スペースフードスフィア）」プログラムへと進化し、一般社団法人SPACE FOODSPHEREを設立。

小型光通信実験装置「SOLISS」が宇宙と地上間の双方向光通信に成功

JAXAおよび国立研究開発法人情報通信研究機構と（株）ソニーコンピュータサイエンス研究所は、国際宇宙ステーション（ISS）の「きぼう」日本実験棟に設置した小型光通信実験装置「SOLISS」とNICTの宇宙光通信地上局との間で双方向光通信リンクを確立し、Ethernet経由での高精細度（HD）画像データ伝送に成功。これは、小型衛星搭載用の光通信機器としてEthernetによる通信を実現した世界初の事例。

金星探査機「あかつき」により金星大気のスーパーローテーションの維持のメカニズムを解明した観測成果論文がScience誌に掲載

北海道大学・JAXA宇宙科学研究所などの研究者からなる国際研究グループは、金星探査機「あかつき」によって取得された観測データに基づき、長年謎だった金星大気の高速回転（スーパーローテーション）がどのように維持されているのかを明らかにしました。

JAXAと国連宇宙部との連携協力（KiboCUBE）に基づく第2回選定のグアテマラ衛星の「きぼう」から放出

第2回KiboCUBE選定の、グアテマラ・デル・バジェ大学の超小型衛星（衛星名：Quetzal-1（ケツァル－1））が4月29日に「きぼう」日本実験棟より放出。Quetzal-1は、グアテマラ共和国初の人工衛星として開発。

小惑星探査機「はやぶさ２」による小惑星Ryugu（リュウグウ）の探査活動に基づく研究成果をまとめた論文がScience誌に掲載

「はやぶさ２」のタッチダウンで観測された小惑星リュウグウ表面の擾乱とそれから示唆される表層と軌道の進化史についての研究成果をまとめた論文がScience誌に掲載。変成をうけていない物質と変成をうけた物質の両方の物質が採取されたと期待。

人工衛星から見た地球のデータポータルサイト「JAXA for Earth」を公開

従来公開していた50種類の地球観測衛星のデータサイトに加え、JAXAの協力の下で衛星データが掲載されている16種類の機構外サイトも集約して、合計66種類の衛星データが一覧できるポータルサイトを構築

世界初、国際宇宙ステーションの宇宙アバター「space avatar」操作体験の実証始動

ANAホールディングス（株）、ANAグループのavatarin（株）及びJAXAは、ISS日本実験棟「きぼう」を活用し、『宇宙アバター事業』の創出に向けた実証プロジェクトを始動。

HTV9/H-IIBロケット9号機　打上げ成功、ロケットをブルーライトアップ

宇宙ステーション補給機「こうのとり」9号機（HTV9）は、H-IIBロケット9号機（H-IIB・F9）により、種子島宇宙センターから2020年5月21日2時31分00秒（日本標準時）に打ち上げられました。

HTV9の国際宇宙ステーションとの結合完了

宇宙ステーション補給機「こうのとり」9号機（HTV9）は、国際宇宙ステーション（ISS）は5月26日3時25分（日本時間）にISSロボットアーム運用により、ISSとの結合を完了。

ガラスにならない超高温酸化物液体が持つ特異構造

ISS「きぼう」日本実験棟搭載の静電浮遊炉と大型放射光施設SPring-8の高エネルギーX線を利用して、超高融点（2413℃）の酸化エルビウム（Er2O3）液体の原子配列と電子状態を測定することに世界で初めて成功。スーパーコンピュータを用いた大規模理論計算と先端数学から、ガラスにならないことが知られているEr2O3液体には、結晶に似た（高い周期性を持つ）構造が存在することが明らかに。これは従来の定説を覆す発見。

"「だいち3号」（ALOS-3）のミッションマークを選ぼう" キャンペーンの実施について

ベトナム向け地球観測衛星「LOTUSat-1」のイプシロンロケットによる打上げ受託について

JAXAは、日本電気（株）（NEC）が開発・製造するベトナム向け地球観測衛星「LOTUSat-1（ロータスサット・ワン）」をイプシロンロケットに搭載して内之浦宇宙空間観測所から打ち上げることについてNECとの間で受託契約を締結。

「イプシロンSロケットの開発及び打上げ輸送サービス事業の実施に関する基本協定」の締結について

JAXAは、イプシロンSロケットの開発及び開発したロケットを用いた打上げ輸送サービス事業に関する基本協定を（株）IHIエアロスペースと締結。

官民連携による、JAXA筑波宇宙センターの「環境試験設備等の運営・利用拡大事業」の開始

JAXAは、（株）エイ・イー・エス、オリックス・レンテック（株）と連携し、「環境試験設備等の運営・利用拡大事業」を開始。日本最大級の環境試験設備を提供し、ものづくり産業の発展支援を表明。官民連携による設備の運営・利用拡大事業は、JAXA初の取り組み。

小型実証衛星1号機（RAPIS-1）の運用終了について

JAXAは、革新的衛星技術実証1号機の一部として、2019年1月18日9時50分（日本標準時）に内之浦宇宙空間観測所からイプシロンロケット4号機で打ち上げた小型実証衛星1号機（RAPIS-1）について、搭載した7つの部品・機器の実証テーマの1年間の軌道上実証を終え、2020年6月24日7時50分に停波作業を実施。

地球観測データを用いたCOVID-19に対する解析Webサイト公開について

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構（JAXA）は、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）がもたらす影響を宇宙から把握するために米国航空宇宙局（NASA）、欧州宇宙機関（ESA）と協力して、地球観測衛星データによる地球環境や社会経済活動などの変化を解析しています。

JAXA、スパークス・イノベーション・フォー・フューチャー株式会社と連携

JAXAとスパークス・イノベーション・フォー・フューチャー（株）は、相互連携を開始。この連携により、宇宙機器・利用産業における研究開発や成果展開、事業化を加速し、我が国の中長期的な宇宙産業の持続的な成長及びイノベーションの創出に貢献。