トピックス

2025年

2025年10月

2025年10月27日 更新
軌道利用の安全に係るレポート(JAXA SOS Report) 2025年10月 Volume3を公開しました。

入手可能な最新情報に基づき軌道上環境の現状や、破砕事象の発生状況、国内外のスペースデブリ対策の動向等の情報を、グラフ等を使用して分かりやすくお伝えするレポートを発行しました。

2025年10月24日 更新
大阪・関西万博JAXA常設展示ブース「月に立つ。その先へ、」Special Talk Session第3回開催

「中秋の名月」を目前に控えた2025年10月5日、大阪・関西万博のJAXA常設展示ブースにて、「月に立つ。その先へ、」Special Talk Session 第3回「有人与圧ローバー」を開催しました。
宇宙への興味関心を高めながら交流の時間を楽しんでいただくことを目的とし、「宇宙」や「月」を知り、これからの宇宙探査の可能性や、人類が切り拓く宇宙の未来について語り合うトークイベント。テーマは「有人与圧ローバー」。人類の月面再訪を目指す「アルテミス計画」において、日本が開発を進める有人月面探査車です。次世代の月面探査を象徴するこのプロジェクトを通して、人類の月への熱い想いを共有し、共に未来へと想いを馳せる時間となりました。
JAXA常設展示ブースで開催される最後のトークイベントであり、会場にはシークレットゲストとして、「Space Theater」に出演している俳優・篠田三郎さん、穴田有里さん、そしてJAXA宇宙飛行士の大西卓哉さんが登場。貴重なトークに、会場は大きな感動と熱気に包まれました。

大阪・関西万博JAXA常設展示ブース「月に立つ。その先へ、」Special Talk Session第3回開催の様子1
大阪・関西万博JAXA常設展示ブース「月に立つ。その先へ、」Special Talk Session第3回開催の様子2

2025年10月21日 更新
DLR-ONERA-JAXA3機関会合を大阪で開催

大阪・関西万博開催中の10月1日、大阪において、ドイツ航空宇宙センター(DLR)、フランス国立航空宇宙研究所(ONERA)および国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、研究協力推進のための3機関会合を開催しました。

(左)ONERA CEO Bruno Sainjon氏、(中央)伊藤 健部門長代理、(右)DLR Divisional Board Member for Aeronautics Markus Fischer氏 3機関会合にて

(左)ONERA CEO Bruno Sainjon氏、(中央)伊藤 健部門長代理、(右)DLR Divisional Board Member for Aeronautics Markus Fischer氏
3機関会合にて

2025年10月20日 更新
JAXA地球観測データ利用30年記念シンポジウム 〜これまでの歩みと、これからの挑戦〜 開催のお知らせ

 1995年の地球観測データ解析研究センター(EORC)設立当時からの第一宇宙技術部門の過去を振り返り、現在地を確認する展示や講演、将来めざす方向性を考えるパネルディスカッションを行います。

JAXA地球観測データ利用30年記念シンポジウム 〜これまでの歩みと、これからの挑戦〜

2025年10月14日 更新
学生向け「文科省所管 国立研究開発法人による業務紹介セミナー」参加申込を受付中

12月4日(木)、「文科省所管 国立研究開発法人による業務紹介セミナー」をオンラインで開催いたします。「独立行政法人」や「国立研究開発法人」、「研究機関」で働くことに少しでもご関心のある方にとって、業界の幅広い情報を効率的に得られる絶好の機会です。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

学生向け「文科省所管 国立研究開発法人による業務紹介セミナー」参加申込を受付中

2025年10月10日 更新
宇宙戦略基金事業 技術開発テーマ(月面インフラ構築に資する要素技術、衛星光通信の実装を見据えた衛星バス及び光通信端末の開発及び製造に関するフィージビリティスタディ)の実施機関を決定

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、宇宙戦略基金に係る政府の基本方針・実施方針を踏まえ、民間企業・大学・国立研究開発法人等に対して、技術開発テーマの公募を実施しており、このたび、下記の技術開発テーマについて、審査会において、提案された各技術開発課題の審議を行い、実施機関を決定しました。

技術開発テーマ:月面インフラ構築に資する要素技術(文部科学省計上分)
詳細:https://fund.jaxa.jp/techlist/theme2_15/

実施機関名(代表機関) 技術開発課題名
国立大学法人東北大学
(研究代表者:吉田 和哉)
電子ビームレゴリス凝固技術及び月面移動作業ロボットシステムの開発
学校法人立命館
(研究代表者:小林 泰三)
月面拠点建設を実現するための測量・地盤調査技術の確立
国立大学法人東京大学
(研究代表者:諸田 智克)
水・金属元素探査装置のフライトモデル開発と月面資源量の実測

技術開発テーマ:衛星光通信の実装を見据えた衛星バス及び光通信端末の開発及び製造に関するフィージビリティスタディ (総務省計上分)
詳細:https://fund.jaxa.jp/techlist/theme2_3/

実施機関名(代表機関) 技術開発課題名
日本電気株式会社
(研究代表者:横田 祐介)
光通信端末事業の商材国産化の実現と世界シェア獲得に向けた調査分析
三菱電機株式会社
(研究代表者:泉澤 久芳)
静止軌道を衛星光通信中継ノードにしたネットワークと衛星バスの競争力向上検討
国立研究開発法人情報通信研究機構
(研究代表者:小竹 秀明)
長波長系光通信端末の開発及び製造に関わるフィージビリティスタディ

他の技術開発テーマについても、順次、実施機関を公表する予定です。詳しくは、宇宙戦略基金Webサイトにて情報発信いたします。

2025年10月6日 更新
2025年度JAXAシンポジウム「超えろ 月 ねらえ 無限の宇宙」を開催しました

今年は初の大阪開催でしたが、大変盛況な会となりました。ナビゲーターにNHKアナウンサーの高瀬耕造氏をお迎えし、昨年度ご好評いただいたミニトークセッションも行いましたが、今年もまたまた予想外の展開となりました。宇宙飛行士の憂鬱(ゆううつ)ってなんだ?映画の中の世界がリアルに!?
アーカイブ映像を公式YouTubeにて公開中です。ぜひご覧ください。

JAXAシンポジウム2025 アーカイブ映像

2025年10月3日 更新
施設部Webサイトリニューアルについて

10月1日に施設部のWebサイトをリニューアルしました。
キャッチコピーである「宇宙の一歩は、地上から。」を掲げて、今後も施設部の情報をお届けします。

10月1日に施設部のWebサイトリニューアル

2025年9月

2025年9月30日 更新
衛星レーザ測距用小型反射器に関する技術を民間企業へスピンオフ

この度、宇宙航空研究開発機構(JAXA)がかねてより開発を進めてきた衛星レーザ測距(SLR:Satellite Laser Ranging)用の汎用小型反射器「Mt.FUJI」の技術情報が、民間企業にスピンオフされる運びとなりました。JAXAと石敏鐵工株式会社、株式会社オオツカ、株式会社中村電機製作所の3社との間で契約が締結され、Mt.FUJI開発で培われた技術を活用したSLR用汎用小型反射器が国内企業から供給可能となりました。
軌道上の物体に反射器が取り付けられているとSLRによる軌道把握が可能になります。将来、反射器が多くの衛星やロケットに搭載されるようになり、宇宙ビジネスの活性化や宇宙デブリ問題解決への大きな一歩となることを願っています。なお、今回契約を締結した3社が製造する反射器には、JAXA LABEL TECHが付与される予定です。

衛星レーザ測距用小型反射器に関する技術を民間企業へスピンオフ

JAXAが開発したSLR用小型反射器「Mt.FUJI」(左側)と更に小型化を進めた「mini-Mt.FUJI」(右側)

2025年9月30日 更新
JAXA社会環境報告書2025を公開しました

JAXAの組織価値向上・強靭化、環境への関わり、及び社会への関わりについての取り組みをご説明しています。特に今回2025版では、2024年度の研究開発におけるハイライト事項のほか、ロケット・航空、人工衛星・探査機等プロジェクトの紹介、H-IIAロケットの歩み、地球観測研究センター設立30周年特集などを掲載しています。

2025年9月29日 更新
JAXA機関紙「JAXA's」の101号を発刊しました

JAXA機関紙「JAXA’s」の101号を発刊しました。今号は、社会でも注目度の上がっている「プラネタリーディフェンス」を特集。「夜明けのすべて」などで知られる映画監督の三宅唱さんを招いての対談や、プラネタリーディフェンスを詳しく解説した特集ページで、JAXAが取り組みをご紹介。巻末の「訪問記」では、日本科学未来館をJAXA職員が「逆訪問」。まんがコーナーも大好評です。
ぜひご覧ください!

表紙 中面 中面

2025年9月12日 更新
大阪・関西万博JAXA常設展示ブース「月に立つ。その先へ、」Special Talk Session第2回開催

2025年8月31日(日)、大阪・関西万博JAXA常設展示ブースにて、「月に立つ。その先へ、」Special Talk Session 第2回「月極域探査機 LUPEX」を開催しました。本イベントは、宇宙への興味関心を高めながら交流の時間を楽しんでいただくための、小学生以下の子どもたちとその保護者をメイン対象にした“夏休みスペシャル”企画です。人類に不可欠な「水」が月面開発においても極めて重要な役割を果たすことに着目し、月に存在するとされる水を探すLUPEX(Lunar Polar Exploration)プロジェクトをテーマに、2部構成でトークと映像を通じた学びと発見の時間を提供しました。
会場では、スクリーンに映し出された月と宇宙の映像にじっと見入り、登壇者の話に真剣な眼差しを向ける参加された方々の姿があり、まさに“月と宇宙に没入する時間”が広がっていました。「月に行ってみたい!」「月の水を探してみたい!」──イベントに参加した子どもからは、そんな夢と探究心にあふれた声も聞かれました。月面探査や宇宙開発への憧れ、そして水をめぐる科学的な興味が、大人から子どもまで広がりを見せていくことを感じさせる一日となりました。

JAXA大技術博 ~ぶつけてください、あなたの技術。聞いてください、わたしの技術。~開催の様子1
JAXA大技術博 ~ぶつけてください、あなたの技術。聞いてください、わたしの技術。~開催の様子2

2025年8月

2025年8月22日 更新
軌道上実証AIアプリ募集

JAXA宇宙技術実証加速プログラムでは、2025年8月5日に打ち上げたオンボードAI実証機の実証機会等を活用し、QPS-SAR衛星のSAR画像を用いた新たな宇宙利用サービス実現に向けたキラーアプリの発掘を目指し、軌道上実証AIアプリを広く募集しています。
衛星でAIを活用する新しい発想のご応募を、お待ちしております。

軌道上実証AIアプリ募集

2025年8月21日 更新
革新的将来宇宙輸送システム研究開発プログラム 第4回研究提案募集(RFP)

革新的将来宇宙輸送システム研究開発プログラムでは、情報提供要請(RFI:Request for information)にて民間企業・研究機関・大学の方々から情報提供を頂き、その情報を参考に研究課題を設定し、この度、第4回研究提案募集(RFP:Request for Proposal)の公募を開始いたしました。

宇宙産業・非宇宙産業を問わず、幅広い企業・大学の皆様からの積極的なご応募をお待ちしております。

2025年8月19日 更新
JAXA大技術博 ~ぶつけてください、あなたの技術。聞いてください、わたしの技術。~ 開催

2025年9月12日(金)、X-NIHONBASHI TOWER コンファレンススペースにて、「JAXA大技術博 ~ぶつけてください、あなたの技術。聞いてください、わたしの技術。~」を開催いたします。
JAXA研究開発部門では宇宙開発事業への活用を目指し、研究者たちが日夜、将来の宇宙の新しい利用に向けた研究や、現在、そして未来のプロジェクトの実現に向けた様々な技術の研究を続けています。
「JAXA大技術博」では、特に宇宙、あるいは地上での活用が期待される新技術8件を研究者自身がご紹介し、研究者と来場者の方々との直接の対話を通じ、JAXA研究開発部門の成果活用や、今後の共創活動による宇宙産業への参入機会の創出などを目指します。

新しい技術や事業創出に関心のある方、宇宙産業への参入を検討される方、宇宙に興味はあるけどどこから入ったらよいかと悩まれている方など、どうぞ奮ってご参加ください。

JAXA大技術博 ~ぶつけてください、あなたの技術。聞いてください、わたしの技術。~開催

2025年8月8日 更新
大阪・関西万博JAXA常設展示ブース「月に立つ。その先へ、」Special Talk Session開催

2025年7月20日(日)、大阪・関西万博JAXA常設展示ブースにて、「月に立つ。その先へ、」Special Talk Sessionを開催いたしました。このイベントは、1969年に人類が初めて月に降り立った日を記念する「月の国際デー」に合わせて実施されたもので、日本の宇宙探査に携わる技術者やクリエーターたちが集結。未来の月面探査や宇宙開発について語り合う、貴重なひとときとなりました。会場では、映像にじっと見入る子どもたち、真剣な眼差しで話に耳を傾ける大人たちの姿が見られ、まさに“宇宙に没入する時間”が広がっていました。「宇宙に行ってみたい!」「宇宙飛行士になりたい!」——イベントに参加した子どもたちからは、そんな夢に満ちた声も。宇宙への憧れや好奇心が、次の世代へと確かに引き継がれていることを感じさせる一日となりました。

大阪・関西万博JAXA常設展示ブース「月に立つ。その先へ、」Special Talk Session開催の様子

大阪・関西万博JAXA常設展示ブース「月に立つ。その先へ、」Special Talk Session開催の様子

2025年7月

2025年7月4日 更新
JAXAと国連宇宙部によるKiboCUBEプログラム第9回公募を開始

JAXAと国連宇宙部(UNOOSA)は、KiboCUBEプログラムの第9回公募を開始しました。KiboCUBEは、選定された機関に対し国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟から超小型衛星を放出する機会を提供するプログラムで、宇宙新興国などの宇宙関連技術の向上や衛星開発を通じた人材育成、持続可能な開発目標(SDGs)への貢献などを目指し、UNOOSAとJAXAが共同で実施しています。

2025年7月1日 更新
大阪・関西万博 ドイツナショナルデー特別イベント「地球、その先へ ― 宇宙における日独協力」開催

2025年6月20日、大阪・関西万博会場にて、ドイツのナショナルデー特別イベント「地球、その先へ ― 宇宙における日独協力」が開催されました。DLR(ドイツ航空宇宙センター)が主催し、ベルリン日独センター(JDZB)とJAXAが協力した本イベントには、ドイツ連邦共和国のフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー大統領やドロテー・ベア連邦研究・技術・宇宙大臣、古賀友一郎内閣府副大臣、アンケ・カイザー=ピッツアーラ長官をはじめとする日独宇宙分野の代表が一堂に会しました。JAXAからは、山川理事長、川勝火星衛星探査機(MMX)プロジェクトチームプロジェクトマネージャが登壇し、山川理事長はDLRとの協力関係やその将来性について説明しました。また、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在している大西宇宙飛行士より、ビデオメッセージを通じて国際協力の重要性やISSにおける日独協力について発信しました。

2025年7月1日 更新
リトアニア イノベーション・エージェンシー(IAL)との共同声明の署名について

JAXA山川理事長及びリトアニア イノベーション・エージェンシー(Innovation Agency Lithuania:IAL)のストラギエネ長官は、2025年6月9日、潜在的な宇宙協力に関する共同声明に署名しました。リトアニア・ビジネスフォーラムで行われた署名式には、ナウセーダ・リトアニア共和国大統領、辻内閣府副大臣にご臨席いただきました。本共同声明への署名をきっかけに、JAXAとIALは、日-リトアニアの宇宙分野における協力の実現に向けて対話を行っていきます。最初のステップとして、6月10日はリトアニア代表団を筑波宇宙センターでお迎えしました。

リトアニア イノベーション・エージェンシー(IAL)との共同声明の署名について

Credit:Photographer R. Dačkus

リトアニア イノベーション・エージェンシー(IAL)との共同声明の署名について

Credit:JAXA

2025年7月1日 更新
JAXAと産総研G-QuATが量子・宇宙航空分野の研究開発と産業創出に係る連携及び協力に関する協定を締結

2025年6月30日、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)(理事長:山川 宏)セキュリティ・情報化推進部(部長:佐藤 正章)と、国立研究開発法人産業技術総合研究所(理事長:石村 和彦)量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター(G-QuAT)(センター長:益 一哉)は、量子・宇宙航空分野の研究開発と産業創出に係る連携及び協力に関する協定を締結しました。

本協定は、双方の資源を有効に活用し、量子・宇宙航空分野の研究開発や人材育成などを通じて、量子・宇宙航空分野の相互の発展のために、連携及び協力を推進することにより、我が国の量子・宇宙航空分野における研究開発及び産業技術の振興に寄与することを目的としています。

両機関の協力体制が強化されることにより、今後ますます加速する量子・宇宙航空分野の産業化において、新たな技術的展開や市場創出が期待されます。

写真提供:産業技術総合研究所

2025年6月

2025年6月27日 更新
JAXA機関紙「JAXA's」の100号を発刊しました

JAXA 機関紙「JAXA’s」の100号を発刊しました。100号という節目に至り、改めて、JAXAがめざす「これから」をご紹介。いよいよ来年度に打上げを控えたMMXの実機をはじめ、今年度に打上げ予定のHTV-Xの図解イラスト、GOSAT-GWの解説や、航空機電動化も。また、続投となった山川理事長へのインタビューを掲載。未来を描いた表紙にもご注目ください。

2025年6月27日 更新
雷雲の帯電や発雷メカニズムに関する国際共同研究契約の締結について

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際航空研究フォーラム(IFAR)プロジェクトの一環として、フランス国立航空宇宙研究所(ONERA)、カナダ国立研究評議会(NRC)、オランダ国立航空宇宙技術研究所(NLR)及び米国航空宇宙局(NASA)とともに、雷雲の帯電や発雷メカニズムに関する国際共同研究を開始いたしました。

2025年6月17日パリエアショーでの署名交換 (写真左から5番目: JAXA航空技術部門長代理 伊藤健)

2025年5月

2025年5月29日 更新
パラグアイ共和国サンティアゴ・ペニャ・パラシオス大統領の筑波宇宙センター来訪

2025年5月21日、来日中のパラグアイ共和国サンティアゴ・ペニャ・パラシオス大統領をJAXA山川理事長が筑波宇宙センターでお迎えしました。
筑波では、地球観測分野をはじめとするJAXAの宇宙航空分野における取組について説明を行い、両者で意見交換を実施しました。その後、大統領ご一行は展示館や、「きぼう」運用管制室を含む有人宇宙技術に関連する設備等を視察されました。

来日中のパラグアイ共和国サンティアゴ・ペニャ・パラシオス、JAXA山川理事長、古川宇宙飛行士
パラグアイ共和国サンティアゴ・ペニャ・パラシオス大統領の筑波宇宙センター来訪

2025年3月

2025年3月31日 更新
有人与圧ローバーの新デザイン模型を大阪万博で公開

JAXAはアルテミス計画で日本が提供することになっている「有人与圧ローバー」の概念設計を、トヨタ自動車をはじめとした各企業と連携して進めています。この度、設計の進捗に伴い、有人与圧ローバーのデザインが新しくなりました。

またこの新デザインの1/5スケールモデル(模型)を、大阪・関西万博 フューチャーライフエクスペリエンス(FLE)のJAXA常設展示会場にて展示します。

2025年3月28日 更新
JAXA機関紙「JAXA's」の99号を発刊しました

今号は、近年注目度が急速に高まっている「スペースデブリ」について特集。お笑い芸人でごみ清掃員でもあるマシンガンズの滝沢さんとの対談は必見です。ビジュアルページは技術試験衛星9号機(ETS-9)を初・撮り下ろし!訪問記では、着実に成果をあげているX線分光撮像衛星XRISMを深掘り。大好評のまんがコーナーも。ぜひご覧ください!

2025年2月

2025年2月18日 更新
大西宇宙飛行士による特別授業『宇宙校外学習』への参加校を募集

国際宇宙ステーション(ISS)で宇宙長期滞在中の大西卓哉宇宙飛行士との交信イベント実施にあたり、参加を希望する学校を募集いたします。

募集対象:
日本国内の中学校、高等学校(日本国内の複数の中学校、高等学校が合同で応募、地方自治体等が複数校を取りまとめ、代表して応募することも可能です。いずれの場合も代表校を決めて応募をお願いいたします。)

場所:
主催者側で体育館や講堂などを提供していただく想定です。

日時:
2025年4月21日(月)~2025年4月25日(金)のいずれか1日
※打ち上げ日程の変更が生じた場合は、選考中、選考後に日程を調整させていただく場合があります。

募集締め切り:
2025年2月28日(金) 17:00

2025年2月14日 更新
山川理事長の世界経済フォーラム年次総会2025(ダボス会議)参加

JAXA山川理事長は、1月に世界経済フォーラム年次総会2025に出席いたしました。パネルディスカッション「Thriving in Orbit」などに登壇し、国際協力がグローバルな安全保障から持続可能性に至るまでの鍵を持つ宇宙が新たな経済フロンティアとなっていることなどの考えを説明いたしました。

Photo: World Economic Forum
Photo: World Economic Forum

2025年2月13日 更新
宇宙戦略基金事業に関する講演機会の募集

JAXAでは、令和6年度補正予算で措置された予算(3,000億円)(第二期分)に関する実施方針の策定後速やかに、技術開発テーマの内容についての広報を集中的に行うため、将来の宇宙戦略基金事業の応募主体となりえる企業・団体等が参加するイベントにおける講演を求める団体等を広く募集しています。

1. 募集するイベントの講演期間:
 令和7年4月~令和7年8月末
2. 募集期限:
 2025年6月30日(月)まで
 ※ただし、ご希望の方は講演日の 2 か月程度前までにご応募ください。

詳細は下記PDFをご参照ください。

2025年2月5日 更新
山川理事長とJICA田中理事長の対談記事が公開されました

独立行政法人国際協力機構(JICA)との連携協力協定の締結から10年を経過した現在、世界情勢や宇宙開発を取り巻く環境は大きく変化しました。両機関のトップが「宇宙」×「国際協力」をテーマに、これまでの連携の成果と今後の展望について熱く語り合いました。ぜひご一読ください!

山川理事長とJICA田中理事長の対談の様子

2025年2月5日 更新
H3ロケットが「2024年日経優秀製品・サービス賞」で最優秀賞を受賞

 2025年2月3日(月)日本経済新聞社主催の「2024年日経優秀製品・サービス賞」の表彰式と記念パーティーがオークラ東京で行われました。「H3ロケット」は最優秀賞に選ばれ、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業株式会社が表彰されました。表彰式には、H3開発に長く携わった佐藤理事が代表として出席し、表彰盾・記念品をいただきました。

 H3ロケットは、次世代の大型基幹ロケットです。日本が宇宙への輸送手段を持ち続けられるように、H-IIAロケットの後継機として開発されました。
 2024年2月17日に試験機2号機の打上げに初めて成功し、7月1日に3号機による先進レーダ衛星「だいち4号」(ALOS-4)打上げ、11月4日に4号機によるXバンド防衛通信衛星「きらめき3号」打上げ、表彰式前日の2025年2月2日には5号機による「みちびき6号機」(準天頂衛星)打上げに連続成功しています。

2025年1月

2025年1月22日 更新
国際宇宙ステーション(ISS)・「きぼう」利用シンポジウム2025~KIBO eXplorer きぼうを探求する~

 JAXAのコーポレートスローガンである〝Explore to Realize〟と、Kiboとを融合して、「Kibo eXplorer(ロゴ表記:KIBO XPlorer)」を現在から未来にかけての地球低軌道環境利用をイメージさせるスローガンとして定めました。「きぼうを探求する」をシンポジウムメッセージとして、『国際宇宙ステーション(ISS)・「きぼう」利用シンポジウム2025 』を開催します。

国際宇宙ステーション(ISS)・「きぼう」利用シンポジウム2025~KIBO eXplorer きぼうを探求する~

日時
:2025年2月3日(月) 10:30 ~ 18:00
会場
:東京ポートシティ竹芝 ポートホール ※ライブ配信有り
参加費
:無料(会場観覧は事前登録制)

2025年1月20日 更新
第8回インフラメンテナンス大賞「優秀賞」(経済産業省)を受賞

 2025年1月14日、JAXA施設部は富士電機(株)と日本メックス(株)との3者連名で、第8回インフラメンテナンス大賞経済産業省「優秀賞」を受賞しました。

<受賞した取り組み>
「宇宙開発等電力インフラを支えるトライアングル体制構築と保安高度化・省力省人化両立」

<取り組みの概要>
 施設部は、JAXAが保有する国内19事業所等の施設及び基幹インフラのライフサイクル全体をマネジメントしています。保有施設の状態監視保全(CBM)化を図ると共に、遠隔監視・広域運用化も併せて持続可能なインフラ保全実現を目指しています。まず、JAXA本社・調布航空宇宙センターにおいて、特高受変電設備更新に併せて保全管理、運転管理、総括マネジメントを連携して実施する体制の構築と、必要なツール(スマート保全システム)を整備し運用を開始しました。また、調布以外の事業所でも順次、更新整備し、需要家として電力保安体制の強化をすすめています。
 今後も、電気設備のスマート保安を推進するとともに、得られた知見を積極的に発信し、需要設備のスマート化の進展に貢献し、新たな電気保安マネジメント手法の確立に取り組んでいく予定です。

※インフラメンテナンス大賞は、国土交通省・総務省・文部科学省・厚生労働省・農林水産省・防衛省が主催し、国内のインフラメンテナンスに係る優れた取組や技術開発を表彰し、ベストプラクティスとして広く紹介することにより、インフラメンテナンスに関わる事業者などの取組みを促進し、産業の活性化を図るとともに、インフラメンテナンスの理念の普及を図ることを目的に、2016年度より実施されています。

2025年1月8日 更新
JAXA認定部品長期供給 50周年感謝状の贈呈

 2024年12月19日に、真田KOA株式会社に対してJAXA山川理事長より「JAXA認定部品長期供給 50周年感謝状」を贈呈いたしました。
 「JAXA認定部品長期供給 50周年感謝状」は、JAXA認定部品を継続して供給し、我が国の宇宙開発を支えている認定部品メーカへ、その長年に亘る協力と貢献に対して感謝の意を表し、今後とも宇宙用部品の安定供給に寄与してもらうことを目的として、贈呈するものです。

JAXA認定部品長期供給 50周年感謝状の贈呈受賞式の様子
JAXA認定部品長期供給 50周年感謝状の贈呈受賞式の様子

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