2005年
2005年12月
2005年12月28日 更新
「JAXA i」は1月2日から
2005年をにぎわせた「スペース・ラム」や「はやぶさ」、そして年明けに打ち上げられる「ALOS」「ASTRO-F」などの情報をお届けする展示スペース「JAXA i」は、元旦のみのお休みで1月2日からオープンします。3つの打ち上げを控え、年の変わり目も切れ間なく動き続けるJAXAを2006年もご支援ください。
写真は、「着用船外活動宇宙服レプリカ」。 中から顔を出して撮影が出来ます。
・VISIT JAXA
2005年12月20日 更新
「日本初の2本立て」 9号機とともにVABで整備中
H-IIAロケット8号機は、大型ロケット組立棟(VAB)内で最終準備作業が行われています。
写真の手前のロケットは、2月に予定されている打上げにむけた「極低温点検」のため、第1射点に運ばれた9号機です。約500m離れたVABの扉(「世界一大きなドア」)の向こうに、8号機の姿が垣間見えています。
横に倒した状態で整備中のロケットを見られる機会は過去にもありましたが、種子島で立てられた状態で、整備中の2機のH-IIAロケットを見ることができたのは、今回が初めてです。なお、9号機の「極低温点検」も、良好に終了しました。
写真:
写真奥:VABの中に見える8号機 手前:発射点に移動した9号機(撮影日 12月19日)
・プレスリリース
H-IIAロケット9号機 極低温点検の実施について
2005年12月14日 更新
探査機「はやぶさ」、救出運用モードに
小惑星イトカワからの離脱中に姿勢制御を失っていたはやぶさの状況が徐々に明らかになってきました。探査機内部に漏れ出した燃料が気化し機外に噴出したことで、姿勢変動が起こった模様です。現時点で探査機との通信は行えていませんが、時間をかければ通信が回復する可能性は高いものと考えられます。そこでプロジェクトチームは地球帰還の軌道を再設計して時間を稼ぎ、探査機を救出運用することにしました。現時点での地球帰還予定は、2010年6月ごろです。
写真:記者からの質問に答える川口プロジェクトマネージャー
+ 「はやぶさ」探査機の状態について(プレスリリース)
+ 「はやぶさ」関連ニュースリスト
2005年12月13日 更新
約4万kmを隔てて飛翔する衛星間で世界初の光通信実験に成功
8月24日、ウクライナのドニエプルロケットで打ち上げられた「きらり」は、12月9日、ESA(欧州宇宙機関)の先端型データ中継技術衛星「ARTEMIS」との光通信実験に成功しました。秒速数kmで移動しながら約4万km離れた「衛星間・双方向光通信」には、“東京から富士山頂の針穴を通すほど”の高度な制御が必要で、この成功は世界初の成果となりました。ESAをはじめ、実験実施にご協力いただいた関係者の皆様に深甚の謝意を表します。
・プレスリリース
『宇宙も光通信の時代に!』
光衛星間通信実験衛星「きらり」と先端型データ中継技術衛星「アルテミス」による
光衛星間通信実験の成功について
2005年12月7日 更新
重傷を負った「はやぶさ」 地球帰還に向けた努力続く
11月26日のタッチダウン直後から姿勢制御を失っていた「はやぶさ」に対し、プロジェクトチームはいくつかの緊急避難的な手段を講じることで、地球との通信速度を徐々に回復させてきました。わずかながら明らかになったデータを総合すると「探査機が生きていて、通信機能が回復したのは奇跡的なほどの重傷だった」(川口プロジェクトマネージャ)ことが分かりました。
また、試料採取のためのプロジェクタイル(発射体)が発射されていなかった可能性も出てきています。ただ、断片的に得られたデータの解釈は困難をきわめています。プロジェクトチームは、軌道再設定も含めた地球帰還に向けた努力を続けています。
・プレスリリース
「はやぶさ」探査機の状況について
2005年12月7日 更新
H-IIAロケット9号機 打上げ日が正式決定
H-IIAロケット9号機による運輸多目的衛星新2号(MTSAT-2)の打上げについて、下記のとおり宇宙開発委員会に報告し、了承されましたので、お知らせいたします。
打上げ予定日:平成18年2月15日(水)
打上げ予備期間:平成18年2月16日(木)~2月28日(火)
打上げ時間帯:15:30~16:40
打上げ場所:種子島宇宙センター 大型ロケット発射場
・RSCのMTSAT-2ページ
・H-IIAロケット
2005年11月
2005年11月30日 更新
H-IIAロケット8号機 打上げ日が正式決定
H-IIAロケット8号機による陸域観測技術衛星(ALOS)の打上げについて、下記のとおり宇宙開発委員会に報告し、了承されましたので、お知らせいたします。
打上げ予定日 :平成18年1月19日(木)
打上げ予備期間 :平成18年1月20日(金)~2月28日(火)
打上げ時間帯 :10:33~10:43
打上げ場所 :種子島宇宙センター 大型ロケット発射場
・プレスリリース
陸域観測技術衛星(ALOS(エイロス))の愛称募集について
2005年11月29日 更新
「はやぶさ」の姿勢安定せず 帰還実現に向け復旧作業続く
「はやぶさ」の姿勢安定せず 帰還実現に向け復旧作業続く
26日朝のタッチダウン(着陸・試料採取)に成功した「はやぶさ」は、イトカワからの離脱時に姿勢変動が生じたことから、自律的に「セーフホールドモード(安全姿勢)」に入りました。原因と思われる燃料のリーク(漏洩)を止めることはできました。27日から28日にかけ、探査機との通信が途絶しましたが、29日午前10時すぎにはビーコン回線が回復し、現在も復旧運用が続けられています。
(写真:記者会見に応じる、プロジェクトマネージャーの川口教授)
・プレスリリース
第2回着陸飛行の結果と今後の計画について
第2回着陸飛行後の探査機の状況について
2005年11月26日 更新
88万人がふたたび「はやぶさ」を導いた 世界初のタッチダウンに成功!
今回の実験にご協力、ご支援をいただいた関係各位に厚くお礼を申し上げます。
なお、機体は姿勢変動を検知し自律的に「セーフホールドモード(安全姿勢)」に入りました。
「地球帰還までの道のりにはまだ幾多の困難が待ち受けていることと思いますが、気を引き締めてこのチャレンジングな計画の成功に向け最善を尽くしていく所存です」(立川敬二理事長談話より)
写真(下):今回の降下時に撮影された、20日投下のターゲットマーカー(88万人の署名入り)と、はやぶさの影(11月26日6時24分、高度約250m)
2005年11月26日 更新
はやぶさは上昇に転じる 臼田局でデータ受信中
25日夜より小惑星イトカワ表面に向け、はやぶさは降下を行ってきました。
最終的な地上への着陸(タッチダウン)に向け、6時20分すぎにGO(許可)指令が出され、探査機は最終降下を行いました。その後7時20分すぎに探査機は上昇に転じました。現在、臼田宇宙通信所を経由して、はやぶさからのデータを受信し、解析を行っているところです。
写真:4:49に撮影されたイトカワ はやぶさの影が見え始めています。
・「はやぶさ」の第1回着陸飛行の結果と今後の計画につい
2005年11月24日 更新
再度のタッチダウン(試料採取)めざし、イトカワに接近中
「地球圏以外の天体から離陸した初の探査機」(プロジェクトマネージャー・川口淳一郎教授)となった「はやぶさ」は、第2回目のタッチダウン(試料採取)に向け、イトカワに向け接近中です。前回着陸時の経験を踏まえ、センサ類への影響なども確認しながら、24日夜のNASA局を通じた運用(データ受信、コマンド送信)を行い、日本時間26日午前7時すぎの再着陸と試料採取を目指します。
写真:署名入りターゲットマーカ 高度 32m 付近で撮影。
・「はやぶさ」の第1回着陸飛行の結果と今後の計画について
2005年11月24日 更新
「小惑星に着陸し、離陸した世界で最初の宇宙機」となる
「はやぶさ」はイトカワ表面で2回バウンドして着地し、約30分間そこにとどまった後、地上からのコマンドに従い離陸していました。
「セーフホールドモード」からの姿勢回復により取得されたデータの解析から、20日早朝の第1回タッチダウン(着陸・試料採取)の詳細が明らかになったものです。小惑星着陸後も正常に機能し、しかも「離陸」した宇宙機は、「はやぶさ」が世界で最初です。サンプラーホーンによる試料採取は行われませんでしたが、「はやぶさ」は現在イトカワに向けて接近中で、地上では第2回タッチダウンについての検討が行われています。詳細が決まり次第お知らせいたします。
写真:署名入りターゲットマーカ 高度 32m 付近で撮影。
・「はやぶさ」の第1回着陸飛行の結果と今後の計画について
2005年11月20日 更新
20日早朝の着地・試料採取、詳細を判明させ、再度のチャレンジへ
高度約40mからのターゲットマーカー(88万人の署名入り)投下に成功した「はやぶさ」は、「イトカワ」表面への最終接近時、何らかの原因で姿勢が乱れ、機体の安全を保つ「セーフホールドモード」と呼ばれる姿勢に入りました。
この姿勢を立て直し、高利得アンテナを地球に指向させ、搭載機器の詳細なデータが取得できてはじめて、20日早朝のタッチダウンの可否をはじめとする詳細が判明します。
今後も「はやぶさ」の運用を続け、再度のチャレンジに備えます。
写真:記者会見にのぞむプロジェクトマネージャー・川口淳一郎教授
2005年11月20日 更新
ターゲットマーカー投下に成功
小惑星「イトカワ」へのタッチダウン(着陸・試料採取)に向け、19日夜から降下をはじめていた探査機「はやぶさ」から、「ターゲットマーカーを投下した」との信号を、20日午前5時46分頃(日本時間)に受信しました。その際の高度は約40mで、ターゲットマーカーがイトカワ表面に到達したことは確実と思われます。
タッチダウンの詳細については、現在探査機からのデータを取得中です。
写真:午前4時58分に撮影されたイトカワ
2005年11月18日 更新
1回目の着陸・試料採取チャレンジは「20日早朝」
写真:「ミューゼス海」の試料採取予定地
・「はやぶさ」の第1回イトカワ着陸/試料採取、20日(日)早朝に予定!
2005年11月17日 更新
H-IIAロケット8号機「極低温点検」が終了
17日、種子島宇宙センターでH-IIAロケット8号機の「極低温点検」を実施し、機体や地上設備の機能などを確認しました。
写真は 「種子島ライブカメラ」の昨日の映像です。
・プレスリリース
H-IIAロケット8号機 極低温点検の結果について
2005年11月12日 更新
再リハーサル降下試験で、約55mまで接近。近距離レーザー高度計(LRF)の機能確認に成功
12日、近距離レーザー高度計(LRF)の機能確認などを目的とした再リハーサル降下試験を実施し、「イトカワ」に約55mまで接近しました。この降下試験でLRFの機能確認に成功し「はやぶさ」は19日の着陸・試料採取に臨みます。
なお探査ロボット「ミネルバ」の分離は確認され、探査機との通信も継続して行われていますが、状況は不明です。詳細が分かり次第改めてお伝えいたします。
11月12日(済) 再リハーサル降下試験(探査ロボット「ミネルバ」投下)
11月19日 1回目の試料採取(署名入りターゲットマーカ投下)
11月25日 2回目の試料採取
写真は日本時間の午後1時40分に撮影されたイトカワの画像です。はやぶさの影が見えています。
・プレスリリース
「はやぶさ」のリハーサル降下再試験の結果について
2005年11月10日 更新
「はやぶさ」、イトカワに70mまで接近
11月9日、航法誘導機能の確認を目的とした降下試験を行い、イトカワに約70mまで接近しました。11月4日の試験中止の原因となった異常は解明され、今後、以下のようなスケジュールで「ミューゼス海」への着陸・試料採取を試みます。
11月12日 再リハーサル降下試験(探査ロボット「ミネルバ」投下)
11月19日 1回目の試料採取(署名入りターゲットマーカ投下)
11月25日 2回目の試料採取
写真:イトカワに「はやぶさ」の影
・ 記者説明会配布資料
「はやぶさ」のリハーサル降下再試験について
2005年11月7日 更新
「はやぶさ」、4日のイトカワへの降下中止
11月4日に予定されいていた「はやぶさ」のイトカワへの降下は、GO/NOGO判断の際に異常を検知したたため中止となりました。ミネルバ放出、ターゲットマーカ放出も中止となりました。
11月6日現在、「はやぶさ」からイトカワまでの距離は9.6kmです。着陸リハーサル降下中断後いったん高高度へ上昇し、現在ホームポジション原点へ移動中です。
右は探査機上で11月4日11時40分頃に取得されたイトカワの画像です。
・プレスリリース
「はやぶさ」のリハーサル降下試験の結果について
2005年11月4日 更新
はやぶさ、イトカワへ降下開始
小惑星探査機「はやぶさ」は、4日午前4時、イトカワへの降下を開始しました。今回の降下は、後日行われる資料採取のリハーサルのためです。
また、降下途中では小惑星ローバ「ミネルバ」の放出、88万人の名前が入ったターゲットマーカの放出があります。
午前10時50分現在、はやぶさとイトカワとの距離は、約1キロとなっています。
2005年11月1日 更新
「イトカワ」公開
11月1日、はやぶさのこれまでの理工学成果についての記者会見が行われ、鮮明な「イトカワ」表面の画像が公開されました。
・プレスリリース
「はやぶさ」のイトカワ近傍観測の成果について
2005年10月
2005年10月31日 更新
設計大賞は「地球大気流出観測衛星」
10月30日に行われた「第13回衛星設計コンテスト」で、応募38件から最終選考に残った14作品のうちから、最高賞である設計大賞に、東北大学大学院の「地球大気流出観測衛星」が選定されました。また、アイデア大賞には鳥羽商船高等専門学校の「宇宙で洗濯!」、今年から設けられた高校生対象のジュニア部門賞に、山口県立厚狭高校の「宇宙創薬衛星」が選ばれました。
・第13回衛星設計コンテスト
2005年10月28日 更新
運命の「衛コン」最終審査会
10月30日、恒例の「第13回衛星設計コンテスト」(略称・衛コン)の最終審査会が、都立航空高専(荒川区)で開催されます。一次選考を通過した高校生、高専生、大学生の15作品(アイデア)が、グランプリを競います。登録不要、入場無料です。 また当日は、インターネットで伝送された最終審査会の模様を、「JAXA i」(東京・丸の内)で放映する予定です。
・第13回衛星設計コンテスト
・JAXA i
・都立航空高専(会場)
2005年10月26日 更新
「1つ1つにストーリー」(野口宇宙飛行士)。スペースシャトル公式飛行品(OFK)返還式
この夏、野口宇宙飛行士とともにスペースシャトル「ディスカバリー号」で14日間の宇宙飛行を体験した公式記念品(OFK)の返還式が、26日、東京・丸の内のJAXA東京事務所で行われました。
「1つ1つの記念品にストーリーがある。これからは各団体の皆様が新しいストーリーを作ってください」(野口宇宙飛行士)との言葉とともに、記念品と飛行認定証が6団体の代表に返還されました。
2005年10月24日 更新
晴れ渡った秋空のもと、講演やイベントを満喫。筑波宇宙センター一般公開が行われました
・VISIT JAXA
2005年10月17日 更新
秋の施設公開で「野口宇宙飛行士帰国報告会」も
10月23日(日)の平成17年度「宇宙の日」筑波宇宙センター特別公開では、センター内の特設野外ステージで、野口宇宙飛行士の帰国報告会が開催されます(予約不要、雨天時は屋内)。もちろん例年どおり盛りだくさんのイベントも。ぜひお出かけください。
・VISIT JAXA
・筑波宇宙センター特別公開のお知らせ(宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター)
・つくばエクスプレス
2005年10月10日 更新
小型超音速実験機(SST)飛行実験結果について
実験の様子 |
今回の小型超音速実験機の実験実施にご協力いただきました関係各方面に深甚の謝意を表します。
・プレスリリース
小型超音速実験機(SST)飛行実験結果について
・実験映像(MPEG 20M)
・実験映像(WMV 3.1M)
2005年10月3日 更新
「お帰りなさい、野口さん!」 東京と茅ヶ崎で帰国報告会
東京会場 |
茅ヶ崎会場 |
2005年9月
2005年9月26日 更新
愛・地球博で宇宙開発イベント開催
「愛・地球博」にて開催した、モリゾー・キッコロメッセのファイナルイベント、「宇宙、地球、そして未来」―世界が注目する日本の宇宙開発― (2005年日本国際博覧会協会・JAXA共催)に、合計10万人を上回る多数のご来場をいただき、ありがとうございました。
・陸域観測衛星(ALOS)
・はやぶさ(MUSES-C)
・愛・地球博
2005年9月20日 更新
愛・地球博で宇宙開発イベント開催中
間もなく閉会する「愛・地球博」。モリゾー・キッコロメッセのファイナルイベントとして9月17日から25日まで、「宇宙、地球、そして未来」―世界が注目する日本の宇宙開発― (2005年日本国際博覧会協会・JAXA共催)を開催します。
万博最大の展示物である陸域観測衛星(ALOS)及び「はやぶさ」の実物大模型、宇宙服や宇宙食など、様々な展示や講演、イベントがございます。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
・陸域観測衛星(ALOS)
・はやぶさ(MUSES-C)
・愛・地球博
2005年9月16日 更新
愛・地球博でファイナルイベント開催
間もなく閉会する「愛・地球博」。モリゾー・キッコロメッセのファイナルイベントとして9月17日から25日まで、「宇宙、地球、そして未来」―世界が注目する日本の宇宙開発― (2005年日本国際博覧会協会・JAXA共催)を開催します。
2005年9月12日 更新
はやぶさ、イトカワへ到着
小惑星「イトカワ」を目指していた探査機「はやぶさ」は、9月12日午前10時、イトカワから約20キロ離れた地点にほぼ静止し、到着しました。既に画像ではイトカワ表面の凹凸や岩石などが詳細に見えています。これから約2ヶ月にわたり、サンプル回収や地形調査などを含む科学的探査が実施されます。
・はやぶさ(MUSES-C)
・宇宙科学研究本部
・はやぶさ(宇宙科学研究本部)
2005年9月12日 更新
小惑星探査機「はやぶさ」、目標のイトカワまであと30キロ
小惑星探査機「はやぶさ」は、目標の小惑星「イトカワ」への接近を順調に続けており、9月11日現在、その距離は約30キロとなっています。この距離では、すでにイトカワのクレーター、起伏などの細かい地形が明瞭に見えています。
・はやぶさ(MUSES-C)
・宇宙科学研究本部
2005年9月9日 更新
小惑星探査機「はやぶさ」、小惑星イトカワまであと220キロ
小惑星探査機「はやぶさ」は、目的の小惑星「イトカワ」への接近を順調に続けており、現在その距離は約220キロにまで迫っています。はやぶさは時速7キロメートルほどのゆっくりした速度で接近しています。
9月8日に捉えられたイトカワの画像では、イトカワが大きな枝豆のような形で見えています。この画像をもとに、今後表面の様子などを詳細に解明していく予定です。
・はやぶさ(MUSES-C)
・宇宙科学研究本部
2005年9月5日 更新
小惑星探査機「はやぶさ」、目標のイトカワを捉えはじめる
9月4日朝現在、「はやぶさ」は探査対象の小惑星「イトカワ」から約1,000 kmの地点を、相対速度約10km/hという非常にゆっくりした速度を保ちながら接近を続けています。3.4億km彼方から送られてきた画像で「イトカワ」はすでに数ピクセルの広がりを持つ像となってきています。
・はやぶさ(MUSES-C)
2005年8月
2005年8月29日 更新
北海道で第5回目の「タウンミーティング」
8月28日、帯広市のとかちプラザに一般公募による約100名の皆様をお迎えし、第5回目のタウンミーティングが開かれました。訓練スケジュールの都合で来日できなかった土井隆雄宇宙飛行士は、米国ヒューストンからテレビ電話で参加。JAXA樋口清司理事、的川泰宣広報担当執行役とともに、日本の宇宙開発や航空技術の現状やビジョンについて議論が交わされました。
ご参加いただいた皆さま、開催にご協力いただいた関係方面に御礼申し上げます。
・JAXAタウンミーティング
2005年8月24日 更新
打ち上げ成功の2衛星 「きらり」と「れいめい」に
8月24日午前6時10分(日本時間)に、カザフスタン共和国バイコヌール宇宙基地から打ち上げられたドニエプルロケットは正常に飛行し、光衛星間通信実験衛星(OICETS)および小型科学衛星(INDEX)を約15分後に分離しました。
打ち上げは成功し、OICETSは「きらり」、INDEXは「れいめい」と命名されました。
両衛星の打ち上げにご協力いただいた関係各方面ならびに国民の皆様に深甚の謝意を表します。
・きらり(OICETS)
・れいめい(INDEX)
2005年8月19日 更新
ペンシルから50年、さらに未来の50年へ。ペンシルロケットフェスティバルが開催されました
8月19日(金)、千葉県千葉市の幕張メッセで、ペンシルロケットシンポジウムが開催されました。ペンシルロケット発射50周年を記念し、その先の宇宙開発を展望するイベントです。3回のペンシルロケットの発射実験をはじめ、企業展示ブースや宇宙食コーナーなどの多彩な展示、イベントが行われ、約4000名の皆様にお越しいただきました。ありがとうございました。
・ペンシル50周年記念行事
2005年8月15日 更新
小惑星探査機「はやぶさ」、ついに目標をとらえる
2003年5月9日に内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ」が、ついに小惑星「ITOKAWA」をとらえました。姿勢制御のために搭載された「スタートラッカー」と呼ばれるカメラで撮像された、わずか数ピクセルにすぎない画像ですが、「地球フライバイ」や「イオンエンジン」を利用しての27か月あまりの深宇宙の旅の、最終的な軌道の補正に役立てられました。
「はやぶさ」と「ITOKAWA」の相対距離は、静止衛星の軌道高度とほぼ同じ約3万5000km(8月12日現在)、地球からは太陽をはさんで約3億4000万km(電波で往復約40分かかる距離)の位置にあります。観測チームは9月中旬のイトカワ到着をめざし準備を進めています。
・「はやぶさ」による小惑星イトカワの撮影成功について(プレスリリース)
・小惑星探査機「はやぶさ」(MUSES-C)
2005年8月9日 更新
「ディスカバリー号」無事帰還
野口宇宙飛行士が搭乗したスペースシャトル「ディスカバリー号」は、日本時間8月9日21時11分に、代替帰還地であるカリフォルニア州エドワーズ空軍基地に無事帰還し、13日と21時間32分にわたるミッションを終えました。
・Return to Flight (NASA)
・NASAドライデン飛行研究センター
2005年8月9日 更新
ディスカバリー号の着陸は「日本時間午後9時12分」の予定
野口宇宙飛行士の搭乗するスペースシャトル「ディスカバリー号」は、ケネディ宇宙センター周辺の天候が回復しないため、着陸地がカリフォルニア州のエドワーズ空軍基地(NASAドライデン飛行研究センター)に変更されました。着陸予定時刻は日本時間の8月9日(火)午後9時12分以降となります。
・Return to Flight (NASA)
・NASAドライデン飛行研究センター
2005年8月8日 更新
ディスカバリー号 着陸を1日延期
野口宇宙飛行士の搭乗するスペースシャトル「ディスカバリー号」は、天候判断により着陸が1日延期されました。ケネディ宇宙センターへの着陸予定時刻は、日本時間で8月9日(火)午後6時7分以降となりました。
・Return to Flight (NASA)
2005年8月8日 更新
ディスカバリー号、着陸予定は日本時間午後7時22分
野口宇宙飛行士の搭乗するスペースシャトル「ディスカバリー号」は、天候判断により、予定より1周多く地球を周回し、日本時間で8月8日(月)午後7時22分、ケネディ宇宙センターに着陸する予定です。
・Return to Flight (NASA)
2005年8月7日 更新
ディスカバリー号、8月8日(月)帰還へ
ディスカバリー号のクルーは、日本時間8月6日午後1時36分、国際宇宙ステーション(ISS)のクルーと別れの挨拶を行いました。そして、同日午後4時24分、チリの西側の南太平洋上空で、ディスカバリー号はISSから分離しました。
ディスカバリー号は同8月8日午後4時40分に軌道を離脱し、同8月8日午後5時46分にフロリダ州ケネディ宇宙センターに着陸する予定です。
・Return to Flight (NASA)
2005年8月6日 更新
国際宇宙ステーションからの切り離しに向けて準備
ディスカバリー号のクルーは、国際宇宙ステーション(ISS)からの切り離しに向けた準備を行いました。機材の移送や補給モジュールの取り外しなどの作業を完了し、検査用のアームをディスカバリー号の貨物室へ収納しました。
ディスカバリー号は、日本時間で8月6日午後4時24分、ISSとのドッキングを解除する予定です。
・Return to Flight (NASA)
2005年8月5日 更新
軌道上で小泉総理からの「VIPコール」に応える
日本時間の8月4日18時19分から約20分間、ISSの米モジュール「ディスティニー」内のスタジオと首相官邸を結んでの「VIPコール」が行われました。小泉総理はコリンズ船長を「勇気と才能を持ち合わせたスーパーウーマン」とたたえ、野口飛行士には「毎日テレビで見ているので他人とは思えない。ホントに地球は青いのか、ラーメンの味は、時速2万8000kmで飛ぶ気分は?」と呼びかけました。
毛利宇宙飛行士が進行役を務め、中山文科相や中学生らも野口宇宙飛行士とやりとりをしました。この20分間にISSは、シドニー上空から南太平洋を経由し南米のエクアドル上空まで移動しました。
2005年8月5日 更新
ディスカバリー号帰還は8月8日
NASAは「操縦席下の耐熱ブランケットのふくらみの部分」のリスクは小さいとして、補修のための4回目の船外活動を行わずディスカバリーを帰還させる決定をしました。8月6日にISSから分離し、8日夕方に大気圏に再突入、着陸は8日午後5時46分の予定です(いずれも日本時間)。着陸地は、天候に支障がなければ、フロリダ州のケネディ宇宙センター(KSC)の予定です。
2005年8月4日 更新
第3回目の船外活動が無事終了
STS-114での第3回目の船外活動は、底面タイルの間から飛び出している2ヵ所の詰め物(gap fillers)を「外科手術のような精密さ」で除去し、無事終了しました。
野口宇宙飛行士はロビンソン宇宙飛行士とともに船外に出て、ロビンソン宇宙飛行士の作業を支援しました。
・Return to Flight (NASA)
2005年8月3日 更新
「7+2」で軌道上記者会見を実施 第3回目の船外活動も
STS-114飛行8日目の8月2日、7名のクルー全員とISSの長期滞在宇宙飛行士2名による軌道上記者会見が行われ、途中日本語によるやりとりも行われました。また米ブッシュ大統領は電話でクルーをねぎらい「日本とオーストラリアとロシアの友人たち」(同大統領)にも激励の言葉を寄せていました。
8月3日午後5時14分(日本時間)から始まった第3回船外活動では、ディスカバリー号底面タイルの間から飛び出している2ヵ所の詰め物(gap fillers)を除去する作業が続けられています。
・Return to Flight (NASA)
2005年8月2日 更新
野口宇宙飛行士、ISSの部品交換作業を無事終了
飛行7日目、野口宇宙飛行士は、2回目となる船外活動を行いました。今回の任務は、故障している国際宇宙ステーション(ISS)のジャイロ(姿勢安定装置)交換でした。もう1人のロビンソン宇宙飛行士とともにこの作業に取り組み、交換は無事終了しました。
・Return to Flight (NASA)
2005年8月1日 更新
野口宇宙飛行士 第2回船外活動へ
STS-114ミッションは中盤に入りました。飛行6日目、野口宇宙飛行士は、第2回船外活動のための工具の準備や他のSTS・ISSのクルーとともに、米国メディアからのインタビューに答えました。
なお、2回目の船外活動は日本時間の1日午後5時過ぎから行われます。
・Return to Flight (NASA)
2005年7月
2005年7月31日 更新
お目覚めの曲は「さんぽ」 野口宇宙飛行士、第1回の船外活動
野口宇宙飛行士は、飛行5日目、今回の飛行では初めて、日本人としては2人目となる船外活動を行いました。船外活動では、シャトルの耐熱システムの修理試験や、電力配線切り換え、故障していたGPSアンテナの取り替えなど、様々な作業を行いました。
国際宇宙ステーションでの日本人の船外活動者は、野口宇宙飛行士がはじめてとなります。
なお、飛行5日目のお目覚めの曲は、映画「となりのトトロ」の「さんぽ」でした。
・Return to Flight (NASA)
2005年7月30日 更新
ディスカバリー号とISS、共同作業を開始。野口飛行士は船外活動の準備
飛行日4日目では、ドッキングした国際宇宙ステーションとの共同作業として、荷物の積み込みなどが行われました。また、ディスカバリー号の熱防護システムに対する検査も行われましたが、現在のところ重大な損傷は見つかっていません。
野口宇宙飛行士は、第1回船外活動(EVA)に向けた準備を行いました。
・Return to Flight (NASA)
2005年7月29日 更新
ディスカバリー号、国際宇宙ステーションとドッキング シャトルの周辺調査続く
スペースシャトル「ディスカバリー号」と国際宇宙ステーション(ISS)は、日本時間で28日午後8時すぎ、ドッキングに成功しました。現在は、シャトルの状態調査などが続けられています。
・Return to Flight (NASA)
2005年7月28日 更新
ディスカバリー号の飛行は順調 ISSドッキングへ向けて準備
スペースシャトル「ディスカバリー号」の飛行2日めには、国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキング準備や、機体の耐熱タイルの点検などの作業が行われました。
野口宇宙飛行士は、船外活動に備え、エアロックや宇宙服などの点検を行いました。
・Return to Flight (NASA)
2005年7月27日 更新
スペースシャトル「ディスカバリー号」打ち上げ
米国航空宇宙局(NASA)は、JAXAの野口宇宙飛行士が搭乗したスペースシャトル「ディスカバリー号」(STS-114)を、日本時間7月26日午後11時39分、フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げました。
・Return to Flight (NASA)
2005年7月26日 更新
ディスカバリー号へクルー搭乗開始
野口宇宙飛行士をはじめ7人の宇宙飛行士たちは、スペースシャトル「ディスカバリー号」への搭乗を開始しました。打ち上げ準備は順調に進んでいます。
打ち上げは、日本時間で午後11時39分の予定です。
スペースシャトル生中継及びハイライトの中継について
ディスカバリー号の打ち上げの様子を以下の場所で生中継します。迫力ある打ち上げシーンを大画面でご覧頂けます。
- 場所 アルタビジョン新宿(新宿駅東口)
- 日時 7月26日 午後11時35~45分の10分間
- ハイライトの上映 7月30日、31日及び8月5~7日
午前10時~午後11時の間30分に1回(1分間)
2005年7月26日 更新
ディスカバリー号いよいよ打上げへ
スペースシャトル「ディスカバリー号」の打ち上げ準備は順調に進んでいます。
現在、点検のためのカウントダウンホールドに入っています。解除されるのは、打ち上げ3時間50分前(午後7時半頃)で、その後クルーが搭乗します。
日本時間 7月26日(火)午後11時 39分
・Return to Flight (NASA)
2005年7月25日 更新
スペースシャトル生中継及びハイライトの中継について
ディスカバリー号の打ち上げの様子を以下の場所で生中継します。迫力ある打ち上げシーンを大画面でご覧頂けます。
- 場所 アルタビジョン新宿(新宿駅東口)
- 日時 7月26日 午後11時35~45分の10分間
- ハイライトの上映 7月30日、31日及び8月5~7日
午前10時~午後11時の間30分に1回(1分間)
2005年7月21日 更新
26日の打ち上げを目指し 週末からカウントダウン開始
スペースシャトル「ディスカバリー号」(STS-114)の打ち上げは、引き続き試験・点検が行われている液体燃料タンクのセンサー系統に異常が見られなければ、現地時間の7月23日からカウントダウンを開始し、下記の時刻での打ち上げを目指すと発表されました。
日本時間 7月26日(火)午後11時 39分
・プレスリリース (7月21日)
・Return to Flight (NASA)
2005年7月19日 更新
宇宙科学研究本部 一般公開は7月23日(土)
いつもは見られない施設の公開や、最新の研究内容をご紹介する、毎年2万人近くが訪れる恒例の催しです。ペンシルロケット50周年の特別講演やミニミニ宇宙学校、水ロケット工作、実験の実演やクイズなど盛りだくさんの体験型イベントを、宇宙科学の最先端の現場で体験してみませんか。
・宇宙科学研究本部 一般公開のお知らせ
2005年7月19日 更新
日本時間の「7月26日以降」と発表
原因究明作業が続けられているスペースシャトル「ディスカバリー号」(STS-114)の打ち上げ日が、「日本時間の7月26日以降」と発表されました。
詳細は下記のリンク先からご覧ください。
・プレスリリース (7月19日)
・Return to Flight (NASA)
2005年7月16日 更新
スペースシャトル「ディスカバリー号」 原因究明作業続く
液体燃料タンクのセンサー系統不具合で延期されているスペースシャトル「ディスカバリー号」(STS-114)の打ち上げ日は、さらなる原因究明が必要なため未定であると、16日朝(日本時間)に発表されました。なお、原因が判明し、その対策が完了すれば、その4日後には、「ディスカバリー号」の打ち上げは可能となる模様です。
・Return to Flight (NASA)
・ライブ中継等のご案内
(プレスリリース:STS-114ミッション状況映像の上映及び発信について)
2005年7月15日 更新
スペースシャトル「ディスカバリー号」 打ち上げは7月18日以降に
液体燃料タンクのセンサー系統不具合で延期されていたスペースシャトル「ディスカバリー号」(STS-114)の打ち上げ日は、さらなる原因究明のため、日本時間の7月18日以降と発表されました。
・Return to Flight (NASA)
・ライブ中継等のご案内
(プレスリリース:STS-114ミッション状況映像の上映及び発信について)
2005年7月14日 更新
スペースシャトル「ディスカバリー号」打ち上げ延期
野口宇宙飛行士を含め、7名の搭乗員が乗りこんだスペースシャトル「ディスカバリー号」(STS-114)の打上げは、日本時間で14日午前4時51分に予定されていました。しかし、カウントダウン作業中に燃料タンクのセンサー系統に不具合が発見されたため、打上げは中止されました。
なお、変更後の打上げ予定日は、日本時間で7月17日以降となります。
・Return to Flight (NASA)
・ライブ中継等のご案内
(プレスリリース:STS-114ミッション状況映像の上映及び発信について)
2005年7月14日 更新
STS-114ミッション、クルーが搭乗開始。打ち上げまで4時間を切る
スペースシャトル「ディスカバリー号」は、順調に打上げ準備が進んでいます。
野口飛行士をはじめとしたクルーは、いよいよシャトルへの搭乗を開始しました。
なお打上げは、日本時間7月14日午前4時51分に予定されています。
・Return to Flight (NASA)
・ライブ中継等のご案内
(プレスリリース:STS-114ミッション状況映像の上映及び発信について)
2005年7月14日 更新
STS-114ミッション、クルーが搭乗開始。打ち上げまで4時間を切る
スペースシャトル「ディスカバリー号」は、順調に打上げ準備が進んでいます。
野口飛行士をはじめとしたクルーは、いよいよシャトルへの搭乗を開始しました。
なお打上げは、日本時間7月14日午前4時51分に予定されています。
・Return to Flight (NASA)
・ライブ中継等のご案内
(プレスリリース:STS-114ミッション状況映像の上映及び発信について)
2005年7月13日 更新
X線天文衛星「すざく」 順調に運用中
7月10日、鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所よりM-V-6号機で打ち上げられたX線天文衛星「すざく」は、順調に運用されており、衛星の状態も正常です。
現在、太陽電池パドル展開、姿勢制御モードの確立、X線望遠鏡の伸展を順調に行いました。これから、約2週間かけて軌道の変更を行い、観測開始は8月中旬頃を予定しています。
・プレスリリース(7月12日)「すざく」の運用状況について
・ASTRO-EII/M-V-6 カウントダウンページ
・宇宙科学研究本部
2005年7月12日 更新
ケネディ宇宙センターにクルー(乗組員)到着
日本時間7月10日の朝に、STS-114のクルーは、打上げの行われるケネディ宇宙センターに到着し、記者会見を行いました。
スペースシャトル「ディスカバリー号」は打上げに向けた最終準備が引き続き行われ、カウントダウンも始まっています。
なお打上げは、日本時間7月14日午前4時51分に予定されています。
・Return to Flight (NASA)
・ライブ中継等のご案内
(プレスリリース:STS-114ミッション状況映像の上映及び発信について)
2005年7月10日 更新
M-V-6/ASTRO-EII 打ち上げ成功。衛星名は「すざく」に
7月10日12時30分、M-V(ミューファイブ)6号機は、X線天文衛星ASTRO-EII(アストロ・イーツー)を搭載し、内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられました。
ロケットは正常に飛行し、衛星を所定の軌道に投入したことが確認されました。
また、ASTRO-EIIからの信号をサンチャゴ局、内之浦局で受信し、衛星が正常に分離されたことを確認しました。
軌道に投入されたASTRO-EIIは「すざく」と命名されました。
今回の打ち上げに際しご協力いただいた関係各方面、及びご支援いただいた国民の皆様に深く感謝いたします。
・ASTRO-EII/M-V-6 カウントダウンページ
・宇宙科学研究本部
2005年7月9日 更新
M-V-6号機/ASTRO-EII 打ち上げは7月10日
鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げるM-V-6号機の打ち上げ予定につきましては、天候不良のため7月10日以降に延期されておりましたが、7月9日の天候判断の結果、打ち上げを7月10日に実施することに決定しました。
打ち上げ時間帯は12時30~13時になります。
・ASTRO-EII/M-V-6 カウントダウンページ
・宇宙科学研究本部
2005年7月7日 更新
M-V-6号機/ASTRO-EII。打ち上げは7月10日以降に
鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げるM-V-6号機の打ち上げ予定につきましては、7月8日以降に延期されておりましたが、7月7日の天候判断の結果、打ち上げを7月10日以降に設定することといたしました。
なお、新たな打ち上げ日につきましては決定し次第、お知らせいたします。
・ASTRO-EII/M-V-6 カウントダウンページ
・宇宙科学研究本部
2005年7月6日 更新
M-V-6号機/ASTRO-EII 打ち上げ延期。打ち上げは7月8日以降に
M-V-6号機は、7月6日に内之浦宇宙空間観測所から打ち上げを行う予定でしたが、天候不良で7日までの天候回復が見込めないため、打ち上げを7月8日以降に延期いたします。
なお、新たな打ち上げ日につきましては決定し次第、お知らせいたします。
・ASTRO-EII/M-V-6 カウントダウンページ
・宇宙科学研究本部
2005年7月4日 更新
M-V6号機/ASTRO-EII 準備は順調
7月6日の打ち上げに向け、内之浦宇宙空間観測所での準備が順調に進められています。7月1日にはロケットランチャの発射角の調整の模様が報道公開され、3日には打ち上げ当日と同じスケジュールに従いリハーサルが行われました。
・ASTRO-EII/M-V-6 カウントダウンページ
・宇宙科学研究本部
2005年7月1日 更新
ISSへの13日間の旅、「出発」は7月13日と発表
宇宙へのフライトをより安全なものにするための軌道上作業や、ISS(国際宇宙ステーション)へのモジュール追加・機器補修など、多くのミッションを担う13日間のフライトの「出発日」が発表されました。
スケジュールが順調に消化され、天候条件も良ければ、野口宇宙飛行士を含む7名のクルーは、日本時間の7月26日にケネディ宇宙センター(米フロリダ州)に帰還します。スケジュールやミッションの詳細などを、以下のページからご覧下さい。
・Return to Flight (NASA)
2005年6月
2005年6月29日 更新
M-V6号機/ASTRO-EII 準備は順調
7月6日に鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられる予定のM-V6号機、そしてそれに搭載されるX線天文衛星ASTRO-EII(アストロイーツー)の準備は順調に進んでいます。ロケットは既に全段が組み上がり、衛星はロケット先頭部に収められ、打ち上げを待っています。
・M-V6号機/ASTRO-EII カウントダウンページ
2005年6月22日 更新
「宇宙の音楽募集キャンペーン」 グランプリ曲は「Radio Emission」
6月21日、愛知万博・EXPOホールで行なわれた最終審査会で、応募637作品から4作品に絞られた候補の中から、グランプリ曲が決定しました。グループ「E.Bakay」の、「Radio Emission」です。これからさまざまな機会に、みなさんが耳にされることになると思います。ご応募、ご投票、ご来場いただいた皆様をはじめ、協力いただいた関係各位に御礼を申し上げます。
・宇宙の音楽募集キャンペーン
(グランプリ及び審査員特別賞を受賞した2曲を試聴できます)
2005年6月16日 更新
ディスカバリー号、姿を現わす
コロンビア号事故の直接のきっかけとなったのは、打ち上げ時に脱落した外部燃料タンクの断熱材でした。断熱材や付着した氷塊がオービターに衝突しないよう、NASAは打ち上げスケジュールを変更してタンクの主要部分にヒーターを取り付ける作業を行なっていました。改良を終えたタンクとオービター、そして固体ロケットブースタが結合され、移動発射台に載せられて打ち上げ時の姿となったディスカバリー号が姿を現わしました。
・STS-114 スペシャルサイト
・NASA Return to Flight
2005年6月8日 更新
イベントの参加者や作品を募集しています
JAXAではさまざまなイベントや学会、キャンペーンに関わる参加者や作品を募集しています。現在の案件を締め切り日順にお知らせします。ふるってご応募ください。
「国際宇宙会議(IAC)福岡大会」大学生の参加者募集(6/10〆切、開催は10月)
「宇宙の音楽募集」最終審査会への一般参加者募集(6/10〆切、開催は6/21・愛知万博会場)
「君が作る宇宙ミッション」高校生の参加者募集(6/20〆切、開催は8月・相模原キャンパス)
「コズミックカレッジ・エデュケータコース」(6/24〆切)
「サイエンスキャンプ2005」(6/27〆切)
「全国小・中学生作文絵画コンテスト」(7/15〆切)
2005年6月2日 更新
ASTRO-EIIの打ち上げ日を7月6日以降に再設定
JAXAは、6月1日に開催された宇宙開発委員会において、天文衛星ASTRO-EII(アストロ・イーツー)を搭載したM-V(ミューファイブ)ロケット6号機の打ち上げ期間を、7月6日~15日または7月22日~8月2日に変更することを報告しました。打ち上げ場所は、鹿児島県大隅半島にある内之浦宇宙空間観測所です。
・宇宙開発委員会報告
・ASTRO-EII
・内之浦宇宙空間観測所 (VISIT JAXA)
2005年5月
2005年5月27日 更新
地球温暖化対策のために、JAXAが貢献できること。GOSATシンポジウムが開かれました
5月27日(金)、東京・有楽町の東京国際フォーラムにおいて、温室効果ガス観測技術衛星(GOSAT: ゴーサット)シンポジウムが開催されました。会場には200名以上の多数のお客様がお越しになり、衛星への関心の高さを示していました。ノンフィクション作家の山根一眞氏による「“環業革命”と GOSATへの期待」という講演をはじめ、GOSATに関する説明や期待など、さまざまな講演が行われました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
・GOSATシンポジウム
・地球温暖化を防ぐために(宇宙利用推進本部)
2005年5月24日 更新
GOSATシンポジウムが開催されます
5月27日(金)、東京・有楽町の東京国際フォーラムにおいて、温室効果ガス観測技術衛星(GOSAT: ゴーサット)シンポジウムが開催されます。GOSATプロジェクトについての概要説明のほか、ノンフィクション作家の山根一眞氏による「“環業革命”とGOSATへの期待」という講演など、多彩なプログラムとなっております。
なおご参加には以下のリンクからの事前登録が必要です。
・GOSATシンポジウム
・地球温暖化を防ぐために(宇宙利用推進本部)
2005年5月19日 更新
相模原キャンパスで「宇宙教育センター」が始動
JAXAの実践的教育活動を担う宇宙教育センターが、5月19日相模原キャンパスで業務を開始しました。生徒受け入れや先生のサポート、教材の提供など広範な活動を機動的に行なっていく組織です。合い言葉は「宇宙が子どもたちの心に火をつける」(的川泰宣JAXA執行役・同センター長)。業務開始に先立ち、立川理事長が直筆の看板を掲げるセレモニーが行われました。
・JAXA「宇宙教育センター」の設立について(5月18日宇宙開発委員会報告)
・宇宙教育センターウェブサイト
2005年5月16日 更新
モデルロケット発射と鮮明な地球観測画像に歓声。地球観測センター(EOC)の「一般公開」
5月14日(土)、埼玉県鳩山町のJAXA地球観測センター(EOC)で「一般公開」が行われました。衛星から眺めたのと同じ視点で美しい地球観測画像をご覧いただいたり、手作りモデルロケットの発射を体験していただくなどのイベントで、普段は静かな施設に歓声が響きわたりました。電波干渉を避けるため、施設は山あいの交通不便な立地となっていますが、当日は1400名もの方々にお越しいただきました。ありがとうございました。
・地球観測センター
・VISIT JAXA
2005年5月12日 更新
地球観測センター(EOC)一般公開 5月14日(土)は埼玉・鳩山へ
地球観測衛星からの電波を受信する、JAXAの地球観測センター(埼玉県鳩山町)が、5月14日に一般公開されます。衛星からの電波を受信・解析する設備の見学や、クイズラリーなどの多数のイベントで皆さまをお待ちしております。
・地球観測センター施設一般公開
・VISIT JAXA
2005年5月9日 更新
新緑のまぶしい金沢で 第4回「タウンミーティング」開催
2004年5月の都城市(宮崎県)に始まり、第4回を数える「JAXAタウンミーティング」が8日、金沢21世紀美術館(石川県金沢市)で開催されました。130名を超える参加者のみなさんからの質問や意見に土井隆雄宇宙飛行士と的川泰宣・広報教育担当執行役が答えながら、宇宙開発の目的や将来像について約4時間にわたり熱心な議論が交わされました。参加者・応募者の皆様、開催にご協力いただいた関係各位にお礼申し上げます。今後の開催予定や会の報告などについては、こちらのページからご覧ください。
・JAXA タウンミーティング
2005年4月
2005年4月28日 更新
JAXAキッズからのお知らせ
2005年4月26日 更新
シンポジウム“JAXA2025 宇宙航空の世界”。客席とも活発に意見が交わされ、成功裏に終了
25日午後、経団連会館(東京・大手町)で標記シンポジウムを開催しました。
長期ビジョンのご紹介と招待講演に続くパネルディスカッションでは、「総花的と映る」(山根一眞氏)、「妙に元気すぎるが」(中野不二男氏)など長期ビジョンに対する率直なコメントが口火となり、檀上のパネラーだけでなく、客席のビジネスマン・国会議員など各層の方々や、ビジョンの項目策定に関わった担当者などが加わり活発な意見交換が行われました。会にご参加・ご協力いただいた皆様にお礼を申し上げます。
2005年4月25日 更新
JAXAの「施設一般公開」、お客様で大盛況
23日(土)、24日(日)の週末、科学技術週間にあわせたイベントとして、恒例の「施設一般公開」が行われました。筑波宇宙センターには史上最高となる約5800人の方にお越しいただいたほか、各センターとも大勢のお客様でにぎわいました。お越しいただいた皆様、ありがとうございました。
・VISIT JAXA
・文部科学省の「地域別行事検索」ページ
2005年4月21日 更新
科学技術週間のイベント、JAXAの「施設一般公開」
4/18-24の「科学技術週間」にあわせたイベントとして、恒例の「施設一般公開」が行なわれています。ふだんは見られない施設や設備の公開のほか、職員やボランティアスタッフによる手づくりのイベントも行なわれます。
「VISIT JAXA」で詳細をご確認のうえ、ぜひお出かけください。
・VISIT JAXA(この週末は、つくば、調布、勝浦、種子島、沖縄です)
・文部科学省の「地域別行事検索」ページ
2005年4月18日 更新
科学技術週間のイベント、東京で「宇宙科学講演と映画の会」
4/18-24の「科学技術週間」にあわせたイベントが行われています。東京都内では、「ペンシル50年」「X線天文観測」などをテーマとした「宇宙科学講演と映画の会」が開催されました。宮城県の「角田宇宙推進技術センター」では、施設一般公開が行われました。
今週末も施設公開などが多数予定されています。ぜひお出かけください。
・VISIT JAXA
・4/16 「宇宙科学講演と映画の会」
・4/16 「角田宇宙推進技術センター」一般公開
・文部科学省の「地域別行事検索」ページ
2005年4月14日 更新
科学技術週間のイベント、今週末から
4/18-24の「科学技術週間」にあわせたイベントが、今週末から本格的に始まります。東京都内では、「ペンシル50年」「X線天文観測」などをテーマとした「宇宙科学講演と映画の会」が開催されます。宮城県の「角田宇宙推進技術センター」では、高温衝撃風洞や極低温インデューサ試験設備など最先端設備の公開も行います。ぜひお出かけください。
・VISIT JAXA
・4/16 「宇宙科学講演と映画の会」
・4/16 「角田宇宙推進技術センター」一般公開
・文部科学省の「地域別行事検索」ページ
2005年4月8日 更新
「翔べ! きぼうの未来圏へ」 野口宇宙飛行士の記者会見が行なわれました
4月8日朝、STS-114スペースシャトル「ディスカバリー号」に搭乗予定の野口聡一宇宙飛行士の記者会見が、NASA・ジョンソン宇宙センターとJAXA東京事務所を結んで行なわれました。フライト前最後となる今回の会見は日本語で行なわれ、その模様はNASA TVでも生中継されました。野口飛行士は約60分間にわたり、ミッションの詳細や直前の心境、飛行や船外活動のリスクに対する見解、宇宙食の種類や私物として持ち込む大リーガーのサインボールの意図などさまざまな質問に答えました。
・STS-114特設サイト
・Return to Flight(NASA)
2005年4月7日 更新
4月8日朝、野口宇宙飛行士の記者会見。NASA TVでもライブ中継
STS-114スペースシャトル「ディスカバリー号」に搭乗予定の野口聡一宇宙飛行士の記者会見が日本時間の4月8日(金)8:30~9:30(予定)に行われます。フライト前最後の機会となる、今回の会見は、NASA・ジョンソン宇宙センターとJAXA東京事務所を結んで行われ、その模様はNASA TVでも生中継で公開されます。
・STS-114特設サイト
・NASA TV(JAXA ISS)
・Return to Flight(NASA)
2005年4月5日 更新
スマトラ島沖地震で「西へ2cm」移動。シンガポールGPS地上局のデータ解析により
JAXAでは衛星の軌道位置決定の精度を上げるため世界各地のGPS地上局の公開データを独自に解析しています。
3月29日のスマトラ島沖地震(M8.7)の地震の前後における、各地上局の位置の変化を解析したところ、シンガポール局において「西方向に2cm」の移動が確認できました。
・統合追跡ネットワーク技術部
2005年3月
2005年3月29日 更新
宇宙に行きたい、宇宙を知りたい
子どもたちのための「コズミックカレッジ」
4月から小6~中学生となるお子さんを対象に、3/20~29にかけ、全国10会場で「コズミックカレッジ・ファンダメンタルコース」を開催中です。この夏以降も「アドバンストコース」や、小学校低学年向けの「キッズコース」、教育関係者向けの「エデュケーターコース」などを学校のお休みに合わせて開催する予定です。開催地や募集開始のお知らせは、ホームページなどでご提供していきます。
・JAXAの青少年教育活動「コズミックカレッジ」
2005年3月23日 更新
キーワードは「One JAXA」
ゴールディン元NASA長官より最終報告書を受領
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、昨年6月、開発基本問題に係る外部諮問委員会を設置し、国内外の有識者に中長期的な観点から、助言をいただいてきました。このたび、最終報告書がまとまり、本日(23日)、立川理事長に手渡されました。
・プレスリリース
2005年3月22日 更新
火縄銃の号砲でスタート! 「たねがしまロケットマラソン」終了
3月20日(日)、恒例のマラソン大会の第18回大会が開催されました。
当日はレース中に降り出すあいにくの天候でしたが、ゴールの頃には雨も上がり、センター内のH-IIロケット実物大模型をバックに表彰式などのセレモニーが行われました。詳細は「VISIT JAXA」をご覧下さい。
・南種子町ホームページ
・種子島宇宙センター(VISIT JAXA)
2005年3月18日 更新
火縄銃の号砲でスタート! 「たねがしまロケットマラソン」
3月20日(日)、恒例のマラソン大会の第18回大会が開催されます。島内を縦断するフルマラソン(日本陸連公認コース)、ハーフ、10km、5km、3km、2kmとさまざまなコースが用意され、ゴールは種子島宇宙センター。大会関係者や出場予定の方々、下記の気象情報なども参考になさってください。
・南種子町ホームページ
・種子島宇宙センター 気象情報
・種子島宇宙センター(VISIT JAXA)
2005年3月16日 更新
M-V型ロケット6号機の組み立て進む
M-V-6号機第2組立オペレーションは2月23日からロケット班作業を皮切りにスタートしました。第1段と第2段モータまでは既に整備塔に運ばれ結合が終了しており、14日第2段計器部と第3段モータの結合作業が行われ、その様子が報道公開されました。
=宇宙科学研究本部=
・M-V型ロケット6号機の組み立て進む
2005年3月14日 更新
MTSAT-1R/H-IIA7号機の打ち上げ結果について
H-IIAロケット7号機は、平成17年2月26日、種子島宇宙センターから運輸多目的衛星新1号(MTSAT-1R)を搭載し、打ち上げられました。ロケットは正常に飛行し、発射後約40分で衛星を分離したことを確認しました。衛星は、「ひまわり6号」と名付けられました。
このほど、打ち上げ後の記者会見の模様をまとめたページを公開しました。打ち上げの際の動画などもご覧頂けます。
・打ち上げ記者会見報告
・プレスリリース
・カウントダウンページ(RSC)
・株式会社ロケットシステム
・H-IIAロケット
2005年2月
2005年2月26日 更新
MTSAT-1R/H-IIA7号機の打ち上げ結果について
H-IIAロケット7号機は、平成17年2月26日18時25分(日本時間標準時)に、種子島宇宙センターから運輸多目的衛星新1号(MTSAT-1R)を搭載し、打ち上げられました。
ロケットは正常に飛行し、発射後約40分02秒後にMTSAT-1Rを分離したことを確認しました。
今回のH-IIAロケット7号機打ち上げ実施にご協力いただきました関係各方面に深甚の謝意を表します。
・プレスリリース
・カウントダウンページ(RSC)
・株式会社ロケットシステム
・H-IIAロケット
2005年2月24日 更新
H-IIAF7 打ち上げは2月26日(土)
運輸多目的衛星新1号(MTSAT-1R)を搭載したH-IIAロケット7号機(H-IIA・F7)の打ち上げ日につきまして、本日の天候判断の結果、2月26日(土)と決定しましたのでお知らせいたします。
・プレスリリース
・カウントダウンページ(RSC)
・株式会社ロケットシステム
・H-IIAロケット
2005年2月22日 更新
MTSAT-1R / H-IIA F7の打ち上げ延期について
H-IIAロケット7号機(H-IIA・F7)は、平成17年2月24日(木)に、種子島宇宙センターから運輸多目的衛星新1号(MTSAT-1R)を搭載して打ち上げられる予定でしたが、種子島地方の天候不良のため2月26日(土)以降に延期いたします。
なお、新たな打ち上げ日については決定し次第お知らせいたします。
・カウントダウンページ(RSC)
・株式会社ロケットシステム
・H-IIAロケット
2005年2月21日 更新
H-IIA7号機 カウントダウン作業が進められています
2月24日に打ち上げが予定されているH-IIAロケット7号機(打ち上げは株式会社ロケットシステムより受託)は、準備が着々と進められています。
19日(土)に予定通り、国土交通省航空局・気象庁の衛星である運輸多目的衛星新1号(MTSAT- 1R)/H-IIAロケット7号機打ち上げ最終確認審査会が実施され、これまでの作業状況の確認と今後の作業準備状況が確認されました。
結果、カウントダウン作業に移行することが決定し、翌日20日(日)からは、MTSAT-1R/HII-A ロケット7号機の打ち上げ3日前作業(Y-3カウントダウン作業)が開始されています。
・カウントダウンページ(RSC)
・株式会社ロケットシステム
・H-IIAロケット
2005年2月18日 更新
H-IIA7号機 準備は順調に進んでいます
2月24日に打ち上げが予定されているH-IIAロケット7号機(打ち上げは株式会社ロケットシステムより受託)は、準備が着々と進められています。
種子島宇宙センターでは、明日19日(土)に最終確認審査会を控え、打ち上げに向けての準備は順調に進んでいます。大型ロケット組立棟にて最終の整備が進められているH-IIAロケット7号機、そして外からは見えませんが上部の衛星フェアリング内部に納められた国土交通省航空局・気象庁の衛星MTSAT-1Rも、打ち上げの時を静かに待っているところです。
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2005年2月17日 更新
H-IIA7号機 ロケットの最終機能点検およびMTSAT-1Rの電波放射試験が行われています
2月24日に打ち上げが予定されているH-IIAロケット7号機(打ち上げは株式会社ロケットシステムより受託)は、準備が着々と進められています。
今日の種子島宇宙センターでは、H-IIAロケット7号機の最終機能点検が順調に行われています。主に電気系統の点検を行っており、国土交通省航空局・気象庁の衛星MTSAT-1Rの分離のためにフェアリング部分に取り付けられた火工品につながる電気回路の総点検、ロケット本体に取り付けられているCCDカメラの作動確認、電池の点検等が着々と進められています。
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2005年2月16日 更新
H-IIA7号機衛星とロケットが1つに
2月24日に打ち上げが予定されているH-IIAロケット7号機(打ち上げは株式会社ロケットシステムより受託)は、準備が着々と進められています。
国土交通省航空局・気象庁の衛星MTSAT-1Rは、大型ロケット組立棟に移動後、衛星フェアリングを吊り上げ、第2段機体の上に結合する作業が実施されました。
これまで、MTSAT-1Rは第2衛星フェアリング組立棟にて、また、ロケットは大型ロケット組立棟で、それぞれ整備組立作業が続けられてきました。そして16日、これら別々の場所で作業が行なわれていた衛星とロケットが、ひとつの姿になりました。
・カウントダウンページ(RSC)
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2005年2月16日 更新
H-IIA7号機 衛星格納作業を実施
2月24日に打ち上げが予定されているH-IIAロケット7号機(打ち上げは株式会社ロケットシステムより受託)は、準備が着々と進められています。
2月10日から14日にかけ、搭載衛星である国土交通省航空局・気象庁のMTSAT-1Rをロケット先頭部(フェアリング部分)へ格納する作業および点検作業が実施されました。15日には、フェアリングをロケット本体に載せるための準備が行われていました。
・カウントダウンページ(RSC)
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・H-IIAロケット
2005年2月10日 更新
H-IIA7号機 衛星とロケットを結合
2月24日に打ち上げが予定されているH-IIAロケット7号機については、準備が順調に進められています。
2月8日には、ロケットに搭載される運輸多目的衛星新1号(MTSAT-1R)と、ロケットの衛星分離部との結合作業が行われました。現在、10日・11日に予定されている衛星フェアリングへの収納の準備作業を進めています。
・カウントダウンページ(RSC)
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2005年2月6日 更新
H-IIA7号機 極低温点検が行われました
2月24日に打ち上げが予定されているH-IIAロケット7号機について、2月6日、極低温点検が行われ、良好に終了しました。
この点検は、打ち上げ当日と同じ手順で液体燃料(液体水素・液体酸素)をロケットに充填し、機能確認するものです。
・H-IIAロケット7号機 極低温点検の結果について(プレスリリース)
・カウントダウンページ
・株式会社ロケットシステム
・H-IIAロケット
2005年2月2日 更新
H-IIA7号機 打ち上げカウントダウンページスタート
2月24日のH-IIA打ち上げ(株式会社ロケットシステム(RSC)より打ち上げを受託)に向けて、カウントダウンのページがスタートしました。
今回の打ち上げに関する詳しい情報を、写真や映像を交えた多彩な内容で皆様にお伝えします。
・カウントダウンページ
・株式会社ロケットシステム
・H-IIAロケット
2005年1月
2005年1月28日 更新
H-IIAロケット7号機 打ち上げの準備状況
H-IIAロケット7号機による運輸多目的衛星新1号(MTSAT-1R)の打ち上げ(株式会社ロケットシステム(RSC)より打ち上げを受託)につきましては、2月24日夕刻の打ち上げが予定されております。
(*打上げ日の正式決定は打ち上げ計画承認後になります)
現在、打ち上げに向けて準備が着々と進められております。
第1段・第2段の結合や固体ロケットブースタ(SRB-A)の取り付けも終了し、徐々にロケットの全容が現れつつあります。
・株式会社ロケットシステム
・発表文、宇宙開発委員会報告一覧(1/19 追加)
・H-IIAロケット
2005年1月19日 更新
H-IIAロケットロケットブースタ試験結果(速報)、今後の予定について
JAXAは、本日(1/19)開催された宇宙開発委員会において、1月12日に行われた固体ロケットブースタ(SRB-A)の地上燃焼試験結果の速報について報告しました。現在、モータ及びノズルの分析を行っており、1月下旬をめどに設計変更に伴う対策の評価をとりまとめる予定です。
なお、H-IIAロケット7号機の打ち上げ日時につきましては、対策の評価をまとめた上で最終決定することとしますが、現時点での射場整備作業の進捗状況を踏まえ、2月24日夕刻を予定しております。
・発表文、宇宙開発委員会報告一覧(1/19 追加)
・H-IIAロケット
2005年1月13日 更新
キーワードはアジア、衛星、防災、そして「神戸」
1月20日、神戸商工会議所で「アジア地域における人工衛星技術の災害利用に係るワークショップ」が開催されます。国連防災世界会議(1/18~22、神戸市)の一環としてJAXAが主催するイベントです。陸域観測衛星「ALOS(エイロス)」の地すべり解析の現状、新潟県中越地震での利用事例、アジアにおける防災教育や地域協力などについての報告とパネルディスカッションが行われます。
・ワークショップの概要
・国連防災世界会議の概要(内閣府防災担当のホームページ)
・人工衛星技術の災害利用例(スマトラ沖地震)
2005年1月12日 更新
固体ロケットブースタ 地上燃焼試験が行われました
H-IIAロケットの固体ロケットブースタ(SRB-A)改良型 認定型モータの地上燃焼試験が、1月12日(水)、種子島宇宙センターで実施されました。試験は予定したデータを取得して、終了しました。
・H-IIAロケットの打上げ再開について(12/8 宇宙開発委員会報告)
・発表文、宇宙開発委員会報告一覧(1/12 追加)
・H-IIAロケット
2005年1月7日 更新
H-IIA7号機、種子島宇宙センターに到着
H-IIA7号機の機体が7日、種子島の島間港を経由し種子島宇宙センターに到着しました。
今後は大型ロケット組立棟(VAB)内での「MTSAT-1R」との結合など、打上げに向けた最終段階の作業に入ります。
・H-IIAロケットの打上げ再開について(12/8 宇宙開発委員会報告)
・発表文、宇宙開発委員会報告一覧(12/20 追加)
・H-IIAロケット
2005年1月5日 更新
H-IIA7号機、種子島に向け出航
1月4日、H-IIAロケット7号機を積んだ輸送船が、製造工場である三菱重工業の飛島工場(名古屋航空宇宙システム製作所、愛知県海部郡)から出航しました。島間港(鹿児島県南種子町)に到着後は種子島宇宙センターまで陸送され、大型ロケット組立塔(VAB)内で「MTSAT-1R」との結合など、打上げに向けた最終段階の作業に入ります。
・H-IIAロケットの打上げ再開について(12/8 宇宙開発委員会報告)
・発表文、宇宙開発委員会報告一覧(12/20 追加)
・H-IIAロケット