2010年
2010年12月
2010年12月28日 更新
JAXA i 閉館 今までありがとうございました
国民の皆さまと「空と宇宙」を結ぶ広場として、東京・丸の内においてさまざまな情報をお届けしてまいりました情報センター JAXA i は本日12月28日(火)を持ちまして、営業を終了いたしました。マンスリートークや打ち上げライブ中継などのイベントを通じて、数多くのお客様との間に生まれた「絆」がJAXAにとっての何よりの財産です。皆さまからいただいたあたたかいご声援を希望の星に掲げて、宇宙航空活動のより一層の発展に努めてまいりますので、どうか変わらぬご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
約6年間のご愛顧、誠にありがとうございました。
2010年12月21日 更新
情報センターJAXA i クロージング特別イベントの開催決定
日本及びJAXAの宇宙航空活動をより身近に感じていただくための情報発信拠点として、これまで皆さまのご厚情を頂いてきた情報センターJAXA i が、来る12月28日(火)を持ちまして営業を終了することになりました。皆さまへの感謝の気持ちを込めて、JAXA i では閉館に向けクロージング特別イベントを開催いたします。
今年一年のJAXAの活動を振り返り今後の意気込みを語る、JAXA関係者によるトークセッションや「宇宙教育テレビ」のライブ放送などを実施いたします。
JAXA i で開催する残りわずかなイベントへ、皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
イベント情報
- こうのとり(HTV)まつり
日時:12月23日(木/祝)13:00~18:00 - JAXA i マンスリートーク
日時:12月24日(金)15:00~16:00 - 宇宙教育テレビ・インターネットライブ放送
日時:12月28日(火)14:00~15:30 - クロージング特別トークセッション
日時:12月28日(火)18:30~19:30 - 閉館のご挨拶
日時:12月28日(火)20:00
2010年12月10日 更新
「あかつき」の機能確認作業において金星を撮影
JAXAは現在、金星探査機「あかつき」の金星周回軌道投入失敗の原因究明を行っておりますが、金星最接近時のデータ取得後に行った探査機の機能確認作業において、12月9日9時ごろ(日本標準時)に金星の画像を取得することができました。
(写真:左からUVI画像、IR1画像、LIR画像 ※画像は人工的に着色(UVI画像:青色 IR1画像:橙色)しています。)
2010年12月8日 更新
「あかつき」金星周回軌道投入計画の見直し
12月7日に金星周回軌道投入マヌーバ(VOI-1)を実施した金星探査機「あかつき」が、計画通り金星周回軌道へ投入できなかったことが分かりました。JAXAでは調査・対策チームを新たに設置し、投入が出来なかった原因とその対策を調査すると共に、「あかつき」が再び金星に接近する6年後に向けて、金星周回軌道の投入計画を見直す予定です。
2010年12月8日 更新
「あかつき」金星周回観測軌道への投入結果
5月21日、種子島宇宙センターから打ち上げた金星探査機「あかつき」は、金星周回軌道へ投入するための金星周回軌道投入マヌーバ(VOI-1)を12月7日8時49 分(日本標準時)から実施しましたが、軌道推定の結果、金星周回軌道への投入ができなかったことを確認しました。
JAXAでは調査・対策チームを設置し、「あかつき」の金星周回軌道投入に失敗した原因について調査中です。今後の「あかつき」の運用や対応状況、調査結果については随時お知らせいたします。
2010年12月7日 更新
「あかつき」金星軌道投入結果を確認中
金星探査機「あかつき」は、金星周回軌道投入マヌーバ(VOI-1)を12月7日9時00分(日本標準時)に実施しました。一時通信が中断しましたが、10時28分(日本標準時)に探査機からの電波を受信し、その後の受信状況の分析により探査機がセーフホールドモード(※)に入っていることを確認しました。
現在、探査機の状態及び軌道情報を早期に取得・確認するための運用を引き続き行っています。
※セーフホールドモード:探査機が太陽を捕捉してスピン安定した状態。
2010年12月3日 更新
12月7日「あかつき」金星軌道投入を応援してください!
12月7日、いよいよ金星探査機「あかつき」が金星を周回する軌道に投入されます。当日は「あかつき」プロジェクトを特集した金星到着ライブ放送、「あかつき」軌道投入時の衛星管制室の様子を皆さんへお届けするパブリックビューイング、専門家を迎えての金星観望会など、応援イベントを開催します。ぜひ「あかつき」の金星周回軌道投入を応援してください!
(金星観望会は、天候が天体観測に適さないため中止いたします)
2010年11月
2010年11月18日 更新
「あかつき」の金星周回軌道投入日決定
金星探査機「あかつき」は金星を周回する軌道に入るための軌道制御エンジン(OME)の噴射を、12月7日8時49分00秒(日本時間)に実施する予定です。同日9時1分00秒には軌道制御エンジンの噴射を終了し、その後Z軸地球指向への姿勢変更等を経て、同日12月7日21時頃には金星周回軌道を決定する予定です。
「あかつき」は金星軌道投入後、約2年をかけて金星の大気を調査します。
2010年11月16日 更新
はやぶさカプセル内の微粒子が小惑星イトカワ由来のものと判明
小惑星探査機「はやぶさ」搭載の帰還カプセルにより持ち帰られた微粒子をSEM(走査型電子顕微鏡)にて観察および分析した結果、1,500個程度の微粒子を岩石質と同定いたしました。更にその分析結果を検討したところ、微粒子の鉱物の成分比率が隕石の特徴と一致し、地球上の岩石と合わないことから、そのほぼ全てが地球外物質であり、小惑星イトカワ由来であると判断するに至りました。
採集された微粒子のほとんどは、サイズが10ミクロン以下の極微粒子であるため取扱技術について特別なスキルと技術が必要な状況です。JAXAは初期分析(より詳細な分析)のために必要な取扱技術と関連装置の準備を進めています。
2010年11月11日 更新
HTV愛称決定&特設サイトオープン!
宇宙ステーション補給機(HTV)の愛称が「こうのとり」に決まりました!
約1ヶ月間にわたり愛称を募集した結果、17,236件もの応募をいただき、その中から、大切なもの(赤ん坊、幸せ)を運ぶ鳥としてのイメージが、国際宇宙ステーション(ISS)に重要な物資を運ぶHTVのミッション内容を的確に表していることから、「こうのとり」が選ばれました。
「こうのとり2号機」はH-IIBロケット2号機に搭載され、2011年1月20日(木)15:29頃(日本時間)に打ち上げられる予定です。
打ち上げ日と愛称決定に伴い、「こうのとり2号機/H-IIBロケット2号機特設サイト」が本日オープンしました!今後は特設サイトでプロジェクト関係者のコラムや関連情報を随時更新していきますので是非ご覧ください!
(*)打ち上げ時刻は最新の国際宇宙ステーションの軌道により最終的に決定されます。
2010年11月10日 更新
HTV2/H-IIBロケット2号機の打ち上げ日決定!
宇宙ステーション補給機2号機(HTV2)を搭載したH-IIBロケット2号機の打ち上げ日時が、2011年1月20日(木)15:29頃(日本時間)に決まりました。
現在、HTV2は種子島宇宙センターで全機結合を完了し、これから打ち上げに向けた最終準備段階に入ります。H-IIBロケット2号機は種子島宇宙センターへの輸送が済み次第、組み立て作業が開始されます。
(*)打ち上げ時刻は最新の国際宇宙ステーションの軌道により最終的に決定されます。
2010年11月2日 更新
国際宇宙ステーションでの宇宙飛行士の滞在が10周年を迎えました
2010年11月2日、宇宙飛行士が初めて国際宇宙ステーション(ISS)に滞在を始めてから10年が経ちました。
10年前の2000年11月2日18:21(日本時間)。ロシア人2人とアメリカ人1人の計3名で構成された第1次長期滞在クルーが乗るソユーズ宇宙船がISSとのドッキングに成功し、彼らは約4ヶ月間ISSに滞在しました。
この10年の間に日本は、5人の日本人宇宙飛行士がISSに滞在し(うち2人が長期滞在)、「きぼう」日本実験棟を完成させました。2011年には古川聡宇宙飛行士、2012年には星出彰彦宇宙飛行士のISS長期滞在を予定しています。
10周年を記念して、JAXAのISSプログラムマネージャ、およびISS滞在経験のある宇宙飛行士からコメントが寄せられています。
2010年10月
2010年10月26日 更新
「みちびき」全測位信号の送信を開始し地上での受信を確認
準天頂衛星初号機「みちびき」は、10月19日に開始したL1-SAIF信号の送信に続き、残りの測位信号(L1-C/A、L2C、L5、L1C、LEX)についてL帯ヘリカルアンテナより送信を開始し、GPS等の既存の衛星測位サービスに干渉を与えないことを確認しながら、段階的に出力を上げました。
10月26日には所定の出力での全信号送信を開始し、地上システムにて正常に受信できたことを確認しました。
引き続き技術実証実施機関等と協力して搭載機器等の初期機能確認(打ち上げ後 3ヶ月間)を実施します。
(画像:みちびき搭載のモニタカメラで26日正午(日本時間)に撮影した地球)
2010年10月18日 更新
古川宇宙飛行士が宇宙でトライ!「宇宙ふしぎ実験」「宇宙医学にチャレンジ!」アイデア募集
2011年春から約半年間の予定で国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在する古川聡宇宙飛行士。その古川宇宙飛行士に「きぼう」日本実験棟で試してほしい「宇宙ふしぎ実験」「宇宙医学にチャレンジ!」のアイデアを募集します。
アイデアが選定された方には認定書と記念品を、また筑波宇宙センターの「きぼう」運用管制室へのご招待を副賞としてご用意しています。これまでにない実験アイデアを、ご家族や学校、職場などで考えてみてください。
また同時に、古川宇宙飛行士がISS長期滞在中に、宇宙と地上とを繋いだリアルタイム交信イベントの企画募集も開始しました。学校などの教育機関や報道機関の皆さまからの提案をお待ちしています。
2010年10月12日 更新
~「宇宙の日」施設一般公開~
筑波宇宙センターで宇宙を体験しよう!
「宇宙の日」を記念して、毎年JAXAでは秋に各施設の一般公開を実施しています。10月16日(土)は筑波宇宙センターで「本物に出合いに行こうよ-宇宙を体験-」をキャッチフレーズに特別公開を開催します。古川宇宙飛行士の講演をヒューストンから生中継するほか、水ロケット教室や宇宙実験ショーなど、たくさんのイベントをご用意しています。また、10月24日(日)には増田宇宙通信所を一般公開します。この機会にぜひご来場ください。
2010年9月
2010年9月27日 更新
「みちびき」中心経度約135度の準天頂軌道へ投入
9月11日にH-IIAロケット18号機によって打ち上げられた準天頂衛星初号機「みちびき」は、ドリフト軌道から準天頂軌道に投入するための軌道制御を21日から実施し、9月27日6:28の最終の軌道制御により、日本上空を通る中心経度約135度の準天頂軌道に投入されました。
今後、技術実証実施機関等と協力して搭載機器等の初期機能確認を約3ヵ月間行う予定です。
2010年9月19日 更新
「みちびき」定常制御モードへ移行
9月11日にH-IIAロケット18号機によって打ち上げられた準天頂衛星初号機「みちびき」は、5回のアポジエンジン噴射を経てドリフト軌道(準天頂軌道に投入される一歩手前の軌道)へ投入され、19日19:31に「定常制御モード」へ移行したことを確認し、クリティカル運用期間を終了しました。
今後、約1週間かけて準天頂軌道への軌道制御を行い、約3ヵ月間技術実証実施機関と協力して搭載機器等の初期機能確認を行う予定です。
2010年9月11日 更新
「みちびき」打ち上げ成功!
9月11日20:17、準天頂衛星初号機「みちびき」を搭載したH-IIAロケット18号機を、種子島宇宙センターから打ち上げました。H-IIAロケット18号機は正常に飛行し、打ち上げ約28分27秒後に「みちびき」を分離した事を確認しました。
今後、準天頂軌道投入までの「みちびき」の最新情報は、引き続きみちびき特設サイトで発信していく予定です。
(写真:(C)JAXA/三菱重工業)
2010年9月6日 更新
11日(土)19:45から「みちびき」打ち上げを生中継!
9月11日(土)19:45から、H-IIAロケット18号機による準天頂衛星初号機「みちびき」の打ち上げの模様をライブ中継します。
中継はインターネットを始め、一部の携帯電話、JAXA i や筑波宇宙センターなどの一部のJAXA事業所、その他科学館や街頭ビジョンなどでご覧いただけます。種子島宇宙センターからの迫力ある映像をご覧いただき、一緒に打ち上げを応援してください。
打ち上げ間近の「みちびき」やプロジェクトチームへの応援メッセージもお待ちしています。いただいた応援メッセージは、ライブ中継内でご紹介させていただくかもしれません。
※ライブ中継の日時は、当日の準備作業の状況や天候等により変更になる場合があります。
2010年9月1日 更新
「はやぶさ」カプセル等の展示協力機関を公募
これまで相模原市立博物館や筑波宇宙センター、丸の内オアゾなどで、小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルの一部を展示してきましたが、より多くの方に「はやぶさ」のカプセルを通じて宇宙に興味を持っていただき、また宇宙活動を知っていただくため、展示団体を公募することにしました。
募集期間は9月30日(木)まで。2010年11月中旬~2012年3月に展示が可能な国内の公益団体・法人で、公益目的の展示が対象となります。
日頃から宇宙に関連する活動をされている科学館、博物館、地方公共団体などは、ぜひご検討下さい。
(画像:池下章裕)
2010年8月
2010年8月27日 更新
宇宙ステーション補給機(HTV)愛称募集!
採用者から抽選で打ち上げ見学にご招待
2009年に技術実証機のミッションを成功させ、今年度から運用機としての打ち上げを予定している宇宙ステーション補給機(HTV)の愛称(ひらがな、カタカナ、平易な漢字)を募集します。
HTVは、国際宇宙ステーション(ISS)に食糧や衣類、実験装置などを輸送する補給船です。このHTVの特徴やイメージを想像できる、素敵な名前を考えてください。愛称に採用された方の中から抽選で、HTVの各号機につき1組2名様を、種子島宇宙センターからの打ち上げ見学にご招待します。
応募は9月30日(木)17時まで。多数のご応募お待ちしています。
2010年8月10日 更新
今年は名古屋でも開催!
9月10日(金)「JAXAシンポジウム2010 in 名古屋」
これまで毎年東京で開催していた「JAXAシンポジウム」。今年は名古屋で初開催します。
9月10日(金)18:30から名古屋市テレピアホールで開催する「JAXAシンポジウム2010 in 名古屋」は“世界に羽ばたく日本の宇宙開発と航空技術”と題して、第一部「空の事故を減らす-乱気流検知への挑戦-」、第二部「我が国最大のH-IIBロケットの開発と日本初の宇宙船HTVの開発と運用、そして今後の展開について」の2つのテーマを取り上げ、今までに得られた成果や私たちがその先に目指す将来像をご紹介いたします。
先着450名ですので、申し込みはお早めに。JAXAの携帯サイトからもご登録いただけます。
また「JAXAシンポジウム2010 in 名古屋」のインターネットライブ中継にご協力頂ける事業者も募集いたします。こちらへのお問い合わせもお待ちしています。
2010年8月4日 更新
「みちびき」打ち上げ日再設定!
リアクションホイールに懸念事項が確認されたため打ち上げを延期していた準天頂衛星初号機「みちびき」は、部品の交換作業および打ち上げの見通しが得られたことから、H-IIAロケット18号機の打ち上げ予定日時を9月11日(土)20:17~21:16に再設定しました。
「みちびき特設サイト」では応援メッセージを募集中です。開発・運用に携わるプロジェクトチームへの応援をお待ちしています。
2010年8月2日 更新
筑波宇宙センターの「はやぶさ」特別展は6日まで
相模原市立博物館に引き続き、2日(月)から6日(金)まで筑波宇宙センターで、「はやぶさ」の回収カプセルを展示しています。筑波宇宙センターは新しい展示館がオープンしたばかりです。ぜひこの機会に筑波宇宙センターへ足をお運びください。
なお筑波宇宙センターには駐車スペースがあまりなく、周辺道路の渋滞が予想されますので、つくばエクスプレスなどの公共交通機関をご利用いただけますよう、ご協力をお願いします。また多くの方にご来場いただいた場合は、屋外でお待ちいただくことになる可能性があります。帽子や飲み物等の暑さ対策をお願いします。
15日(日)から19日(木)には、情報センターJAXA i のある東京丸の内オアゾでも「はやぶさ」カプセル等の展示を予定しています。
2010年7月
2010年7月23日 更新
30、31日は相模原キャンパス特別公開「宇宙のナゾを見つけに行こう!
夏休み恒例の相模原キャンパス特別公開。今年も30日(金)31日(土)の2日間にわたって開催します。
相模原市立共和小学校や相模原市立博物館のご協力をいただき、「かぐや」「はやぶさ」「あかつき」の最新情報の紹介や、水ロケット教室、ミニミニ宇宙学校、宇宙科学セミナーなどを開催します。「はやぶさ」カプセルの特別展示は相模原市立博物館ですのでお間違いなく。
8月2日(月)~6日(金)には、展示館がオープンしたばかりの筑波宇宙センターで「はやぶさ」カプセルの展示を行います。展示館は特に予約は必要なく、無料でご覧いただけます。これを機にぜひ筑波宇宙センターにも足をお運び下さい。
なお当日は暑くなることが予想されます。暑さ対策をお忘れなく。
2010年7月13日 更新
夏休みのJAXAはイベント満載!「はやぶさ」のカプセルがやってくる
今年の夏休みのJAXAはイベント満載です。17日(土)には筑波宇宙センターの展示館がグランドオープン。9:30から「展示館開館記念式典」を開催しますので、ぜひご来場下さい。館内にはほぼ実物と同じ大きさのHTVや人工衛星などの試験モデルが展示され、リアルさとスケール感が体感できます。
30日(金)31日(土)は夏休み恒例の「相模原キャンパス特別公開」、そして8月には「JAXA i キッズデー」があなたをお待ちしています。
そして今年の目玉は何と言っても「はやぶさ」のカプセル。相模原キャンパス、筑波宇宙センター、情報センターJAXA i を巡回展示します。7年の旅を経て地球に戻ってきた実物を、この機会にぜひご覧ください。
2010年7月9日 更新
「IKAROS」ソーラーセイルによる加速を確認
ソーラーセイル(太陽帆)の展開に成功した小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」が、ソーラーセイルに受けた太陽光圧により加速したことを確認しました。
これにより「IKAROS」は、惑星間航行において、光子による史上最大の加速度を発揮した実証機となりました。
2010年7月6日 更新
「あかつき」世界初セラミックスラスターで軌道制御に成功
6月28日に金星探査機「あかつき」は、地球から1,460万km、太陽から1.06天文単位の距離で、今回新規に開発した窒化珪素(Si3N4)製セラミックスラスターである、500N(ニュートン)の軌道制御エンジン(OME)の噴射に成功しました。
セラミックスラスターの軌道上での噴射成功は、世界で初めての事です。
このエンジンは、主に金星周回軌道へ投入する時の逆噴射に使われるもので、今回の実証により、ほぼ計画通りの軌道制御が行われたことを確認しました。
次回の軌道制御は11月上旬頃に実施予定で、金星への最接近および金星周回軌道への投入は12月7日となる予定です。
2010年7月5日 更新
「はやぶさ」サンプルコンテナの中に、微粒子の存在を確認
相模原キャンパス内のキュレーションセンターで、6月24日から開始した「はやぶさ」のサンプルコンテナの開封作業において、微粒子の存在を確認しました。
なお、この微粒子がイトカワの物質か地球上の物質かは現段階では不明で、今後詳細に検討していきます。(画像:サンプルコンテナのフタを開封した所)
2010年6月
2010年6月24日 更新
「はやぶさ」サンプルコンテナ開封作業を開始
6月13日に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルは、18日に相模原キャンパスのキュレーション設備に搬入され、カプセルの検査や分解などを行ってきました。
24日から、いよいよカプセル内のサンプルコンテナの開封作業に着手しました。開封終了までには1週間程度かかる見込みです。
2010年6月16日 更新
「IKAROS」分離カメラでソーラーセイル撮影成功!
6月10日にソーラーセイル(太陽帆)を展開した小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」は、分離カメラを放出し、展開したソーラーセイルの撮影に成功しました。
引き続き、ソーラーセイルに貼られた薄膜太陽電池による発電の状態を計測し、ソーラーセイルによる加速及びそれによる軌道制御の実証を行っていきます。
2010年6月14日 更新
おかえりなさい「はやぶさ」!幾多の困難を乗り越え、地球に帰還
小惑星探査機「はやぶさ」は、6月13日19:51に無事カプセルを分離し、22:51頃に大気圏に突入してその運用を終えました。
着陸後、オーストラリア・ウーメラ立入制限区域内をヘリコプターでカプセル本体を捜索し、23:56にその位置を確認しました。
2003年5月にM-Vロケットで打ち上げられてから約7年間、「はやぶさ」は小惑星「イトカワ」に着陸し、サンプル採取作業を行い、再び地球へ帰還するという難事業を、幾多の困難を乗り越え成し遂げることができました。
2010年6月11日 更新
「IKAROS」セイル展開成功!
H-IIAロケット17号機によって打ち上げられた小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」は、6月3日にセイル(帆)の展開を開始し、10日に地球からの距離約770万kmで、セイルの展張、及び、薄膜太陽電池による発電を確認しました。
引き続き、セイルに貼り付けられた薄膜太陽電池による発電の状態を計測し、ソーラーセイルを用いた加速及びそれによる軌道制御の実証を行います。
2010年6月9日 更新
「みちびき」打ち上げ日決定!特設サイトオープン
準天頂衛星初号機「みちびき」を搭載するH-IIAロケット18号機の打ち上げ予定日時が、8月2日(月)22:54~23:54に設定されました。
同時に「みちびき特設サイト」もオープン!「みちびき」の準備状況や打ち上げの結果など最新情報をお伝えしていきます。どうぞお楽しみに!
特設サイトでは、応援メッセージの募集も開始しました。皆さまから「みちびき」や開発・運用に携わるプロジェクトチームへの応援をお待ちしています。
2010年6月8日 更新
「はやぶさ」帰還をみんなで迎えよう!
13日(日)に予定している小惑星探査機「はやぶさ」帰還にあわせて、13日12:45~と19:30~の2部構成で「はやぶさ」帰還特別番組をライブ配信します。
「はやぶさ」管制室の映像を交え、はやぶさミッションへの皆さんの想いを紹介!「はやぶさ」帰還を一緒に迎えませんか?
「はやぶさ」運用のお膝元である相模原キャンパスでも、特別オープンして、パブリックビューイングします。お楽しみに!
2010年6月5日 更新
「はやぶさ」オーストラリアに着陸へ
小惑星探査機「はやぶさ」は、6月13日(日)の地球帰還に向け、日本時間6月5日13:44に3回目の軌道修正(TCM-3)が正常に実施されたことを確認しました。
これにより、地球外縁部から着陸想定地域のオーストラリア・ウーメラ立入制限区域への誘導目標変更が完了しました。
2010年6月2日 更新
野口宇宙飛行士、約5ヵ月半の宇宙滞在を終え、無事地球に帰還
12月23日から国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在していた野口聡一宇宙飛行士は、6月2日ソユーズ宇宙船(21S/TMA-17)に搭乗し、日本時間9:04にISSから分離し、同12:25にカザフスタン共和国に無事着陸しました。(出典:JAXA/NASA/Bill Ingalls)
2010年6月1日 更新
~世界に羽ばたく日本の宇宙開発~
7月8日(木)「JAXAシンポジウム2010」開催
6回目を迎える今年の「JAXAシンポジウム」は、“世界に羽ばたく日本の宇宙開発”と題して、7月8日(木)18:30から、有楽町朝日ホール(東京都千代田区)で開催します。
今回のシンポジウムは、第一部「我が国のロケット開発の集大成「H-IIB」」、第二部「日本初の宇宙船-HTVの挑戦-」、第三部「新たな有人宇宙時代の実現に向けて」の3つのテーマを取り上げ、今までに得られた成果や私たちがその先に目指す将来像をご紹介いたします。
先着750名ですので、申し込みはお早めに。JAXAの携帯サイトからもご登録いただけます。仕事帰りにぜひお立ち寄りください。
また「JAXAシンポジウム2010」のインターネットライブ中継にご協力頂ける事業者も募集いたします。こちらへのお問い合わせもお待ちしています。
2010年5月
2010年5月26日 更新
2日(水)11:10~から、野口宇宙飛行士地球帰還ライブ中継
5ヶ月以上に渡って国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在している野口聡一宇宙飛行士が、いよいよ6月2日ソユーズ宇宙船(21S)に乗り、地球に帰還する予定です。
JAXAでは、この模様を2日11:10からインターネットでライブ中継する他、情報センターJAXA i や筑波宇宙センター等でもパブリックビューイングを開催します。野口宇宙飛行士の帰還を一緒に見守ってください。(写真提供:NASA)
※帰還間近の野口宇宙飛行士への応援メッセージも引き続き募集しています。
※ライブ中継は、ミッションの準備作業の状況等により変更になる場合があります。
2010年5月23日 更新
「あかつき」「IKAROS」順調に飛行中!
5月21日、H-IIAロケット17号機によって打ち上げられた金星探査機「あかつき」は、太陽電池パネルの展開、太陽捕捉制御など一連のシーケンスが正常に行われていることを確認しました。
また「あかつき」が5月21日20:50頃、地球との距離が約25万kmの地点で、機器の状態を確認するために撮影した地球の画像が届きました。
同時に打ち上げられた小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」も、太陽電池の発電と実証機の姿勢が正常である事を確認して、通信を確立しました。
2010年5月21日 更新
「あかつき」打ち上げ成功!!
5月21日6時58分22秒に、金星探査機「あかつき」を搭載したH-IIAロケット17号機を、種子島宇宙センターから打ち上げました。H-IIAロケット17号機は正常に飛行し、打ち上げ約27分29秒後に「あかつき」を分離した事を確認しました。
今後の「あかつき」の最新情報は、引き続きあかつき特設サイトで発信していく予定です。
(写真提供:三菱重工業)
2010年5月18日 更新
「あかつき」「IKAROS」打ち上げは21日(金)6:58に再設定
H-IIAロケット17号機による金星探査機「あかつき」と小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」の打ち上げは、気象状況を確認した結果、5月21日(金)6時58分22秒に行うことになりました。
これにともない、打ち上げライブ中継は21日(金)6:30から放送する予定です。インターネットでの配信をはじめ、JAXA i、相模原キャンパス、大学等でのパブリックビューイングや、さらには一部のCATV、携帯電話などで、打ち上げの模様をご覧いただけます。
2010年5月18日 更新
「あかつき」「IKAROS」打ち上げ延期
金星探査機「あかつき」と小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」を乗せたH-IIAロケット17号機の打ち上げを18日に予定していましたが、射場近辺に打ち上げ制約条件の規定以上の氷結層を含む雲が観測されたため、打ち上げを延期しました。
新たな打ち上げ日については決定し次第お知らせいたします。
2010年5月11日 更新
18日(火)6:15から、「あかつき」「IKAROS」打ち上げを生中継!
5月18日(火)H-IIAロケット17号機により打ち上げ予定の金星探査機「あかつき」と小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」は、現在大型ロケット組立棟(VAB)で最終準備が行われています。
18日(火)朝6:15から、この打ち上げ模様をインターネットでライブ中継します。またJAXA i や相模原キャンパス、その他大学等でパブリックビューイングを開催します。種子島宇宙センターからの迫力ある映像をご覧いただき、一緒に打ち上げを応援してください。
打ち上げ間近の「あかつき」や「IKAROS」、プロジェクトチームへの応援メッセージもお待ちしております。
※ライブ中継の日時は、当日の準備作業の状況や天候等により変更になる場合があります。
2010年4月
2010年4月21日 更新
「はやぶさ」搭載カプセル地球帰還は6月13日に
地球帰還へ向け慎重な運用を続けている小惑星探査機「はやぶさ」の、搭載カプセルの着陸について調整してきた結果、オーストラリア政府から着陸許可を得ました。
「はやぶさ」のカプセルは、日本時間6月13日(日)23時頃(協定世界時14時頃)地球へ再突入し、オーストラリア・ウーメラ立入制限区域への着陸を目指します。今後「はやぶさ」は、精密に落下させるため、数回の軌道修正(TCM)を実施していく予定です。
特設サイト「はやぶさ、地球へ~帰還カウントダウン~」では、応援メッセージを募集しています。「はやぶさ」と「はやぶさ」を支えるプロジェクトチームへの応援をお待ちしています。Twitterも絶賛更新中。
2010年4月20日 更新
スペースシャトル「ディスカバリー号」帰還
おかえりなさい!山崎直子宇宙飛行士
山崎直子宇宙飛行士搭乗のスペースシャトル「ディスカバリー号」は、NASAケネディ宇宙センター(KSC)に日本時間4月20日22:08に着陸し、今回予定していた多目的補給モジュール「レオナルド」の移設等、約15日間のミッションを全て完了しました。
SPACE@NAVI-Kiboをご覧になった方々、メッセージをお寄せいただいた皆さん、応援ありがとうございました。(写真提供:NASA)
2010年4月15日 更新
「はやぶさ、地球へ~帰還カウントダウン~」特設サイトオープン!
小惑星探査機「はやぶさ」は、2010年6月の地球帰還に向け、3月27日にイオンエンジンによる連続軌道制御を終了し、現在、精密に落下させるため、数回の軌道修正(TCM)を行っています。
帰還までの最新情報をお伝えするため、特設サイトをオープンしました。はやぶさの運用状況はもちろん、はやぶさライブBlogや、はやぶさプロジェクトチームによるTwitterも開設。応援メッセージの募集も開始しました。「はやぶさ」と「はやぶさ」を支えるプロジェクトチームへの応援をお待ちしています。
2010年4月12日 更新
山崎宇宙飛行士宇宙滞在が2日延長
帰還は20日(火)に
山崎直子宇宙飛行士搭乗のスペースシャトル「ディスカバリー号」の熱防護システム(TPS)の点検を、国際宇宙ステーション(ISS)とドッキング中に行うため、今回のミッション期間が1日延長されることになりました。これにより、現在の着陸予定時刻は、日本時間4月20日(火)20:34(米国東部夏時間4月20日7:34)となっています。
インターネットライブ中継「SPACE@NAVI-Kibo SPECIAL LIVE」は、20日(火)19:30からです。JAXA i も開館時間を延長してパブリックビューイングを開催します。(画像提供:NASA)
※着陸予定時刻は変更になりました。
2010年4月9日 更新
「科学技術週間」JAXA春のイベント2010スタート!
4月12日~18日の「科学技術週間」にあわせ、今年もJAXAはイベントを開催します。
10日(土)の「第29回宇宙科学講演と映画の会」を皮切りに、17日(土)は筑波宇宙センター、18日(日)は調布航空宇宙センター、角田宇宙センターで施設公開を行います。筑波では大人気の水ロケット教室や古川宇宙飛行士の講演、調布ではロケット的当てゲームなど、宇宙航空を身近に感じることのできるイベントが満載です。
25日(日)には、情報センターJAXA i で「春のキッズデー2010」を開催。実験やゲームなど体験しながら、打ち上げ間近の「あかつき」や「IKAROS」について学べる企画を準備しています。皆さまのご来場をお待ちしています。
2010年4月8日 更新
山崎宇宙飛行士、多目的補給モジュールをISSへ移設
飛行4日目の4月8日、山崎直子宇宙飛行士の操作する国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアームにより、スペースシャトル「ディスカバリー号」の貨物室から、多目的補給モジュール「レオナルド」が取り出されました。
日本時間13:24、「レオナルド」はISSの「ハーモニー」(第2結合部)の下側(地球側)に無事取り付けられました。
「レオナルド」には、「きぼう」日本実験棟で実験試料や薬剤などを低温で保存するための冷蔵・冷凍庫など、様々な機器や実験ラック、補給物資が搭載されており、今後それらをISS内に運搬した後、「レオナルド」は再び「ディスカバリー号」へ戻される予定です。(写真提供:NASA)
2010年4月7日 更新
2人の日本人が初めて宇宙で合流!
スペースシャトル「ディスカバリー号」ISSとドッキング
山崎直子宇宙飛行士が搭乗するスペースシャトル「ディスカバリー号」は、日本時間4月7日(水)16:44に国際宇宙ステーション(ISS)とドッキングしました。
そして日本時間同日18:11に山崎宇宙飛行士らクルーがISSに入室し、ISS長期滞在中の野口聡一宇宙飛行士らと合流しました。
2人の日本人が同時に宇宙に滞在するのは、初めての事です!
ISS滞在中、山崎宇宙飛行士はロードマスター(物資移送責任者)として、スペースシャトル-ISS間の物資移送作業全体の取りまとめや、ISSやスペースシャトルのロボットアームを操作して、多目的補給モジュール「レオナルド」の移設などを行います。
山崎宇宙飛行士のISS滞在は16日(金)まで。その後「ディスカバリー号」はISSを離れ、18日(日)に帰還する予定です。(画像提供:NASA)
2010年4月5日 更新
Fly to the Future-未来へ、その先へ-
山崎宇宙飛行士搭乗スペースシャトル「ディスカバリー号」打ち上げ
山崎直子宇宙飛行士搭乗のスペースシャトル「ディスカバリー号」が、日本時間4月5日(月)19:21(米国東部夏時間5日6:21)にNASAケネディ宇宙センターから打ち上げられました。
今後ディスカバリー号は、野口聡一宇宙飛行士が長期滞在している国際宇宙ステーション(ISS)とドッキングし、2人の日本人が初めて宇宙で合流することになります。
SPACE@NAVI-Kibo SPECIAL LIVEでは、7日(水)16:00からディスカバリー号が ISSにドッキングする様子を、18:00から山崎宇宙飛行士らがISSに入室する様子をインターネットでライブ中継する予定です。お見逃しなく!
引き続き、山崎宇宙飛行士への応援をお待ちしています。(写真提供:NASA)
2010年3月
2010年3月31日 更新
山崎宇宙飛行士打ち上げライブ中継は5日(月)18:30からオンエア
5日(月)19:21(日本時間)、山崎直子宇宙飛行士が搭乗するスペースシャトル「ディスカバリー号」がいよいよ打ち上がります。
JAXAでは5日(月)18:30から、この打ち上げの模様を生中継します!この中継は、インターネットでのライブ配信をはじめ、JAXA i 等でもパブリックビューイングする予定です。
山崎宇宙飛行士への応援メッセージも募集中です。2人の日本人が同時に宇宙に滞在することになる今回のミッションを、応援してください。
(写真提供:NASA)
※ライブ中継の日時は、当日の準備作業の状況や天候等により変更になる場合があります。
2010年3月27日 更新
山崎直子宇宙飛行士搭乗スペースシャトル「ディスカバリー号」
日本時間4月5日(月)19:21打ち上げへ
山崎直子宇宙飛行士が搭乗するスペースシャトル「ディスカバリー号」(STS-131/19Aミッション)を日本時間4月5日(月)19:21(米国東部夏時間 5日6:21)に打ち上げることが正式に発表されました。
山崎宇宙飛行士は、初フライトとなる今回のミッションで、日本人女性初のミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者)として、主に国際宇宙ステーション(ISS)やスペースシャトルのロボットアームを操作して、多目的補給モジュール「レオナルド」をスペースシャトルからISSへ移設し、再びスペースシャトルへ戻します。またロードマスター(物資移送責任者)として、スペースシャトル-ISS間の物資移送作業全体の取りまとめも行います。
現在ISSでは野口聡一宇宙飛行士が長期滞在中のため、2人の日本人が初めて同時に宇宙に滞在することになります。
JAXAでは、打ち上げの模様をインターネットやJAXA i 等でライブ中継する予定です。山崎宇宙飛行士への応援メッセージもお待ちしています。
(写真:NASA)
2010年3月15日 更新
「きぼう」ロボットアーム子アーム、取り付け完了!
3月10日から11日にかけて、「きぼう」日本実験棟船内実験室のエアロックを初めて使用して、野口聡一宇宙飛行士とティモシー・クリーマー宇宙飛行士が、「きぼう」日本実験棟ロボットアームの子アームを船外へ搬出する作業を行いました。
3月12日には、野口宇宙飛行士らにより、「きぼう」ロボットアームを操作し、13日0:16、子アームを「きぼう」船外実験プラットフォーム上の子アーム保管装置(SSE)に取り付ける作業を行いました。子アームをSSEに取り付けたことにより、「きぼう」の全てのシステム機器の取付けおよび機能確認が完了したことになり、「きぼう」は基本機能を確立しました。
約3ヶ月間宇宙に滞在している野口宇宙飛行士への応援メッセージも募集中です。
画像:「きぼう」エアロックから見た取り付け作業中の子アーム(提供:NASA)
2010年3月3日 更新
「あかつき」打ち上げ日決定! 特設サイトオープン
金星探査機「あかつき」や小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」、その他4基の小型副衛星を載せるH-IIAロケット17号機の打ち上げ予定日時が、5月18日6時44分14秒に設定されました。
本日オープンした「あかつき特設サイト」で、「あかつき」の準備状況から打ち上げ、金星軌道到達までの最新情報をお伝えしていきます。どうぞお楽しみに!
特設サイトでは、応援メッセージの募集も開始しました。皆さまから「あかつき」とプロジェクトチームへの応援をお待ちしています。
2010年2月
2010年2月23日 更新
2010年度JAXAタウンミーティング共催団体募集
JAXAは、日本の将来の宇宙開発利用、宇宙科学研究、航空研究開発につながるアイデアや方針などを意見交換する「JAXAタウンミーティング」を、これまでに日本全国で46回開催してきました。
2010年(平成22年)度にタウンミーティングを共催していただける自治体や団体の募集を開始しました。直接JAXAのトップや宇宙航空の専門家と語り合うチャンスです。地元の他のイベント等のお役に立てるかもしれません。締切は3月19日(必着)、たくさんのご応募をお待ちしています。
2010年2月10日 更新
「あかつき」メッセージキャンペーン ご登録ありがとうございました
1月10日に終了した「あかつき」メッセージキャンペーン。世界中の皆さんから「あかつき」へ応援のメッセージをいただきました。インターネットからご登録された方、地域、学校、科学館等で団体登録してくださった方、あわせて260,214名のご登録をいただきました。多くの著名人からも「あかつき」へメッセージをお寄せいただいています。
皆さんからいただいたメッセージは、今後アルミプレートに印刷され、「あかつき」の機体へ取り付けられます。その後、「あかつき」は種子島宇宙センターへ輸送され、打ち上げの準備に入る予定です。
現在、「あかつき」に相乗りして打ち上げられる小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」のソーラーセイルミッションを応援するキャンペーンを行っています。ご登録いただいたメッセージは「IKAROS」と一緒に太陽系を航海します。ぜひご応募ください。
2010年2月3日 更新
平成23年度新卒採用のエントリーをお待ちしています!
平成23年度新卒採用の募集要項を掲載しました。
エントリーシートは、2月8日からウェブを通じてダウンロードできますので、JAXAの仕事に興味のある方は今のうちにエントリーをしておいてください。
エントリーシートの提出は、研究開発系、経営管理系(短大卒)、研究専任系は2月15日~3月15日必着、経営管理系(大卒以上)は4月1日~4月26日必着です。
宇宙・航空というフィールドはチャレンジの連続です。日本のため、そして人類のために、我々と共に人生を賭けてこの困難なフィールドに挑戦してくれる方のご応募をお待ちしています。
2010年1月
2010年1月20日 更新
準天頂衛星初号機の愛称が「みちびき」に決定!
2010年度打ち上げ予定の準天頂衛星初号機の愛称を募集した結果、応募総数11,111件中から「みちびき」が愛称に選ばれました。
高精度な測位情報により正確な場所へ“みちびく”や、次世代の衛星測位技術を日本において確立し未来の新しい社会へ“みちびく”からという提案理由が多くあり、準天頂衛星のミッションをわかりやすく的確に表していることから、この愛称が選ばれました。
「みちびき」にご応募いただいた方の中から抽選の結果、西川 一(にしかわ はじむ)さん(50代男性・和歌山県)に、「みちびき」打ち上げを見届けていただくため、種子島宇宙センターへご招待することに決定しました。
2010年1月14日 更新
「はやぶさ」地球引力圏軌道へ!地球まであとわずか
地球帰還に向けて航行している小惑星探査機「はやぶさ」は、徐々に地球へ近づく軌道へと移り、地球の引力圏の内側(約140万km)を通過する軌道に乗ったことが確認されました。
現在「はやぶさ」は、地球から約6,000万kmの距離を航行しています。今後はさらに地球へ近づけるため、月軌道半径を通過する軌道へと移行する計画です。
2010年1月6日 更新
立川理事長新春インタビュー
2010年、日本の宇宙航空分野のさらなる発展をめざす
新春恒例、立川理事長へのインタビューを掲載しました。
金星探査機「あかつき」や準天頂衛星初号機の打ち上げ、本格化する日本人宇宙飛行士による有人宇宙活動など2010年の活動へ向けた抱負をはじめ、月・惑星探査の今後の展望、地球環境問題への取り組み、産業界との連携、国際協力の将来展望など、日本の宇宙航空分野のさらなる発展をめざす意気込みを聞きました。
2010年1月1日 更新
日本人初!宇宙で年越し
野口宇宙飛行士、宇宙から「明けましておめでとうございます」
12月23日から国際宇宙ステーション(ISS)に滞在している野口聡一宇宙飛行士から、新年のメッセージが届きました。
宇宙で新年を迎えた日本人は、野口宇宙飛行士が初めてです。
長期滞在中の野口宇宙飛行士への応援メッセージもお待ちしています。