「きぼう」や「HTV-X」が拓く次のステージ 宇宙飛行士

JAXAの宇宙飛行士とは

JAXAの宇宙飛行士

1992年(平成4年)9月、元・JAXA宇宙飛行士 毛利衛宇宙飛行士が日本人として初めてスペースシャトルで宇宙に飛び立ってから、すでに20年以上が経ちます。
現在、JAXAには6名の宇宙飛行士がいます。
2022年ごろに若田光一宇宙飛行士、2023年ごろに古川聡宇宙飛行士がISSに長期滞在する予定です。
また2022年、13年ぶりに宇宙飛行士候補者の募集選抜を実施します。

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2022年3月4日 更新

2021年度宇宙飛行士候補者募集の応募状況について

宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、新たな宇宙飛行士候補者の応募受付を2021年12月20日(月)正午から開始し、2022年3月4日(金)正午に終了いたしました。

多くの皆様から応募いただき、3月4日(金)正午時点で、応募手続きを完了された方(※1)の人数(応募者数)は以下のとおりです。

応募者数(3/4正午時点):1,563名(女性割合:20%)

最終的な応募者数(※2)は、健康診断結果(健康診断書を含む)の提出期限(4月4日(月)正午)後に確定し、4月5日(火)の発表を予定しております。

※1 エントリーシート、健康診断結果の提出等、全ての応募手続きが完了された方
※2 今回発表した応募者数(3/4正午時点)に、これから4月4日(月)正午までに健康診断結果を提出される方の人数を追加したもの

(参考)
・前回2008年の応募者数は、963名(女性割合:13%)

宇宙飛行士の業務

これまでJAXAの宇宙飛行士達は、国際宇宙ステーション(ISS)や日本実験棟「きぼう」の組み立てを通してISS計画に貢献し、日本の有人宇宙飛行の技術、経験、知識を蓄積してきました。これらの経験を活かして、現在ではISS滞在中に主に以下のような業務を遂行します。

実験・研究

微小重力や高真空といった地上とは異なる環境を利用した宇宙実験。

ISSおよび日本実験棟「きぼう」本体の操作・保全

ISSおよび「きぼう」の電力、通信、環境制御、実験支援等の各システムの管理、修理や保守。

ロボットアーム操作

ISSおよび「きぼう」のロボットアームを用いた補給船の把持、実験装置や試料の設置・交換、ISSの修理。

船外活動(宇宙服を着て実施)

ISSの修理や保全作業のほか実験に関する作業で、ロボットアームでは行うことができない作業。

宇宙飛行士になるには

宇宙飛行士候補者の選抜

宇宙飛行士は、いうまでもなく技術的・科学的な専門知識を備えている必要があります。それに加えて、各国の宇宙飛行士とチームを組んで共同生活や共同作業を行うため、コミュニケーション手段としての英語力を身につけていて、心身ともに健康であることが条件となります。
これまでの宇宙飛行士の選抜においては、書類審査、英語試験、一般教養、自然科学等の筆記試験、面接試験、精神・心理学的な検査等を行い、総合的な評価によって宇宙飛行士候補者が選ばれました。

宇宙飛行士の訓練

宇宙飛行士候補者に選定されるとまず、基礎訓練を受けます。宇宙飛行士として必要な基本的知識修得をはじめとして、宇宙科学や宇宙医学の講義、ISSをはじめとする宇宙機システムに関する講義と基本操作訓練、英語やロシア語の語学訓練、飛行機操縦訓練、体力訓練といった内容です。それを修了してはじめて、宇宙飛行士として認定されるのです。
認定後は引き続き、宇宙機システム・実験装置の操作や宇宙での作業訓練の他、語学訓練、飛行機操縦訓練、体力訓練を行います。そしてISSへの搭乗が決まると、打ち上げと帰還・軌道上滞在中に行う作業の訓練や、一緒のチームになる宇宙飛行士たちや地上管制要員たちと共同でのシミュレーション訓練を行います。

以前の訓練はNASAを中心に行われてきましたが、今ではISSに滞在予定の日本人宇宙飛行士に対するISS運用・保安管理・実験の訓練などは主にJAXAにて行われます。

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