2004年
2004年12月
2004年12月27日 更新
VISIT JAXA からのお知らせ:「JAXA i」は年末年始もオープン
年の瀬は「東京ミレナリオ」で、年始は「新年一般参賀」などでにぎわう東京・丸の内の情報スペース「JAXA i」。ロケットエンジン実物などの展示で人気スポットのひとつとして定着し、すでに延べ14万3千人を超える方々にお立ち寄りいただいています。大人気にお応えし、年内は大晦日まで、1月は2日からオープンします。お近くにお越しの際はぜひ、のぞいてみてください。
・VISIT JAXA
2004年12月22日 更新
H-IIA7号機の機体公開
今年度冬期に、運輸多目的衛星新1号(MTSAT-1R)を搭載して打ち上げを予定している、H-IIAロケット7号機の機体が、21日、三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所の飛島工場(愛知県飛島村)で公開されました。
・H-IIAロケットの打上げ再開について(12/8宇宙開発委員会報告)
・H-IIA6号機 発表文、宇宙開発委員会報告一覧
・H-IIAロケット
2004年12月20日 更新
「宇宙の音楽」募集キャンペーン開始
JAXAは「空へ宇宙へ」をテーマにあなたが作曲した音楽を募集します。年齢・国籍・プロアマは不問。バンドやグループでのご応募も可能です。録音メディアだけでなくインターネットでの応募も可能になりました(ファイルサイズの上限あり)。グランプリ受賞者には「種子島宇宙センターのロケット打上げにご招待」という副賞もあります。
・宇宙の音楽募集キャンペーン
2004年12月16日 更新
「宇宙の利用を考えるシンポジウム」開催
「見上げる宇宙から使う宇宙へ」をテーマにした、「宇宙の利用を考えるシンポジウム」が、12月16日、東京・品川駅前の品川プリンスホテルで開催されました。午前中は、堀江貴文ライブドア代表取締役 兼 CEOをはじめ、3名の方をお迎えし、基調講演が行われました。午後も、分科会やパネルディスカッションなど、多数の催し物が行われました。
・産学官連携サイト
・地球観測利用推進センター
・きぼう利用相談室
2004年12月13日 更新
JAXAタウンミーティングが開催されました
第3回となるJAXAタウンミーティングが、12月12日(日)、東京・文京区の日本女子大目白キャンパス・新泉山館で行われました。約130名の出席者と、JAXA樋口理事、的川執行役、及びテレビ会議で参加した土井隆雄宇宙飛行士が、「なぜ人類は宇宙を目指すのか」「日本が宇宙開発において貢献できることは何か」という2つのテーマで、熱い議論を行いました。
2004年12月8日 更新
H-IIAロケットの打ち上げ再開について
宇宙航空研究開発機構は、H-IIAロケットの打ち上げ再開について、本日宇宙開発委員会に、運輸多目的衛星新1号(MTSAT-1R)の平成16年度冬期打上げに向けて準備を進めることを報告し、了承されましたので、お知らせいたします。
・H-IIAロケットの打上げ再開について(12/8宇宙開発委員会報告)
・H-IIA6号機発表文、宇宙開発委員会報告一覧
・H-IIAロケット
2004年12月6日 更新
「宇宙を教育に利用するためのワークショップ」参加者募集
JAXAでは、来年2月にアメリカ・ヒューストンで開催される、「宇宙を教育に利用するためのワークショップ」に参加される方を募集しています。このワークショップは教育に携わる方を対象とし、宇宙開発を題材とした指導方法などについて研修や意見交換を行うものです。
・プレスリリース
2004年12月1日 更新
総合技術研究本部の成果発表会を開催
第2回となる総合技術研究本部の研究成果発表会が、東京・お台場の日本科学未来館で開催されました。航空宇宙技術に関する研究発表を中心に、中野不二男氏による特別講演や、研究成果のデモンストレーションなど、盛りだくさんの内容で、研究者や技術者を中心に数多くの方にお越しいただきました。
2004年11月
2004年11月24日 更新
大型イベント連続開催
JAXA主催の大きなイベントが12月中旬にかけ相次いで開催されます。まず12/1(水)、ノンフィクション作家の中野不二男氏を特別講演者に招き、総合技術研究本部の公開研究発表会が行われます(日本科学未来館)。12(日)には的川泰宣執行役らによる「タウンミーティング」が、日本女子大学目白キャンパス(東京都文京区)で。さらに16(木)には堀江貴文ライブドア代表取締役 兼 CEOらが登壇する宇宙利用のシンポジウムを品川プリンスホテル(東京都港区)で開催します。いずれも入場無料のイベントです。ぜひお出かけください。
・12/1 第2回総合技術研究本部 公開研究発表会 (参加登録不要)
・12/12 JAXAタウンミーティング@日本女子大学 (往復ハガキで参加登録)
・12/16 「見上げる宇宙から使う宇宙へ2004 -宇宙の利用を考えるシンポジウム-」(ウェブで事前登録)
2004年11月19日 更新
宇宙を芸術活動と表現の場とするための、共同研究報告会
「微小重力下における液状物質の造形実験」「微小重力環境の“ライナスの毛布”」などの研究報告に加え、「囲碁」「四股」「書道」などを宇宙で実践した若田光一宇宙飛行士の講演とディスカッションが行われます。11月22日(月)13時から、京都市立芸術大学キャンパス(西京区大枝沓掛町)にて。入場無料です。
・宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター
2004年11月15日 更新
JAXAに立川新理事長が着任
11月15日、JAXAの新理事長に立川敬二が着任いたしました。JAXA東京事務所(千代田区丸の内)で行った記者会見では、山之内前理事長の敷いたレールを継承しつつ、役に立つ宇宙を目指し、先駆者の精神で挑戦をしていく、との意欲を語りました。
・新理事長着任のごあいさつ
2004年11月12日 更新
第3回 サイエンス・フロンティアつくば開催
11月14日(日)に筑波大学(茨城県)で、向井千秋飛行士や元NASAジェット推進研究所所長のブルース・マレー氏らの講演や、江崎玲於奈氏(つくばサイエンス・アカデミー理事長)らが加わってのパネルディスカッションなどが行われる「第3回サイエンス・フロンティアつくば」が開催されます。つくばに本拠を置く数多くの研究機関の、最先端の活動を伝えるポスターセッションなども同時に行われます。お近くの方、ご興味のある方はぜひお出かけ下さい。
・インタビュー ブルース・マレー
・サイエンス・フロンティアつくば
2004年11月8日 更新
日豪を衛星で結び 宇宙利用の未来を考えるイベント
中高生や教育関係者などを対象に、日本科学未来館(東京都江東区・青海)とオーストラリア国立科学技術センター(キャンベラ市)を衛星中継で結び、パネルディスカッションなどを行う「宇宙教育フォーラム」が無事終了しました。アジア太平洋会地域宇宙機関会議(APRSAF)での討議が発端となり、同会議の教育普及分科会の活動の一環として初開催されたイベントでした。
2004年11月5日 更新
宇宙科学技術連合講演会(宇科連)が開催されています
11月4~6日、福井県福井市のフェニックスプラザで、宇宙科学技術連合講演会(宇科連)が開催されています。宇科連は日本でも最大級の宇宙技術に関する学術講演会で、科学者や技術者による約350件の発表があります。JAXAからも多数の発表が行われています。また土曜日には、一般の方もお聞きいただける特別講演が開催されます。
・宇宙科学技術連合講演会
2004年11月2日 更新
豪州キャンベラで「アジア太平洋宇宙機関会議」
11月3~5日、アジア太平洋地域の宇宙機関が一堂に会する、第11回アジア太平洋宇宙機関会議(APRSAF-11)が、オーストラリア・キャンベラで開催されます。JAXAはこの会議に主催者として関わり、「宇宙コミュニティの拡大に向けて」をテーマに、域内関係機関との対話と協力関係を推進します。
・APRSAF(英語)
・プレスリリース
2004年10月
2004年10月28日 更新
JAXAキッズからのお知らせ:新キャラ名、決定!
2004年10月25日 更新
衛コン「設計大賞」は、東京工業大学大学院チームに
第12回衛星設計コンテストの最終審査会が24日、都立航空高専で開催され、東京工業大学大学院チームの「偏光X線天文衛星『燕』」が最優秀賞に輝きました。また、アイディア大賞にはテキサス州立大学アーリントン校チームの「宇宙機の空気漏洩箇所特定用自律型ロボット」が選定されました。このほかの優秀作品や選考の模様は、近日中にホームページで公開されます。
・衛星設計コンテスト
2004年10月22日 更新
アイデアを競う「衛コン」 24日に最終審査会
今年で12回目を迎える「衛星設計コンテスト」の最終審査会が、都立航空高専(荒川区)で開催されます。すでに第1回の優秀賞「鯨観測衛星・観太くん」は軌道上におり、昨年は大学生たちの手作り衛星も宇宙に飛び出しています。ユニークで斬新な発想はもちろん、衛星づくりにかける学生たちの熱意も、見ものです。
・衛星設計コンテスト
・都立航空高専
2004年10月18日 更新
第17回マイクロエレクトニクスWSを開催
特殊で高価な宇宙用部品を民生部品(地上の機器に利用される部品)で代替できれば、大幅なコストダウンなど、大きな効果が見込めます。民生部品と宇宙用部品の良好な補完関係の構築をめざすワークショップが、JAXA総合技術研究本部の主催で10月21日-22日、筑波宇宙センター(茨城県)で開かれます。
2004年10月15日 更新
JAXA i でソユーズ打ち上げライブ中継
東京・丸の内のJAXA i では、14日のソユーズロケットの打ち上げのライブ中継を、来場の皆様にご覧いただくことができました。16日(土)13時25分(予定)のISS(国際宇宙ステーション)とソユーズ宇宙船とのドッキングの模様もライブ中継します。
・シャトル・ISSフライト情報
・ビジットJAXA(JAXA i は週末もオープン)
2004年10月12日 更新
パシフィコ横浜で作文絵画コンテスト表彰式
JA2004(国際航空宇宙展)最終日の10月10日、会場のパシフィコ横浜で「全国小・中学生作文絵画コンテスト」の表彰式が行われました。文部科学省、国立天文台、JAXAなどが共催するこのコンテストは今年で12年目。台風を突いて全国から集まった24名の入選者に、表彰状と記念品が手渡されました。
・2004年国際航空宇宙展
・全国小・中学生作文絵画コンテスト最終審査結果について
2004年10月7日 更新
出会いの秋、JAXAはバンクーバーと横浜に出展中
10月4日から8日までカナダのバンクーバー市で世界最大の宇宙工学の学会「IAC2004」(International Astronautical Congress)が、6日から10日までパシフィコ横浜で「JA2004」(国際航空宇宙展)が開催されています。JAXAはそのいずれにも出展し、日本のプレゼンスやJAXAの技術力をアピールしています(JA2004では、9日と10日をパブリックデーとして一般来場も受け付けています)
[左]IAC2004でのJAXAブース [右]JA2004で特別展示されている「RVT-9」
・2004年国際航空宇宙展
2004年10月4日 更新
多数の来場者を迎え、秋の一般公開終了
2004年度の秋の施設一般公開が、10月2日(土)の筑波宇宙センターをもって終了しました。当日の来場総数は4581名。水ロケットやモデルロケット、クイズ大会などで歓声の絶えない一日でした。
筑波のほか各地の施設にご来場をいただいた皆様、ありがとうございました。来春の施設公開までの間は、常設の展示施設などで宇宙を身近に感じる機会を提供していきます。
・VISIT JAXA(筑波宇宙センタートップページ)
2004年9月
2004年9月27日 更新
夢の宇宙に大接近!
筑波宇宙センター 特別公開
10月2日(土)に筑波宇宙センターで特別公開が行なわれます。
水ロケット教室や、本物の人工衛星・追跡管制室・国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」の見学、宇宙実験教室、宇宙服を着ての撮影会、月探査の紹介、宇宙開発を支える基盤技術のデモ等、筑波宇宙センターならではのイベントが盛りだくさんです。また、当日はモデルロケットの全国大会もあります。
参加型のイベントも多数ありますので、是非ご参加下さい。詳細は「ビジットJAXA」をご覧下さい。
・VISIT JAXA(筑波宇宙センタートップページ)
2004年9月24日 更新
「宇宙の日」ふれあいフェスティバル2004開催
宮崎市民文化ホールにて「「宇宙の日」ふれあいフェスティバル2004」が開催されました。(9/18、19、20)
会場が熱気に包まれたスペーストークショーには若田宇宙飛行士が登場し、
晴天に恵まれた屋外では水ロケット打ち上げ大会が行なわれました。
その他にもたくさんの体験型の催しが行なわれ、大盛況の3日間となりました。
・「宇宙の日」ふれあいフェスティバル2004開催について
2004年9月21日 更新
第2回は群馬で JAXAタウンミーティング
宇宙開発の当事者が市民と向き合う「JAXAタウンミーティング」が、5月の宮崎に続き群馬でも開催されました(9/19(日)、前橋市「前橋テルサ」)。土井隆雄宇宙飛行士と的川泰宣JAXA執行役が今回もホスト役をつとめ、ご来場の皆様と将来の宇宙開発や広報のあり方などについて議論を交わしました。
・JAXAタウンミーティングの開催について
2004年9月17日 更新
JAXA i は、週末も休まずオープン
東京駅北口の新名所となりつつある商業ビル「丸の内オアゾ」のJAXAiは、最初の4日間で1万5000人を迎えました。ロケットエンジンの実物(LE-5)や宇宙服の展示、身近にある宇宙技術の紹介やビデオ上映などを、土日や祝祭日も休まず行っていきます。ぜひお立ち寄り下さい。
・VISIT JAXA
・丸の内オアゾ
2004年9月14日 更新
JAXA i がリニューアルオープン
9月14日、東京駅丸の内北口にオープンした「丸の内オアゾ」に、JAXA i がリニューアルオープンしました。
初日より賑わいを見せているJAXA i では、実物のロケットエンジン(LE-5)や宇宙服などを展示し、宇宙を身近に感じられるスペースとなっています。また、フロアには映像と音楽が流れ、心地よい雰囲気を演出しています。
・VISIT JAXA
2004年9月13日 更新
JAXA i がリニューアルオープン
9月14日、東京駅丸の内北口の丸の内オアゾに、JAXA i がリニューアルオープンします。それを前に、13日、宇宙飛行士や副理事長も出席し、内覧会が行われました。
・VISIT JAXA
2004年9月3日 更新
第26回「宇宙ステーション利用計画ワークショップ」
2004年8月
2004年8月31日 更新
相模原キャンパス、勝浦追跡管制所で一般公開
JAXAでは、8月28日(土)に神奈川県相模原市の宇宙科学研究本部(相模原キャンパス)、29 日(日)に千葉県勝浦市の勝浦宇宙通信所の一般公開を行いました。両日とも雨となってしまいましたが、多くのお客様においでいただきました。この場を借りてお礼申し上げいます。
9月12日「宇宙の日」前後には、他の施設の一般公開も予定されています。皆さまもお出かけになってはいかがでしょう。
・ビジットJAXA
・宇宙研一般公開2004
2004年8月27日 更新
野口飛行士がフライト準備状況を報告
JAXAの野口聡一宇宙飛行士は本日開催された宇宙開発委員会で、スペースシャトルの次期フライト「STS-114」の準備状況について説明を行いました。打ち上げ予定は来年3月以降、システムの安全性を高めることなどを目的としたこのフライトで、野口飛行士は重要な役割を担います。
・野口宇宙飛行士の報告はこちら
・宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター
2004年8月25日 更新
宇宙科学研究本部が一般公開されます
毎年夏の恒例行事となっている、相模原の宇宙科学研究本部の一般公開が、今年も28(土)に行われます。
野口宇宙飛行士の講演や水ロケットの打ち上げ、ミニミニ宇宙学校などなど多彩な行事が行なわれます。そして何といっても、スタッフが工夫を凝らした展示などが、皆さまのおいでをお待ちしております。ぜひお越しください。
・宇宙科学研究本部一般公開の詳細こちら
・VISIT JAXA
2004年8月18日 更新
高校生がミッションを作る「君が作る宇宙ミッション」
高校生たちが自らの手で宇宙ミッションを考え、合宿をして親睦を深めながら宇宙についての理解も深めるイベント「君が作る宇宙ミッション」が、相模原の宇宙科学研究本部で行なわれています。23人の高校生たちは、暑い中、大学院生などの指導を受けながら、自分たちだけの宇宙ミッションの製作に挑んでいます。
・ISAS宇宙ニュース
2004年8月9日 更新
第2回宇宙ステーション(ISS)教育利用ワークショップ
2年目を迎えるワークショップが8月8日(日)に千葉大学で開催されました。鈴鹿国際短期大学の佐治晴夫学長の科学教育をテーマにした講演に続き、ISSなどを“教材”として利用した13例の実践的な科学教育活動が報告され、来場者の間で活発な質疑応答が交わされました。JAXAは今後も教育活動へのバックアップを強力にすすめていきます。
・関連プレスリリース(7/5)
2004年7月
2004年7月29日 更新
筑波でサイエンスキャンプが開催されました
高校生・高専生が、2泊3日にわたって、実験や講義を通して科学・技術を学ぶ「サイエンスキャンプ」が、7月26~28日、筑波宇宙センターで開催されました。30人の受講生たちは、宇宙開発や人工衛星、ロケットや月・惑星探査の講義などを受けたり、モデルロケットの製作・打ち上げ実習などを受けながら、宇宙開発の現場に触れ、宇宙についての想いをさらに深くしたようです。
サイエンスキャンプ
2004年7月23日 更新
「プロジェクト研究員」募集締め切り迫る
観測衛星や科学衛星、惑星探査や次世代エンジン、飛行システムなど、52のテーマで優秀な研究員を募集しています。35歳までの博士号取得(見込)者が対象で、執筆した論文の要旨や研究計画書を添え、郵送で応募してください。締め切りは7月31日、25名程度の採用を予定しています。
平成17年度 宇宙航空プロジェクト研究員 ※募集は終了しました
2004年7月20日 更新
「VISIT(ビジット)JAXA」スタートしました
種子島や内之浦のロケット射場をはじめ、全国に広がるJAXAのフィールドセンターに、より多くの方々がお越しいただけるよう、ワンストップで必要な情報にアクセスできる総合案内ページ「ビジットJAXA」を開設しました。
この夏のお出かけプランの検討に、宇宙開発の現場も加えてみてはいかがでしょうか。
VISIT JAXA
2004年7月15日 更新
熱帯降雨観測衛星(TRMM)の運用終了
1997年に打ち上げられた熱帯降雨観測衛星「TRMM」は、当初予定の3年間をはるかに超え、地球上の大気水圏における水循環などについて、膨大な量の貴重な観測データをもたらしてくれました。運用面でも学術的にも大成功を収めた観測衛星といえるでしょう。そのTRMMの運用が、まもなく終了することになりました。
・プレスリリース
・プロジェクト情報 熱帯降雨観測衛星(TRMM)
・TRMM運用の研究成果について[PDFファイル 1.78MB]
2004年7月7日 更新
H-IIAロケット固体ロケットブースタ(SRB-A)
コニカル型ノズル実機大モータ燃焼試験の結果について
宇宙航空研究開発機構は、平成16年 7月7日(水)に種子島宇宙センター竹崎射場固体ロケット試験場において、今後の局所エロージョン等の定量的な評価につなげることなどを目的として、昨年11月29日に打上げに失敗したH-IIAロケット6号機と同一形態のコニカル型ノズルによるSRB-Aの燃焼試験を下記の通り実施しました。
燃焼開始後、約51秒頃からモータノズル部付近から燃焼ガスが漏洩し、燃焼後の目視点検により、モータノズル部に破孔が生じていることを確認しました。今後、この状況等について詳細に調査いたします。
・プレスリリース
2004年7月2日 更新
締切り迫る「小・中学生作文絵画コンテスト」
毎年恒例のこのコンテスト、9月12日の「宇宙の日」に向け優秀作品が発表されます。
締切りは7月16日。全国の科学館で応募を受け付けています。
・募集要項
・「宇宙の日」ふれあいフェスティバル2003 絵画の部
[画像] 2003年 文部科学大臣賞 入賞作品
2004年6月
2004年6月25日 更新
宇宙技術で私たちの生活をより便利・豊かに
宇宙で人間が長期滞在する場合、物質のリサイクルやリユース、とりわけ「有機廃棄物の再資源化技術」は重要な役割を担います。JAXAはこの件に関連する特許の一部を民間企業にライセンスしました。生ゴミやし尿・廃水などを有害物質を発生することなく、最終的に水と二酸化炭素に分解したりすることができる技術で、リサイクル社会の実現に貢献します。
[写真] 有機廃棄物の連続処理装置(模型)
・「有機廃棄物の連続処理装置」の実用化(プレスリリース)
・産学官連携サイト
2004年6月18日 更新
信頼性向上を見据え、先端研究の成果報告会を実施
2004年6月9日 更新
H-IIAロケット6号機 事故原因究明情報
本日、河村文部科学大臣ご出席のもと開催された宇宙開発委員会において、調査部会報告書及び特別会合報告書が、了承されました。
更に、河村文部科学大臣より理事長に対し、報告書の内容を真摯に受け止め、信頼性の高い宇宙開発の実現に向けて、理事長のリーダシップの下、全力を尽くすようご指示がありました。これを受け、当機構では、報告書でご指摘を受けた技術面及び体制面の内容を速やかに実行に移す旨の理事長談話を発表するとともに、理事長以下関係役員の処置を決定致しました。
本件に関しましては、皆様から多くの激励、叱責をいただいて参りましたが、今後とも、打上再開に向けて全力をつくして参りたいと思います。
・理事長談話(プレスリリース)
・H-IIAロケット6号機打上げ失敗等に関する役員の処置について(プレスリリース)
・発表文、宇宙開発委員会報告一覧 (6/9追加)
・H-IIAロケット
2004年6月7日 更新
JAXAの3宇宙飛行士が記者会見、訓練への抱負を語る
2004年6月3日 更新
ISTS(宇宙技術および科学の国際シンポジウム)開催中
24回目を迎える国際シンポジウムが宮崎県のフェニックス・シーガイア・リゾートで開催中です(会期は6日(日)まで)。ISTSは宇宙をテーマとする企業や大学、そしてJAXAの研究者にとっての重要な発表の場であり、今年は惑星探査や宇宙輸送技術など最先端の研究報告が行われています。また、一般来場者向け展示も行われています。お近くの方はぜひお出かけ下さい。
[写真]会場の様子
2004年5月
2004年5月31日 更新
第1回タウンミーティング開催
土井隆雄宇宙飛行士らが参加し、宮崎県都城市で開催された「JAXAタウンミーティング」は、盛況のうちに終了しました。ご参加いただいたみなさま、開催にご協力いただいた関係諸機関にお礼申し上げます。JAXAは今後も、市民の皆様との宇宙活動に関する意見交換の場を設けていきます。
[写真]土井隆雄宇宙飛行士と、的川泰宣教授
プレスリリース
JAXAタウンミーティングの開催について
2004年5月24日 更新
「はやぶさ」地球スイングバイの実施と結果
5月19日に地球スイングバイを行った「はやぶさ」の軌道を確認した結果、1キロの誤差で正確に軌道を飛行していることが確認されました。搭載機器の運用も正常で、小惑星イトカワを目指し飛行中です。
[写真]最接近時刻の直前の日本付近
プレスリリース
宇宙科学研究本部 発表文(PDF)
2004年5月20日 更新
「はやぶさ」地球スウィングバイ成功
5月19日、「はやぶさ」は地球スイングバイにより、小惑星「イトカワ」に向かう新たな楕円軌道に入りました。イオンエンジンによる加速と地球スイングバイを合わせて行なう世界初の技術実証に成功したことになります。
[写真]遠ざかる地球(約9.5万km)
プレスリリース
「はやぶさ」地球スウィングバイの実施について
2004年5月19日 更新
「はやぶさ」地球撮影。大西洋中心にくっきり!
5月19日の地球スウィングバイに向けて、順調に飛行を続けている「はやぶさ」から、新しい地球の画像が届きました。
地球から約29万5000kmの大西洋を中心とした画像です。
最新アニメーション
「はやぶさ」搭載カメラによる日本上空付近(1.8MB)
「はやぶさ」光学航法カメラ(広角カメラ)で捉えた地球(45KB)
2004年5月18日 更新
「はやぶさ」、地球と月を撮影
地球スイングバイに向けて、「はやぶさ」は順調に地球に近づいています。 16~17日にかけて、地球及び月を撮影することに成功しました。
左:「はやぶさ」から撮影された地球
この画像は、5月17日午前3時30分(日本時間)に撮影された、地球の画像です。この時点での「はやぶさ」と地球との距離は約91万キロです。
2004年4月
2004年4月28日 更新
JAXAキッズからのお知らせ
2004年4月26日 更新
「科学技術週間」施設一般公開
科学技術週間(4/12~18)にちなみ、4月24日(土)、25日(日)にはJAXA施設の一般公開がおこなわれました。たくさんの皆様のご来場をいただき、ありがとうございました。
・イベントカレンダー
2004年4月19日 更新
「科学技術週間」施設一般公開
科学技術週間(4/12~18)にちなみ、JAXA施設の一般公開が行われています。また通年で一般公開されている展示施設もあります。「行って、見て、触れる宇宙体験」へぜひ、おでかけください。
24日(土): | 地球観測センター 筑波宇宙センター |
25日(日): | 種子島宇宙センター 勝浦宇宙通信所 沖縄宇宙通信所 増田宇宙通信所 |
・イベントカレンダー
2004年4月16日 更新
「科学技術週間」施設一般公開
科学技術週間にあわせ各地で施設の一般公開が行われます。また通年で一般公開されている展示施設もあります。「行って、見て、触れる宇宙体験」へぜひ、おでかけください。
17日(土):角田宇宙推進技術センター
18日(日):航空宇宙技術研究センター
・イベントカレンダー
2004年4月12日 更新
「科学技術週間」施設一般公開
本日から18日までの科学技術週間にあわせ各地で施設の一般公開が行われます。また通年で一般公開されている展示施設もあります。「行って、見て、触れる宇宙体験」へぜひ、おでかけください。
・イベントカレンダー
2004年4月6日 更新
H-IIAロケット6号機 事故原因究明情報
H-IIAロケット6号機打ち上げについて、JAXAでは現在、原因究明作業を行っています。
JAXAでは、海洋科学技術センター(現・海洋研究開発機構)の協力を得て、3月22日から26日にかけて、有人潜水調査船「しんかい6500」による固体ロケットブースタの探索を実施しました。しかし、得られたデータの解析の結果、固体ロケットブースタの部品は発見できませんでした。
海底の地形や深さなどの状況を踏まえて検討した結果、ブースタのノズル部分を発見できる可能性が極めて低いことから、JAXAでは探索を打ち切ることとしました。
JAXAは今後ともさまざまな機会をとらえ、調査の進行状況や明らかになった事実について、可能な限り皆様に情報を公開していきます。
・発表文、宇宙開発委員会報告一覧
・H-IIAロケット
2004年3月
2004年3月12日 更新
H-IIAロケット6号機 事故原因究明情報
H-IIAロケット6号機打ち上げについて、JAXAでは現在、原因究明作業を行っています。
JAXAでは、海洋科学技術センターの協力を得て、有人潜水調査船「しんかい6500」の訓練潜航期間に、6号機の固体ロケットブースタの探索を実施することとしました。
これに伴い、「しんかい6500」を搭載した支援母船「よこすか」は、3月15日に出港し、3月27日まで探索を行う予定です。
JAXAは今後ともさまざまな機会をとらえ、調査の進行状況や明らかになった事実について、可能な限り皆様に情報を公開していきます。
・発表文、宇宙開発委員会報告一覧
・H-IIAロケット
2004年2月
2004年2月20日 更新
H-IIAロケット6号機 事故原因究明情報
H-IIAロケット6号機打ち上げについて、JAXAでは現在、原因究明作業を行っています。
これまで1/5スケールで行われてきた固体モータの燃焼試験に続き、ノズルの表面後退現象に関する実機大モータの技術データ取得を目的として、2月18日に種子島宇宙センターでSRB-Aの燃焼試験を実施しました。
現在、得られたデータの解析を行っています。
JAXAは今後ともさまざまな機会をとらえ、調査の進行状況や明らかになった事実について、可能な限り皆様に情報を公開していきます。
・発表文、宇宙開発委員会報告一覧
・H-IIAロケット
2004年1月
2004年1月30日 更新
H-IIAロケット6号機 固体ロケットブースタの探索状況について
JAXAでは現在、原因究明の一環として、SRB-Aの探索を実施しております。これまでの探索の結果、探索海域にSRB-Aが水没している可能性が高いと考えられるため、より詳細な探索・回収作業が可能な水中ロボットを搭載した探索・回収船を2月2日に横須賀新港より出港させることとしました。探索で撮影された画像をはじめ、調査の進行状況や明らかになった事実について、可能な限り皆様に公開していきたいと考えています。
・発表文、宇宙開発委員会報告一覧 (1/27追加)
・H-IIAロケット
2004年1月22日 更新
「H-IIAロケット6号機」失敗の原因究明について
JAXAでは、海洋科学技術センターの協力を得ながら「SRB-A」の探索を実施してきました。これまでの探索で、事故発生部位と思われる「右側SRB-A」の部品らしき物体を、多数発見することができました。今後は作業の目的を「探索・回収」へと一歩進め、より高性能の水中ロボットを活用するなどして、当該海域での作業を継続します。 JAXAは宇宙開発委員会への報告などの機会をとらえ、調査の進行状況や明らかになった事実について、可能な限り皆様に情報を公開していきたいと考えています。
・発表文、宇宙開発委員会報告一覧 (1/22追加)
・H-IIAロケット
2004年1月16日 更新
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野口飛行士の記者会見が1月16日、JAXA i(JAXA東京事務所)で行われ、スペースシャトル飛行再開へ向けた、ジョンソン宇宙センターでの活動や訓練の模様がビデオで紹介されました。以下のビデオ映像は、記者会見で紹介された、無重力フライトでの「タイルリペア訓練」やデジタルカメラ・ビデオカメラを使った撮影訓練の模様で、野口飛行士自身による解説も含まれています。ぜひ、ご覧ください。
2004年1月5日 更新
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スペースシャトル飛行再開後の初フライト搭乗に向けアメリカで訓練を続けている野口聡一宇宙飛行士から、電子メールで「年頭所感」が届きました。1996年にミッションスペシャリスト(MS)候補者に選ばれてから8年目の今年は、野口飛行士にとって非常に重要な年となります。「大勢の人たちの努力によって有人飛行が支えられていることを痛切に感じ」「日本人として貢献できることを幸せに思う」「日本の“匠”の心意気を持った宇宙飛行士として」といった言葉の端々に、そうした思いが込められています。