2023年
2023年5月
2023年5月29日 更新
フランス国立宇宙研究センター(CNES)との機関間協定の締結について
JAXA山川理事長及びフランス国立宇宙研究センター(CNES)バティスト総裁は、5月25日、JAXA相模原キャンパスで宇宙分野における協力に係る機関間協定に署名しました。JAXAとCNESとの協力関係は約30年間続いています。本協定はこれまでの機関間の協力実績と信頼関係を基礎としつつ、将来の協力活動を促進・創出するために、機関間の協力創出体制を強化することを目的としています。
また、本協定では、CNESと協力を行う際の基本条件も定めており、本協定を適用した最初の協力案件として、小惑星サンプル分析における協力を拡大する実施取決めに署名しました。

機関間協定の署名式
2023年5月19日 更新
国際宇宙探査ロゴの決定について
この度、JAXA国際宇宙探査センターにおいて、今後のJAXAの月・火星探査活動を象徴する国際宇宙探査ロゴを下記の通り決定いたしましたのでご報告いたします。
テキストなし

テキストあり

本ロゴは、2022年7月~10月にかけて開催いたしました「JAXAの月・火星探査ロゴコンテスト」において、一般部門の最優秀賞に選ばれた作品をもとに制作させていただきました。
また、同ロゴコンテストにおいて小学生以下部門・中高生部門でそれぞれ最優秀賞に選ばれた作品をもとにした以下のロゴにつきましても、様々な場面で使用させていただく予定です。


この度は「JAXAの月・火星探査ロゴコンテスト」への多数のご応募、誠にありがとうございました。これからも、JAXA国際宇宙探査センターは皆様のご期待に応えるべく、月火星探査に精一杯取り組んで参ります。
2023年5月16日 更新
2023年度 第1回 宇宙探査オープンイノベーションフォーラムについて(大阪開催)

宇宙探査イノベーションハブでは、宇宙探査イノベーションハブでの活動にフィードバックをかけることを目的として、企業(中小企業やベンチャー企業を含む)、大学、研究機関の関係者等の方々を対象に、挑戦しようとしている課題と企業や大学の研究活動とのマッチングを探るための意見交換を「宇宙探査オープンイノベーションフォーラム」として定期的に開催しております。
第11回目の研究提案募集(RFP)に向けた情報提供要請(RFI)のための説明の他、今回のイベントでは宇宙探査イノベーションハブ 最初のハブ長である宇宙科学研究所 所長の國中 均の講演を行います。
今回は大阪で開催いたします。関西圏でご興味のある方はぜひお越しください。
またオンラインでもLIVE配信いたしますので、URL先の申し込みフォームよりお申込みください。
- 日時
- :2023年5月26日(金曜日)
- 開催時間
- :13:00~17:07(終了時間は未定)
- 開催方法
- :ハイブリッド開催
- 会場
- :グランフロント大阪
「ナレッジキャピタル カンファレンスルーム」Tower C - 参加費用
- :無料
※定員になり次第締め切らせて頂きます。
2023年4月
2023年4月28日 更新
JAXA筑波宇宙センター広報施設リニューアル・維持管理・運営事業(仮)に係る 第2回情報提供要請(RFI)
JAXAでは、筑波宇宙センターの展示館(名称:「スペースドーム」)の老朽化に伴い、その対策を講じるとともに、展示内容の充実化及び利用者の利便性向上を図ることを目的に、検討を継続して参りました。
2022年9月に実施した第1回目RFIでは、参画可能な業務領域及び事業の骨格に係る事項について幅広くご意見をいただき、その後のJAXA内における要求策定において、参考とさせていただきました。
今回実施する第2回目RFIにおいては、最新化された「事業概要」及び「要求案」等についてご意見をいただくことを目的としています。
つきましては、民間事業者の方々から、本「要求案」等について情報提供を広く求めます。
【情報提供要請書 受付期間】2023年6月30日(金) 17時 必着
2023年4月25日 更新
「きぼう」日本実験棟を利用したCM撮影案件の募集を開始しました。
- 本公募は、きぼう有償利用制度(非定型サービス)を活用した公募です。
募集についての詳細は以下のHPをご参照ください。
https://humans-in-space.jaxa.jp/kibouser/subject/invitation/more/73576.html
2023年4月24日 更新
産学官による国内最大の衛星地球観測コミュニティ“衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO)”が主催する「CONSEOシンポジウム2023」開催のお知らせ~“見通せる社会”の実現と2兆円規模産業への成長を目指して~

産学官が集い衛星地球観測に関する政策提言や共創活動を行う「衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO)」では、衛星地球観測が拓く未来は2040年にどの様な姿なのか、有識者との議論を通して考えるCONSEOシンポジウムを2023年5月29日(月)に東京ポートシティ竹芝 ポートホールで開催します。
CONSEOでは、2022年9月の設立以降、設立総会シンポジウム、ワーキンググループ・分科会等での議論やインプットを基に、2023年3月、衛星地球観測に関する政策議論への提言を策定しました。提言では、衛星地球観測の強みを活かし、地球規模の課題解決やデジタルトランスフォーメーション(DX)・グリーントランスフォーメーション(GX)に不可欠な情報を提供し、「見通せる」社会の実現を先導し、衛星地球観測を活用した多様な情報・ソリューションによる「より良い未来」を実現すると共に、2040年に日本の衛星地球観測産業2兆円規模を目標としました。
また、この目標に対し、衛星地球観測は①我が国の社会的な課題や地球規模の危機への対応などの公共利用を中心とした領域に不可欠なツールになっているとともに、②産業的にも発展が期待される成長分野であるデジタル・AI、グリーン分野等と融合し、民需を中心として衛星地球観測産業が持続的に拡大し、二つの領域の取組がシナジーを生みながら成長する将来像の実現を目指すこととしました。
目標達成のために、直面する課題を解決し、政府主体の取組を着実に推進するだけでなく、民需の拡大、特にグローバル展開やデジタル・グリーンなどの成長分野との融合が不可欠であることから、これらの議論の場として、「CONSEOシンポジウム2023」を開催します。どなたでもご参加いただけますので、下記の「CONSEOシンポジウム2023 特設サイト」よりお申し込みください。
【衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO)シンポジウム2023】
- 日時
- :5月29日(月) 13:30~17:00
- 場所
- :東京ポートシティ竹芝 ポートホール
(東京都港区海岸1-7-1東京ポートシティ竹芝 オフィスタワー1階) - 募集人数
- :350名程度
- オンライン配信
- :YouTubeでのライブ配信を予定
- 総合司会
- :桝太一氏 (CONSEOアンバサダー/同志社大学ハリス理化学研究所助教)
2023年4月21日 更新
衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO)アンバサダー・桝太一さんと動画で学ぶ!“衛星地球観測”とその活用現場とは?
衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO)(事務局:JAXA)では、衛星地球観測の役割を多くの方に知っていただくため、様々な動画コンテンツを公開しています。CONSEOアンバサダーの桝太一さんと一緒に、“衛星地球観測”について学ぶ「CONSEOワクワクスクール」や、身近な話題を切り口に、桝さん×専門家×JAXAが、衛星データの活用について対談する「CONSEOワクワクトーク」を公開しています。第1弾は「自然災害」、第2弾は「海」がテーマです。
明日4月22日の「アースデイ」、地球環境について考え、感謝し、行動を起こす日に合わせ、「CONSEOワクワクスクール」と「CONSEOワクワクトーク」を通して衛星地球観測分野のスペシャリストになりませんか?
- 【桝さんと学ぶ!】CONSEOワクワクスクール 自然災害編外部リンク
出演:高倉有希(JAXA 第一宇宙技術部門 衛星利用運用センター)
- 【桝さん x 専門家】CONSEOワクワクトーク!自然災害編外部リンク
出演:判田乾一(国土交通省 砂防計画課 地震・火山砂防室長)
大﨑香織(陸上自衛隊 東部方面輸送隊長)
平林毅(JAXA 第一宇宙技術部門 地球観測統括)
「災害対策」を切り口に、豪雨・地すべり・火山など幅広い自然災害に衛星地球観測データがどの様に活用され、現場が求める情報とは何かを紐解きます。
- 【桝さんと学ぶ!】CONSEOワクワクスクール 海編外部リンク
出演:可知美佐子(JAXA 第一宇宙技術部門 地球観測研究センター)
- 【桝さん x 専門家】CONSEOワクワクトーク! 海編外部リンク
出演:藤原謙(海トロン株式会社 代表取締役)
水上陽誠(JAXA第一宇宙技術部門 地球観測研究センター)
サンゴ白化のモニタリングや海面温度把握等、衛星地球観測データから分かる「海」の変化を紐解きながら、養殖業での利用など、衛星地球観測データの更なる活用の可能性をご紹介します。
今後も、様々なテーマを題材にした桝アンバサダーコンテンツを公開していきますので、定期的にCONSEO公式YouTubeチャンネルをご確認下さい。
- CONSEO公式YouTubeチャンネル外部リンク
2023年4月18日 更新
2023年度「きぼう」船内科学利用テーマの募集について
2023年度「きぼう」船内環境を利用した科学分野の研究テーマ等の募集を開始しました。
- 募集についての詳細は以下のHPをご参照ください。
https://humans-in-space.jaxa.jp/kibouser/pickout/73539.html
2023年4月18日 更新
火星衛星探査計画(MMX)へのNASA協力に関する了解覚書(MOU)を締結
JAXAの火星衛星探査計画(MMX)では、アメリカ航空宇宙局(NASA)から、中性子ガンマ線分光計(MEGANE)、ニューマチックサンプリング技術実証機器(P-Sampler)などが提供され、サイエンス面でも協力していきます。
2023年4月11日の日米政府による交換公文署名(https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_009664.html)を受けて、コロラドスプリングスで開催されたスペースシンポジウムにて、4月17日(現地時間)に、JAXA山川理事長-NASAメルロイ副長官により火星衛星探査機(MMX)に係る協力に関する了解覚書(MOU)が署名されました。
JAXAは、NASAをはじめとする国際パートナーの協力を受け、MMXミッションの成功に向けて取り組んで参ります。
2023年4月12日 更新
民間企業の月着陸ミッションを活用した月面でのデータ取得(Lunar surface data Acquisition Mission for Pressurized rover Exploration: LAMPE)サイト公開
民間企業の月着陸ミッションを活用した月面でのデータ取得(Lunar surface data Acquisition Mission for Pressurized rover Exploration: LAMPE【呼称:ランプ】)は、有人与圧ローバの研究開発等に必要な月面データを取得すること、及び民間企業の月探査への参入を促進することを目的としています。宇宙探査イノベーションハブでの共同研究(JAXA、タカラトミー、ソニーグループ、同志社大学)で研究開発した変形型月面ロボットを、民間企業の月着陸ミッションの機会を活用して、月面に放出し走行させることで、低コスト・短期間で月面でのデータ取得を行います。小型省電力の民生IoTデバイスの宇宙環境耐性の確認や月面環境に適したカメラパラメータの取得など変形型月面ロボットの宇宙実証を行い、また、民間輸送サービス事業者との連携により、宇宙実証機会や月面輸送機会の利用拡大につなげます。

変形型月面ロボット(左:変形前、右:変形後)
クレジット:JAXA/タカラトミー/ソニーグループ(株)/同志社大学

LAMPE ミッションロゴ
2023年4月3日 更新
宇宙・空からの目線で考える「JAXAのSDGs」
JAXAのSDGsに関する取組を「社会」「宇宙」「地球環境」「ガバナンス」の4つの領域に分けて、 紹介するホームページです。MAPの中からJAXAのSDGsに関する取組を探してみよう! また、JAXAのSDGsに関する各種お知らせについても、本ホームページにて順次公表する予定ですので、お楽しみに。

2023年3月
2023年3月31日 更新
『JAXA×かいけつゾロリ 宇宙をめざせ! 科学実験大図鑑』が発売されました
JAXA宇宙教育センターから『JAXA×かいけつゾロリ 宇宙をめざせ! 科学実験大図鑑』(ポプラ社出版)が発売されました。「宇宙のとびら(通称:そらとび)」の科学実験コーナーをまとめた書籍で、身近な道具を使って作って学べる実験が盛りだくさんの実験集です。小学生を対象としており自由研究の題材にもぴったりです。
原 作/原ゆたか
著/JAXA宇宙教育センター
発行年月:2023年3月
対象学年:小学校1年生から6年生
定 価:1,760円(本体1,600円)

2023年3月30日 更新
「Tackling Extreme Precipitation Events Workshop -Indo-Pacific region-」開催結果概要
2023年3月1日~3日に、オンラインワークショップ「Tackling Extreme Precipitation Events Workshop -Indo-Pacific region-」が、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と気象庁の共催で実施されました。本ワークショップは日米豪印が「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた協力を進める中、2021年9月の日米豪印首脳会談後に立ち上げられた「日米豪印宇宙作業部会」の取組の一つです。宇宙作業部会は、日米豪印が有する地球観測衛星の技術を活用し、インド太平洋地域の諸国における極端な降水現象への対応を含む能力構築支援を行うことに取り組んでおり、本ワークショップには、インド太平洋地域の気象・水文機関、日米豪印の宇宙・気象機関、地域で活動している国際機関、援助機関に参加を呼びかけ、17か国から約200名が参加しました。
ワークショップ1日目及び2日目は、水災害・リスクマネジメント国際センター 小池俊雄センター長による基調講演「Transformative Steps to shift the world onto a sustainable and resilient path」、極端な降水現象による災害への対策や被害軽減に有用な日米豪印の衛星に基づく降水アプリケーションとサービスの紹介、各国・地域での優れた取組事例の共有がされました。またインド太平洋地域の各国において衛星データに基づく降水サービスによる、極端な降水現象に対応するための能力開発をいかに進めるかについて議論されました。ワークショップ3日目は、気象庁の「ひまわり」とJAXAの「衛星全球降水マップ(GSMaP)」に関するトレーニングが行われました。

ワークショップの様子
2023年3月29日 更新
JAXA機関紙「JAXA's」の91号を発刊しました
今号のテーマは「月」。対談は、月と地球の地質を入口にするため、岐阜にある鉱山で実施。特集では、約150年前に書かれた小説「月世界へ行く」を、JAXAの科学者と読み解きます。
その他、A-POC ABLE ISSEY MIYAKEのデザイナーが筑波宇宙センターを訪ねる記事など、話題満載でお届けします!

2023年3月28日 更新
第10回研究提案募集(RFP)公募開始および公募説明会(オンライン)開催について
宇宙探査イノベーションハブでは、宇宙探査オープンイノベーションフォーラム、課題設定ワークショップ等を通じて様々な分野の企業(団体等を含む)や大学等 (公的研究機関を含む)と交流、意見交換してきました。また、情報提供要請(RFI: Request for Information)にて企業・大学等が保有する技術情報や研究開発ニーズの提供を受け、研究提案募集(RFP: Request for Proposal)を実施しております。
この度、第10回研究提案募集(RFP)の公募を開始いたしました。
本RFPは、RFIに対して技術情報をご提供いただいた方のみならず、広く皆様からのご提案をお待ちしております。それに伴い、公募説明会をオンラインで開催いたします。
RFP制度や募集課題の概要をご説明するとともに、募集課題に関する質疑を受け付けますので、研究提案をお考えの方に限らずご参加ください。
- 今回の募集課題、応募方法については以下のHPをご参照ください。
https://www.ihub-tansa.jaxa.jp/rfp/rfp10/index.html
【オンライン公募説明会】*事前登録制
- ・開催日付
- :2023年4月5日(水)14:00~16:20(終了時刻は予定)
- ・参加費
- :無料
- ・主催
- :国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)
- ・事前登録URL
- :https://forms.office.com/r/74EzkcqP9t
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
2023年3月28日 更新
革新的将来宇宙輸送システム研究開発プログラム 課題解決型共同研究へのステップアップに伴う研究提案募集
革新的将来宇宙輸送システム研究開発プログラムでは、技術課題解決で得られた成果を宇宙利用のみならず地上で社会実装するというDual Utilizationの思想を基に、
様々な分野の企業・大学等と連携した研究開発に取り組んでおります。
本プログラムでは、共同研究の成果が宇宙への適用、地上での事業化が期待できるものについて、より上位の研究フェーズにて研究を実施する、ステップアップ制度を設けております。
今回は、課題解決型へのステップアップを予定している研究について、公募により提案を受け付けます。
幅広い企業・大学の皆様からのご応募お待ちしております。
2023年3月23日 更新
だいち4号のミッションマークを選ぼうキャンペーン結果発表
2022年12月26日~2023年1月30日に実施した“だいち4号のミッションマークを選ぼうキャンペーン”の結果を発表いたします。
投票総数3,583票のうち、最多となる2,082票を集めました下記デザインを「だいち4号」のミッションマークと致しました。
たくさんのご投票、誠にありがとうございました。
2023年3月2日 更新
トルコ地震に関するALOS-2/PALSAR-2 ScanSARデータの公開
JAXAにおいてトルコ・シリア大地震に対応し、センチネルアジアや国際災害チャーターを通じたトルコ内務省災害緊急事態対策庁(AFAD)の要求などにより緊急観測を行い、データを提供しています。
なお、これらデータを用いた解析例は「地球が見える」でご覧いただけます。
2023年2月
2023年2月16日 更新
第77回国連総会クールシ議長の筑波宇宙センター来訪
2023年2月16日、来日中の第77回国連総会クールシ議長をJAXA山川理事長が筑波宇宙センターでお迎えしました。水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W)等の人工衛星を用いたJAXAによる全球の水変動観測の取り組み、開発中の温室効果ガス・水循環観測技術衛星(GOSAT-GW)に搭載予定の高性能マイクロ波放射計3(AMSR3)、KiboCUBEプログラムの取り組みなどを視察され、SDGsに対するJAXAの取り組みやJAXAの地球観測衛星が「水」や「気候」に関する環境課題(水害や気候変動など)に対してどのように貢献しているかについて意見交換しました。

2023年2月9日 更新
アメリカ航空宇宙局(NASA)ネルソン長官の筑波宇宙センター来訪
2023年2月7日、来日中のアメリカ航空宇宙局(NASA)ネルソン長官をJAXA山川理事長が筑波宇宙センターでお迎えしました。「きぼう」運用管制室やX線分光撮像衛星(XRISM)など日米協力ミッションに関する施設や宇宙デブリ除去技術に関する試験設備を視察され、月探査をはじめとする幅広い分野に亘る機関間協力について意見交換しました。


2023年2月1日 更新
先進光学衛星「だいち3号」報道関係者向け説明会を実施しました
2023年2月1日(水)「【録画】先進光学衛星「だいち3号」報道関係者向け説明会」を実施しました。
2023年1月
2023年1月26日 更新
「だいち」シリーズ衛星の応援アンバサダーにアーティスト・三浦大知さんが就任 ~「だいち」シリーズ衛星のイメージソングとして新曲「ALOS」を書き下ろし~
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2023年2月12日(日)に先進光学衛星「だいち3号」(ALOS-3)を載せたH3ロケット試験機1号機の打ち上げを予定しています。そこでこの度、2006年に打ち上げられた陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)から続く「だいち」シリーズ衛星のさらなる認知向上を目的として、アーティストの三浦大知さんに「だいち」シリーズ衛星の応援アンバサダーに就任していただきました。アーティストを地球観測衛星のアンバサダーとして起用するのは、JAXAとして初めてとなります。
【三浦大知さんプロフィール及びアンバサダー就任の理由】

1987年8月24日生まれ、沖縄県出身。 Folder のメインボーカルとして1997年にデビュー。2005年3月にシングル「Keep It Goin‘ On」でソロ・デビュー。天性の歌声とリズム感、抜群の歌唱力と世界水準のダンスで人々を魅了し、コレオグラフやソングライティング、楽器も操るスーパーエンターテイナー。
三浦大知さんは、「だいち」シリーズ衛星と同じ名前で、日本から世界に発信していく姿勢や目標が「だいち」シリーズ衛星と親和性を有しており、幅広い年齢層から支持され、一般認知度の高いアーティストであることから、この度「だいち」シリーズ衛星の認知向上、理解促進につなげる広報活動にご協力いただくため、応援アンバサダーに就任していただきました。
【取組内容】
・「だいち」シリーズ衛星イメージソング「ALOS」の作成
「だいち」シリーズ衛星のイメージソングとして三浦大知さんが「だいち」シリーズ衛星のために書き下ろした新曲「ALOS」(エイロス)が使用されることとなりました。また、JAXA筑波宇宙センターでの撮影の模様も入れたミュージックビデオも制作されました。新曲「ALOS」は2月1日(水)より各種音楽配信サイトにて配信予定です。
・三浦大知さん出演動画コンテンツをJAXA公式YouTube「JAXA Channel」にて公開
三浦大知さんが地球観測衛星について学ぶためにJAXA 筑波宇宙センターを訪れた際の様子や、これから宇宙で活躍する「だいち3号」にエールを送るためにJAXA種子島宇宙センターを訪問した様子等を収録した動画を2023年1月26日(木)にJAXA公式YouTube「JAXA Channel」にて公開しました。
【三浦大知さんのメッセージ】
この度は「だいち」シリーズ衛星の応援アンバサダーのお話をいただき、とても光栄です。楽曲制作をするにあたり、筑波宇宙センター、そして種子島宇宙センターにて、このプロジェクトに関わっているスタッフの皆さんのお話を聞かせていただいたり、「だいち3号」の実機や「だいち3号」の打ち上げを支える様々な施設を見学させていただきました。だいちシリーズ衛星に込められた想い、そしてこのプロジェクトに人生をかけて携わっているスタッフの皆さんの願い、情熱、魂。皆さんのお話や見せていただいた風景を通して受け取ったその全てを詰め込んだ一曲を作りたいと思い制作しました。
この楽曲が、聴いてくださった皆さんと「だいち」シリーズ衛星を繋ぐ一つの橋になれば幸いです。
「だいち3号」が宇宙に到達し活躍することを心から楽しみにしています。
「だいち」シリーズ衛星は、地震、豪雨による水害・土砂災害、森林火災、火山噴火などのさまざまな災害の監視や状況把握、地理空間情報の整備・更新などへの貢献を目的とした地球観測衛星です。光学センサとレーダセンサの両方を搭載した初代「だいち」は2006年から2011年にかけて運用され、レーダセンサを搭載した「だいち2号」は2014年に打ち上げられ今も活躍中です。光学センサを搭載する「だいち3号」は2023年2月12日(日)の打上げを予定しています。レーダセンサを搭載する「だいち4号」は現在開発中です。これら「だいち」シリーズ衛星が宇宙に集い、光学とレーダそれぞれの“目”で私たちの暮らし、そして地球を見守ります。
- 【URL関連】
- ・JAXA×三浦大知動画シリーズ
- 筑波宇宙センター訪問動画
- 【JAXA×三浦大知】筑波宇宙センターで三浦大知が学ぶ!地球観測衛星について(前編)外部リンク
- 【JAXA×三浦大知】筑波宇宙センターで三浦大知が学ぶ!地球観測衛星について(後編)外部リンク
- 【JAXA×三浦大知】三浦大知さんへの5つの質問外部リンク
- 三浦大知×JAXA職員特別企画!未来を担う同世代対談外部リンク
- 種子島宇宙センター訪問動画
- 【JAXA×三浦大知】種子島宇宙センターに到着!「だいち3号」対面直前インタビュー外部リンク
- 【JAXA×三浦大知】宇宙に飛び立つ先進光学衛星「だいち3号」実機に対面!三浦大知が種子島を訪問外部リンク
- 【JAXA×三浦大知】種子島宇宙センター訪問を終えて ~三浦大知からのメッセージ~外部リンク
- ・「だいち」シリーズ衛星イメージソング「ALOS」ティザー映像
- https://youtube.com/@DaichiMiuraCh外部リンク
- ・H3×ALOS-3打ち上げ特設サイト
- https://fanfun.jaxa.jp/countdown/h3-alos3/index.html
2023年1月16日 更新
「日・米宇宙協力に関する枠組協定」署名式
2023年1月13日、訪米中の岸田内閣総理大臣立会いの下、林外務大臣及びブリンケン米国国務長官がアメリカ航空宇宙局(NASA)本部にて「日・米宇宙協力に関する枠組協定」に署名しました。JAXA山川理事長及び星出宇宙飛行士も現地で署名式に立会う機会をいただきました。
同協定は、日米両国が平和的目的のための宇宙協力を行う際の基本事項を定めるもので、NASAをはじめとした米国の機関とJAXAとの協力の更なる促進及び効率性の向上につながるものです。アルテミス計画を含む日米間の宇宙協力を一層拡大するものと期待しています。
- (本件に関する外務省HPはこちらから) 外部リンク

(写真提供:内閣広報室)