2025年
2025年7月
2025年7月4日 更新
JAXAと国連宇宙部によるKiboCUBEプログラム第9回公募を開始
JAXAと国連宇宙部(UNOOSA)は、KiboCUBEプログラムの第9回公募を開始しました。KiboCUBEは、選定された機関に対し国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟から超小型衛星を放出する機会を提供するプログラムで、宇宙新興国などの宇宙関連技術の向上や衛星開発を通じた人材育成、持続可能な開発目標(SDGs)への貢献などを目指し、UNOOSAとJAXAが共同で実施しています。
2025年7月1日 更新
大阪・関西万博 ドイツナショナルデー特別イベント「地球、その先へ ― 宇宙における日独協力」開催
2025年6月20日、大阪・関西万博会場にて、ドイツのナショナルデー特別イベント「地球、その先へ ― 宇宙における日独協力」が開催されました。DLR(ドイツ航空宇宙センター)が主催し、ベルリン日独センター(JDZB)とJAXAが協力した本イベントには、ドイツ連邦共和国のフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー大統領やドロテー・ベア連邦研究・技術・宇宙大臣、古賀友一郎内閣府副大臣、アンケ・カイザー=ピッツアーラ長官をはじめとする日独宇宙分野の代表が一堂に会しました。JAXAからは、山川理事長、川勝火星衛星探査機(MMX)プロジェクトチームプロジェクトマネージャが登壇し、山川理事長はDLRとの協力関係やその将来性について説明しました。また、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在している大西宇宙飛行士より、ビデオメッセージを通じて国際協力の重要性やISSにおける日独協力について発信しました。

2025年7月1日 更新
リトアニア イノベーション・エージェンシー(IAL)との共同声明の署名について
JAXA山川理事長及びリトアニア イノベーション・エージェンシー(Innovation Agency Lithuania:IAL)のストラギエネ長官は、2025年6月9日、潜在的な宇宙協力に関する共同声明に署名しました。リトアニア・ビジネスフォーラムで行われた署名式には、ナウセーダ・リトアニア共和国大統領、辻内閣府副大臣にご臨席いただきました。本共同声明への署名をきっかけに、JAXAとIALは、日-リトアニアの宇宙分野における協力の実現に向けて対話を行っていきます。最初のステップとして、6月10日はリトアニア代表団を筑波宇宙センターでお迎えしました。

Credit:Photographer R. Dačkus

Credit:JAXA
2025年7月1日 更新
JAXAと産総研G-QuATが量子・宇宙航空分野の研究開発と産業創出に係る連携及び協力に関する協定を締結
2025年6月30日、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)(理事長:山川 宏)セキュリティ・情報化推進部(部長:佐藤 正章)と、国立研究開発法人産業技術総合研究所(理事長:石村 和彦)量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター(G-QuAT)(センター長:益 一哉)は、量子・宇宙航空分野の研究開発と産業創出に係る連携及び協力に関する協定を締結しました。
本協定は、双方の資源を有効に活用し、量子・宇宙航空分野の研究開発や人材育成などを通じて、量子・宇宙航空分野の相互の発展のために、連携及び協力を推進することにより、我が国の量子・宇宙航空分野における研究開発及び産業技術の振興に寄与することを目的としています。
両機関の協力体制が強化されることにより、今後ますます加速する量子・宇宙航空分野の産業化において、新たな技術的展開や市場創出が期待されます。


写真提供:産業技術総合研究所
2025年6月
2025年6月27日 更新
JAXA機関紙「JAXA's」の100号を発刊しました
JAXA 機関紙「JAXA’s」の100号を発刊しました。100号という節目に至り、改めて、JAXAがめざす「これから」をご紹介。いよいよ来年度に打上げを控えたMMXの実機をはじめ、今年度に打上げ予定のHTV-Xの図解イラスト、GOSAT-GWの解説や、航空機電動化も。また、続投となった山川理事長へのインタビューを掲載。未来を描いた表紙にもご注目ください。



2025年6月27日 更新
雷雲の帯電や発雷メカニズムに関する国際共同研究契約の締結について
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際航空研究フォーラム(IFAR)プロジェクトの一環として、フランス国立航空宇宙研究所(ONERA)、カナダ国立研究評議会(NRC)、オランダ国立航空宇宙技術研究所(NLR)及び米国航空宇宙局(NASA)とともに、雷雲の帯電や発雷メカニズムに関する国際共同研究を開始いたしました。

2025年6月17日パリエアショーでの署名交換 (写真左から5番目: JAXA航空技術部門長代理 伊藤健)
2025年5月
2025年5月29日 更新
パラグアイ共和国サンティアゴ・ペニャ・パラシオス大統領の筑波宇宙センター来訪
2025年5月21日、来日中のパラグアイ共和国サンティアゴ・ペニャ・パラシオス大統領をJAXA山川理事長が筑波宇宙センターでお迎えしました。
筑波では、地球観測分野をはじめとするJAXAの宇宙航空分野における取組について説明を行い、両者で意見交換を実施しました。その後、大統領ご一行は展示館や、「きぼう」運用管制室を含む有人宇宙技術に関連する設備等を視察されました。


2025年3月
2025年3月31日 更新
有人与圧ローバーの新デザイン模型を大阪万博で公開
JAXAはアルテミス計画で日本が提供することになっている「有人与圧ローバー」の概念設計を、トヨタ自動車をはじめとした各企業と連携して進めています。この度、設計の進捗に伴い、有人与圧ローバーのデザインが新しくなりました。
またこの新デザインの1/5スケールモデル(模型)を、大阪・関西万博 フューチャーライフエクスペリエンス(FLE)のJAXA常設展示会場にて展示します。
2025年3月28日 更新
JAXA機関紙「JAXA's」の99号を発刊しました
今号は、近年注目度が急速に高まっている「スペースデブリ」について特集。お笑い芸人でごみ清掃員でもあるマシンガンズの滝沢さんとの対談は必見です。ビジュアルページは技術試験衛星9号機(ETS-9)を初・撮り下ろし!訪問記では、着実に成果をあげているX線分光撮像衛星XRISMを深掘り。大好評のまんがコーナーも。ぜひご覧ください!



2025年2月
2025年2月18日 更新
大西宇宙飛行士による特別授業『宇宙校外学習』への参加校を募集
国際宇宙ステーション(ISS)で宇宙長期滞在中の大西卓哉宇宙飛行士との交信イベント実施にあたり、参加を希望する学校を募集いたします。

募集対象:
日本国内の中学校、高等学校(日本国内の複数の中学校、高等学校が合同で応募、地方自治体等が複数校を取りまとめ、代表して応募することも可能です。いずれの場合も代表校を決めて応募をお願いいたします。)
場所:
主催者側で体育館や講堂などを提供していただく想定です。
日時:
2025年4月21日(月)~2025年4月25日(金)のいずれか1日
※打ち上げ日程の変更が生じた場合は、選考中、選考後に日程を調整させていただく場合があります。
募集締め切り:
2025年2月28日(金) 17:00
2025年2月14日 更新
山川理事長の世界経済フォーラム年次総会2025(ダボス会議)参加
JAXA山川理事長は、1月に世界経済フォーラム年次総会2025に出席いたしました。パネルディスカッション「Thriving in Orbit」などに登壇し、国際協力がグローバルな安全保障から持続可能性に至るまでの鍵を持つ宇宙が新たな経済フロンティアとなっていることなどの考えを説明いたしました。


2025年2月13日 更新
宇宙戦略基金事業に関する講演機会の募集
JAXAでは、令和6年度補正予算で措置された予算(3,000億円)(第二期分)に関する実施方針の策定後速やかに、技術開発テーマの内容についての広報を集中的に行うため、将来の宇宙戦略基金事業の応募主体となりえる企業・団体等が参加するイベントにおける講演を求める団体等を広く募集しています。
1. 募集するイベントの講演期間:
令和7年4月~令和7年8月末
2. 募集期限:
2025年6月30日(月)まで
※ただし、ご希望の方は講演日の 2 か月程度前までにご応募ください。
詳細は下記PDFをご参照ください。
-
宇宙戦略基金事業に関する講演機会の募集について
(566KB)
2025年2月5日 更新
山川理事長とJICA田中理事長の対談記事が公開されました
独立行政法人国際協力機構(JICA)との連携協力協定の締結から10年を経過した現在、世界情勢や宇宙開発を取り巻く環境は大きく変化しました。両機関のトップが「宇宙」×「国際協力」をテーマに、これまでの連携の成果と今後の展望について熱く語り合いました。ぜひご一読ください!
- 詳しくはこちら外部リンク
2025年2月5日 更新
H3ロケットが「2024年日経優秀製品・サービス賞」で最優秀賞を受賞
2025年2月3日(月)日本経済新聞社主催の「2024年日経優秀製品・サービス賞」の表彰式と記念パーティーがオークラ東京で行われました。「H3ロケット」は最優秀賞に選ばれ、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業株式会社が表彰されました。表彰式には、H3開発に長く携わった佐藤理事が代表として出席し、表彰盾・記念品をいただきました。


H3ロケットは、次世代の大型基幹ロケットです。日本が宇宙への輸送手段を持ち続けられるように、H-IIAロケットの後継機として開発されました。
2024年2月17日に試験機2号機の打上げに初めて成功し、7月1日に3号機による先進レーダ衛星「だいち4号」(ALOS-4)打上げ、11月4日に4号機によるXバンド防衛通信衛星「きらめき3号」打上げ、表彰式前日の2025年2月2日には5号機による「みちびき6号機」(準天頂衛星)打上げに連続成功しています。
関連リンク:
H3ロケットについてもっと知りたい方へ:
2025年1月
2025年1月22日 更新
国際宇宙ステーション(ISS)・「きぼう」利用シンポジウム2025~KIBO eXplorer きぼうを探求する~
JAXAのコーポレートスローガンである〝Explore to Realize〟と、Kiboとを融合して、「Kibo eXplorer(ロゴ表記:KIBO XPlorer)」を現在から未来にかけての地球低軌道環境利用をイメージさせるスローガンとして定めました。「きぼうを探求する」をシンポジウムメッセージとして、『国際宇宙ステーション(ISS)・「きぼう」利用シンポジウム2025 』を開催します。
- 日時
- :2025年2月3日(月) 10:30 ~ 18:00
- 会場
- :東京ポートシティ竹芝 ポートホール ※ライブ配信有り
- 参加費
- :無料(会場観覧は事前登録制)
2025年1月20日 更新
第8回インフラメンテナンス大賞「優秀賞」(経済産業省)を受賞
2025年1月14日、JAXA施設部は富士電機(株)と日本メックス(株)との3者連名で、第8回インフラメンテナンス大賞経済産業省「優秀賞」を受賞しました。
<受賞した取り組み>
「宇宙開発等電力インフラを支えるトライアングル体制構築と保安高度化・省力省人化両立」
<取り組みの概要>
施設部は、JAXAが保有する国内19事業所等の施設及び基幹インフラのライフサイクル全体をマネジメントしています。保有施設の状態監視保全(CBM)化を図ると共に、遠隔監視・広域運用化も併せて持続可能なインフラ保全実現を目指しています。まず、JAXA本社・調布航空宇宙センターにおいて、特高受変電設備更新に併せて保全管理、運転管理、総括マネジメントを連携して実施する体制の構築と、必要なツール(スマート保全システム)を整備し運用を開始しました。また、調布以外の事業所でも順次、更新整備し、需要家として電力保安体制の強化をすすめています。
今後も、電気設備のスマート保安を推進するとともに、得られた知見を積極的に発信し、需要設備のスマート化の進展に貢献し、新たな電気保安マネジメント手法の確立に取り組んでいく予定です。
※インフラメンテナンス大賞は、国土交通省・総務省・文部科学省・厚生労働省・農林水産省・防衛省が主催し、国内のインフラメンテナンスに係る優れた取組や技術開発を表彰し、ベストプラクティスとして広く紹介することにより、インフラメンテナンスに関わる事業者などの取組みを促進し、産業の活性化を図るとともに、インフラメンテナンスの理念の普及を図ることを目的に、2016年度より実施されています。
2025年1月8日 更新
JAXA認定部品長期供給 50周年感謝状の贈呈
2024年12月19日に、真田KOA株式会社に対してJAXA山川理事長より「JAXA認定部品長期供給 50周年感謝状」を贈呈いたしました。
「JAXA認定部品長期供給 50周年感謝状」は、JAXA認定部品を継続して供給し、我が国の宇宙開発を支えている認定部品メーカへ、その長年に亘る協力と貢献に対して感謝の意を表し、今後とも宇宙用部品の安定供給に寄与してもらうことを目的として、贈呈するものです。

